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米国のつまようじブリッジ(2)

昨日も書きましたアトランタでのつまようじブリッジイベント(Toothpick Bridge Building Event )についてです。

吉田先生はボランティアとして運営に参加しましたが、ボランティア用の説明書には次のように太文字で書いてあったそうです。

This is NOT a CONTEST.
This is NOT a COMPETITION.
There are NO loser.

勝ち負けを決める競技会ではない、ということです。EventであってContestやCompetitionではない。えっ、じゃぁどんなEventなんだ、ということになりますが、要するに記録会ということですね。「付属の装置にエントリー用紙を差し込むと荷重の計測値が自動的にプリントアウトされる仕組み」で、参加者は作ってきたつまようじブリッジを壊してもらい、その記録の証明書とTシャツををもらうということです。

Bcat4 「Tシャツの胸には大会ロゴやスポンサーマークとともに『They broke my bridge.』と書かれています.」

こういうくすっと笑わせるセンスは、日本にはあまりないかもしれません。

敗者を作らない、という考え方は一つの見識でしょうが、競うからこそ面白い、悔しいこともバネになる、と私は思います。なにか、デパートの休憩室においてある血圧計で血圧を計って、プリントした紙をちぎってくるような、そんな淡々としたEventのようにみえます。血圧を測定したい人が集まってきても、そこに勝者も敗者もないでしょう。ワッ!という盛り上がりもなければ、知的な興奮もありません。血圧を計って興奮もないか(笑)。

私は、勝負をする競技会にこだわりたいですね。それでも、入賞者以外に対するサービスとして「記録証明」を出す、というアイデアはいただきです。

参加賞がTシャツというのはいいなぁ(どこかスポンサーになってくれるところありません?)『They broke my bridge.』でbrokeの主語は一人称にしたいな。壊してもらったのではなくて、自分が壊してみた。「奴らが破壊の目撃者さ」なんてのはどうだろう。

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