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2006年11月

トロコイドポンプのアニメ

Cimg0381 機械の機構の中には、面白い形がたくさんあります。インボリュート曲線を使ったコンプレッサー(スクロール圧縮機)の例をデハボ1000さんが紹介してくれました。アニメがこちらにあります。

Cimg0120 内接型のギヤポンプであるトロコイドポンプも、面白い形をしています。J34ターボジェットエンジンに搭載されているポンプを使って、アニメーションを作ってみました。

Tp3 左の画像をクリックしてください。アニメーションになっています。

Trochoidデジタルカメラを10月に購入したときから、こういうのを作ってみたかったのです。これまで、CGで作った画像でGIFアニメを作っていました。クレーアニメの作り方をTVで見て、何かでやってみようと思っていました。

三脚を立てて撮影しましたが、少しぶれています。カメラの固定をもう少しきっちりやる必要がありそうです。

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「水からの伝言」に騙されないためには・・・

江本勝氏が「水からの伝言」や「水は答えを知っている」で展開している『「ありがとう」とかの言葉では美しい結晶になり「ばかややろう」とかの汚い言葉では醜い結晶』になるという説に対して、ニセ科学であるという指摘がされています。

科学の側からの反論ではなくて、芸術家(表現者)の側からの反論をcorvoさんが宣言しましたが、『「水からの伝言」まとめ2』で実に明快にそして美しく展開されています。

単色では汚いようにみえる絵の具が、絵として構成されていく中で重要な役割を果たしていく過程が、corvoさんのパレットと描き上げられていく恐竜の絵とともに公開されています。

綺麗な言葉と汚い言葉を振り分けていくことの不毛さを絵の具に置き換えて、説得力があります。表現者ならば、江本氏の説の危うさに気づくべきだと主張しています。

最近知りましたが、江本氏のこの説は、こんな商売と直結しています。実にうまく仕組まれているという感じがします。この手の商売は、過去にもありましたしこれからも出てくるでしょう。これを見破る知性と感性とは、という観点で鴉工房での議論を興味深く読ませてもらいました。

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マスコミと科学技術

昨日夕方NHKが第10回つまようじブリッジコンテスト」の様子を放映しました。

熱心に取材をしていただき、5分間に渡って紹介してくれました。学生たちがコツコツと10日間をかけて作り上げたブリッジを壊している、その積み重ねられた努力とコンテストを楽しんでいる様子は伝わったでしょう。それで十分です。

毎年マスコミの方が、興味を持ってくれて記事にしたり映像にしたりしてくれています。「つまようじと強度」というミスマッチには関心をもってくれるのですが、そこからこのコンテストをどう伝えるか、という点ではいつも難しさを感じています。私の力不足を反省しています。

私のコメントも「軽くて丈夫は矛盾すること。この矛盾をアイデアと技術で解決する。航空機やエンジンにとっても重要なこと。」以上のことは、たとえ話してもオンエアになったことはありません。まぁ、トラスだの曲げモーメントだの座屈だの断面の形状などは、多少表現を工夫したとしても、一般に通じる言語ではないでしょう。秒刻みの時間枠の中でこれらを分かりやすく説明するなど至難の業です。

面白かったのは、昨年のSTV(NTV系)の「ズームイン!!SUPER」に出演したときのこと。「つまようじブリッジ」のレギュレーションのひとつである「作品の総重量100グラム以内」の100グラムがいかに軽いかを伝える方法が検討されました。

最初、作品が100グラム以内であることを計ってみせる、だけでは分かりにくいという話になりました。

身近なもので100グラム程度のものはないかとなり、私が「携帯電話がほぼ100グラム」との情報を出すと、比較対象として使うことになりました。比較するための道具として学校にある天秤はかりを使うことになりました。

実際の番組では、こうなりました。

女性キャスター(内山さん)が、「この橋、100グラム以下ととっても軽いのです」といって、まず携帯電話をデジタルのはかりの上に載せて「100グラム」であることを確認します。それから、天秤はかりのお皿の上にブリッジ作品を載せて、次に携帯電話をもう一方のお皿に載せます。携帯電話のほうがガタンと下がったところで、「ほら、こんなに軽いのです・・。」

