解説特集『新たなステージに入った航空宇宙産業における非破懐検査技術者認証』

 日本非破壊検査協会(JSNDI)の機関誌2020年1月号が発刊されました。

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 表紙はノンディーちゃんのイラスト。シンプルですね。本号の解説特集は『新たなステージに入った航空宇宙産業における非破懐検査技術者認証』です。2017年6月に日本航空宇宙非破壊試験委員会(NANDTB-Japan)が発足をして、その下での非破壊検査技術者認証のための講習と試験が始まりました。本特集は、この活動の内容を広くお知らせすることを目的としています。

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今年の『かたちのココロ』その1、ドイツケルン訪問

 2019年ももう数日となりました。今年ものんびり過ごすという願いはかなわずに、あわただしく過ぎ去ろうとしています。今年は、特に数年前から始めている航空宇宙産業における非破壊検査員の育成の仕事と、仕事とは言えないのですが日本刀に関する研究が、大きな位置を占めたような気がします。

 2月には、ドイツへ行きました。ボーイング787に乗って、シベリアを横断してデュセルドルフ空港へ降りて、ケルンへ行きました。

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初めての欧州訪問でした。航空機に関連した超音波探傷のお仕事でした。人脈も見分も広がったのですが、具体的な内容はここに書くわけにはいきません。

 宿泊したホテルのすぐ近くに、ケルンの大聖堂がありましたので行ってきました。何といえばよいのでしょう。本物を見れてよかったという感想です。

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アルキメデスの原理を学んだ金塊詐欺集団とゴールドテスター

 12年前に書いた記事の続編です。12年前の記事では、金の中に密度(比重)の違うものを入れると、アルキメデスの原理によって見破ることができるけど、金と密度(比重)がほとんど同じならアルキメデスの原理では見破るのが難しくなります。そこで金塊の中にタングステンを入れた詐欺グループが出現したという話でした。

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 それに対して、超音波を使ったゴールドテスターが開発されたというところまで書きましたが、どうしてタングステンが入っていることが超音波でわかるのかについては、書いていませんでした。 

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ボーイング737-Max生産中止へ‼

「米航空機大手ボーイングは16日、2度の墜落事故を起こして運航停止中の最新鋭機「737MAX」の生産を来年1月から停止すると発表した」とのニュースが流れています。

 今月12日のニュースでは、『ボーイング工場内の「警戒すべき混乱状態」によって品質や安全性が損なわれたことと関連がある』というボーイング社のコメントが報じられていたいたけれど、「工場現場の混乱」が原因なら生産停止になどならないでしょう。重大な設計ミスがあり、大幅な設計変更をしなければならない事態であった、とみるのが妥当と思います。それで2機墜落している。英国のコメット機の墜落事故を想起させられます。

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『トコトンやさしい 航空工学の本』増刷 8刷目

 『トコトンやさしい 航空工学の本』(日刊工業新聞社)が増刷になり、見本本が送られてきました。2010年3月に初版1刷が発行されてもうすぐ10年で、今回が8刷目になります。

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来月号のJSNDI機関誌特集は『新たなステージに入った航空宇宙産業における非破壊検査技術者認証』

 日本非破壊検査協会(JSNDI)の機関誌11月号が届きました。今月号の解説特集は『光超音波3Dイメージング技術の開発』です。Img_6655

 目次ページの右下に、来月号の解説特集の予告が載っています。

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朝ドラ『スカーレット』の喜美ちゃん

 東京で仕事をしています。超音波探傷の講習会で実習指導員をしています。

 朝、NHKの朝ドラを見て仕事に行きます。今やっているのは『スカーレット』。主人公の喜美ちゃん、いいキャラクターですな。そばにあんな女性がいたら惚れてしまう。

 いま自分の道「陶芸」を見つける場面をやっています。自分の道を見つける過程では、皆いろいろありますよね。実は、私も一時期陶芸の道に進もうと本気で考えた時期があります。いろいろあって諦めて、今は超音波探傷・非破壊検査の道で生きています。

 オープニングの手回し轆轤の上でのクレーアニメーション、なんかね気持ちが沸き立つものがあります。回転する轆轤の上に、いろいろなものができてくることの楽しさをよく表現しています。

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NAS410に基づく非破壊検査技術者認定試験始まる

11月8日、私は朝品川駅から新幹線に乗って神戸に向かいました。

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良いお天気で、頂上付近わずかに冠雪した富士山、美しかったですね。

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京都では、東寺の五重塔のシルエットが青空にくっきり浮かんでいました。

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非破壊検査での合否判定基準は手順書を作成するレベル3が設定するものなのか?

 少々驚いた情報が入ってきました。日本非破壊検査協会(JSNDI)が実施する非破壊検査技術者技量認定試験の中で、レベル3技術者の2次試験ではF問題といわれる手順書に関する問題が課せられます。ここが難関だといわれています。

 私のもとに質問が来ました。『浸透探傷試験(PT)レベル3の2次試験のF問題で、ここ数年立て続けに「合否判定基準を各自設定せよ」問われ方をしているので、どのように答えたらよいのか?』という質問です。私は耳を疑いました。出題側の仕様書に「合否判定基準」が示されていないのかと問い返しましたが、無いようです。受験者(手順書を作るレベル3という想定)が自分の判断で合否判定基準を作れということのようです。ものは毎回違うようで、2019年春ではφ30×H40㎜のTi-Al製自動車用ターボチャージャーのタービンだったとのことです。

 例えば「長さ2㎜を超える線状指示模様は不合格」と書いたとしたら、これは正解なのでしょうか?「長さ0.2㎜未満の割れは合格」としたらどうでしょう?

 何をもって正解不正解を判断するのか、私の常識では全くわかりません。私が受験者であれば、「示された情報の範囲では合否判定基準を定めるには十分ではないが、それ以上にまた手順書を作成するPTレベル3には合否判定基準を決める技量は求められません」と書くでしょう。私は不合格になるんですかね?

 PTレベル3のテキストを見たら、

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 こんなのがありました。驚きました。PTレベル3のテキストの筆者は『手順書』を「社内文書」としています。もしかしたら、PTレベル3の試験問題を作っている人も同じ認識を持っているのかもしれません。おそらく『手順書』と『NDT指示書』の区別がついていないのでしょう。だとすると「手順書」というものを知らない人が手順書に関する出題や採点を行っているのではないのか?とんでもないことです。

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3年前のシカゴオヘア空港

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 3年前の11月4日、米国シカゴにあるオヘア国際空港から帰国の途につくところでした。写真はパステルカラーがお洒落な地下通路です。出発したのは10月29日。その前日(28日)にオヘア国際空港で、離陸滑走中のアメリカン航空383便(ボーイング767-300)でGE社製ターボファンエンジン CF6-80C2B6のタービンディスクが破壊して、主翼を突き抜け火災となる事故がありました。脱出の際にけが人が出ましたが、死亡事故にはなりませんでした。

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 この写真を見ても、死人が出ていないのが奇跡的といえる事故でしょう。

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«航空機産業向け非破壊検査超音波探傷(UT)講習、2回目終了