視聴者に100グラムの軽さを伝えるために、ここまで手の込んだことをするのかと、驚くやら感心するやら。

異なる分野の専門家が頭を回して工夫しているのを見ると、もちろんそのすべて肯定して受け入れるわけではありませんが、刺激になり勉強になります。

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アンモナイトをCGで

対数螺旋で遊んでいます。アンモナイトの様々なパターンををコンピュタグラフィックで作ってみたいと、時々試みています。

Shade 私が持っているソフトはShadeです。自由曲面のユニットを作って、一定の倍率で回転コピーを繰り返すことでできました。もっとうまい方法があるでしょうか。

Ammo_image_1三角形の2辺の比と同じ比の相似三角形を積み重ねることで対数螺旋が作れる、という「Spiral」で使った手法の応用でそれらしく描くことが出来ました。

縦断面はできますが、横断面は隔壁ができていないので、まだできません。

少しずつやっていきます。

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「水は答えを知っている」科学?神秘?

わが居住地域も、昨晩今年初めての積雪になりました。やっと冬将軍の到来です。11月に入っても生ぬるい日が続いて、正直気色が悪かったのです。(先週の科学の祭典は好天でよかったのですが・・・)

もう少し寒くなると、風のない夜にしんしんと雪が降り積もるときがあります。夜遅く帰宅すると、我が家の小さな庭が家からもれ出るわずかな光に反射する雪の結晶で、きらきらと輝いているときがあります。おもわず30分近く見とれることがあります。積もってすぐにかたちを崩し始める儚さとその美しさに、その場をはなれ難い気持ちになるのです。私は、雪の結晶のファンです。

江本勝氏の「水からの伝言」が、ニセ科学ひとつの代表例としていくつかのサイトで取り上げられています。

Mizu 私は、江本氏の著作「水は答えを知っている」を持っています。本屋で手に取ったときに綺麗な結晶の写真が豊富に掲載されていましたので、迷わず購入しました。家に帰って読んでみると、これはトンデモ本だと分かりました。

「ありがとう」とかの言葉では美しい結晶になり「ばかややろう」とかの汚い言葉では醜い結晶になる、という主張が多くの写真と対にされて延々と繰り返されています。

少しでも実験をしたことのある人ならすぐに気がつくことですが、いっぺんにこれほどの成功事例あるはずがないということです。これを事実というのならば、事例とともに再現性についての記述があるべきです。仮説どうりになるときの条件と、仮説どうりにならない場合の条件が示されなければなりません。江本さんの本では、それなしに、「世界が注目・・・」と「××博士」が登場してきます。これは、根拠のないことを信じさせるときの常套手段。私は、例証と「外国でも・・・」と「権威ある博士によると・・」の組み合わせが出てくると、いったんその主張は私の頭の中の「インチキ」フォルダーに格納することにしています。

江本さんの説には、色々な反論がありますが、私は小田隆さんのこの反論が核心をついていると思います。

「美しい音楽を聞かせると、美しい結晶ができるという主張もあるようですが、日常的に極めて汚い言葉を使っていたモーツアルトの音楽での効果は、いかほどのものなのでしょうか」

シェークスピアの戯曲の上に載せると、どんな結晶ができるのかも知りたいところです。

「水からの伝言」に対する科学者としての反論としては、田崎さんという方のこちらのページが正当なものだと思います。

ただ私は、世の中で科学的事実が認識過程を捨象して、体系として結論だけが教えられていることにも科学者は眼を向けてほしいと思います。極端になると例示だけで説明を済ませていることもあるでしょう。

例えば水の電気分解。「マイナス側にたまった気体に火をつけると“ポッ”という音がする。水素であることが分かりました」という説明に、「どうして“ポッ”という音がすると水素だといえるのですか」という疑問に教師は答えてくれない。場合によっては、授業妨害者として排除されるのです。本当に水の電気分解ができるのかと自分でやってみると、できない。調べてみると学校でやった実験は、水酸化ナトリウム水溶液の電気分解であったことを知り、やる気をなくす少年もいるのです(誰のことでしょう?)。「水は電気分解される」という科学的事実を、しかしあの程度の実験で信じた人には、江本さんの「実験」も説得力を持つだろうと私は考えますが、いかがでしょう。

人はどこかで「神秘」を信じたい。そこに「美」と絡めて「科学」の装いをして色々なものが登場しています。「自然の中の黄金比=神秘」説もそのひとつでしょう。

科学的な装いを凝らした神秘を語らなければならないような「数学」も「道徳」も「美術」も、もうそれ自身が腐っていると私は思います。

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NHKで

11月27日(月)17時10分から18時の間に、約5分間放映になると連絡がありました。「ほくほくテレビ」という番組です。北海道地域限定です。(番組のページを見たら予告が入っていました)

19日のブリッジコンテスト当日には、永井キャスターも会場に来て始めから終わりまで熱心に取材をしていきました。

Nhk1 左の写真は、圧縮部材が座屈で壊れる様子です。学生とともに永井キャスターが写っています。

ブリッジコンテスト終了後にビデオを分析します。面白いと思うのは、壊れたときの人の表情がいつも何か嬉しそうなのですよね。笑顔になります。これは、自分が作った作品のときも同じです。

人間心理の深い部分に触れているような気がするのは私だけでしょうか。写真をクリックしてください。アニメになっています。永井さんもなぜか嬉しそう。

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小中学生用レギュレーション

つまようじブリッジコンテストと同等の作品を、例えば中学校で作ってみようと挑戦して挫折したという話をよく聞きます。600本を越すつまようじの両端を切断するだけでも、相当な時間+忍耐力が必要です。仮に作れたとしても、今度は強度の高い作品を壊すための競技台を作る必要が出てきて、どこでもできるわけでありません。

Cimg0300そこで、「つまようじブリッジコンテスト」を小中学生でもできるように、レギュレーションを考えました。「miniTBC.pdf」をダウンロード (pdfファイルです)

Cimg0293 米国の小中学校で広く行われているレギュレーションをベースにして、私のところでの経験から若干アレンジをしています。

Cimg0310 今回「青少年のための科学の祭典 千歳大会」では、このレギュレーションを発表して「作り方教室」を実施しました。学生3名(その後のコンテストで優勝したチームです)が指導に当たりました。

熱心な小中学生が詰め掛けて、「休憩が取れなかった」と嘆くほどでした。

「中学の理科クラブで取り組んでみたい」という声も聞けて、嬉しかったです。できて破壊試験をしたら、ぜひ写真をメールででも送ってほしいです。WEB上でのコンテストができるかも知れません。

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ブリッジコンテスト in 科学の祭典

「青少年のための科学の祭典 千歳大会」の中で、つまようじブリッジコンテストの決勝戦を行いました。

Cimg0297 左の写真は、お客さんが入る前です。全体を見ることができます。千歳市民文化センターの視聴覚室を使わせてもらいました。当初はロビーに設けられた特設ステージで行う予定でしたが、下の階でピアノの発表会をやっているということで「大きな音が出ますか?」と聞かれて「静かにやります」とはいえませんでしたε-(´。`)。

Cimg0321 午前中は、小中学生を対象に「つまようじブリッジ」の作り方教室を開催しました。(この件は、明日詳しく書きます)

Cimg0325 コンテストの開始直前です。私は、これ以降写真を撮っていません。気がついたらこの1枚だけρ(・・、)。

昨年に続いて、こちらのサイトに助けられています。

NHKのテレビクルーが入って、カメラをセットしています。「ほくほくテレビ」の永井キャスターも来ていました。ディレクターの大海さんは工学部出身のものづくり大好き、という方。話が合いました。

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アーチの座屈

ブリッジコンテストも終わり、今日は平常授業。明日からの非破壊検査資格の北海道地区実技試験会場になっているので、会場のセッティングをしました。明日は放射線透過試験・22日と23日は超音波探傷試験のレベル1とレベル2です(勤労感謝でお仕事ですな・・・)。

Winner 左の写真は、今年度優勝作品が250キロに耐えて、260キロに挑戦して壊れる直前のものです。

さすがに決勝ともなると、脚やヘッドのつくりの悪さで壊れるのは少なく、ほとんどが圧縮部材の座屈によって壊れています。

Buckling_arch アーチで挑戦した高校生の作品は、70キロの荷重に耐えて90キロをかけたところで、アーチの座屈の見本のような壊れ方をしました。簡単なgifアニメにしてみました。左の写真をクリックしてみてください。

これから、3年生の学生と壊れ方の分析をしていきます。

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ブリッジコンテスト 会場の様子

会場に来ていた札幌のO先生が、ブリッジコンテストの様子を写した写真を早速UPしてくれました。こちらです。綺麗にまとめています。う~ん、手際が良いですね。

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速報 250キロのかべ

「第10回つまようじブリッジコンテスト」終わりました。航空技術工学科2年 磯崎・十良澤・神藤チームが、昨年とタイ記録250キロで優勝しました。260キロに挑戦している途中で壊れました。このチームは、試作品で非公式記録で270キロを出しています。非常に悔しがっていました。

このほかにも、250キロ以上の荷重をかけて新記録に挑戦したチームが計3チームありましたが、新記録ならずという結果です。

250キロがひとつの壁になっているかもしれません。今年は、レギュレーションを変えて、中央部にボルトを通す穴を開けなければならなくなりました。これが効いているかも知れません。これから分析していくと、色々なことが分かってきます。

高校生部門では、130キロの大記録が生まれました。U1さん・Nさんの作品です。

NHKが取材に来ていました。「ほくほくテレビ」で特集を組んでくれるようです。放送日が分かったらお知らせします。

後片付けを終えて、ぐったりきています。画像を取り込むケーブルを持ってかえり損ねました。

青少年のための科学の祭典千歳大会は、好天も幸いしてにぎわっていました。3600名の入場者があったそうです。

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科学の祭典 千歳大会案内図

昨日会場の準備をしてきました。家にたどり着いたのは9時でした。

私のところでは、競技台を製作したH君・Y君が会場のセッティングに汗を流してくれました。彼らにとっては、この半年間苦労をしてきた500キロ仕様の競技台の仕上げの舞台でもあります。司会のA君とG君も様子を確認に来てくれました。

JALとANAの航空教室のセッティングも私のところで担当しました。ANAさんが、ジャンボジェット旅客機の大きなモデルを持ち込んでいました。ANAさんの出番は13時ですからそれまでの保管をどうしようかと悩んでおられたので、私のところの会場に保管することにして、会場のシンボルのようにデーンとおいときました。JALさんのモデルもあるとバランスが取れるのですが・・・。

実行委員以外には千歳科学技術大学の学生さんも会場作りに汗を流していました。

19時からの音響チェックには、絵本パフォーマンスの岸田典大さんもきていました。面白い方ですね。歌って踊ってのショーがある科学の祭典、面白くなりそうです。

青少年のための科学の祭典千歳大会は、千歳市民文化センターで本日10時開場です。入場無料。

会場案内図をアップしておきます。「会場案内図」をダウンロード

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アーチで挑戦

いよいよ明日になりました。今日は、千歳市民文化センターで準備作業です。

Cimg0246 つまようじブリッジコンテストに高校生がエントリーしていますが、その中であえてアーチ形状で挑戦している高校生がいます。左の写真がその作品です。姫路飾西高校のO君とG君です。

Toothpick_bridge_arch かつて、私のところの学生で、やはり逆Vが主流となりつつある中で、あえてアーチで挑戦した学生がいました。左の写真です。手先が器用で、工作の得意な学生でした。アーチを精度良く作成したら、何キロまで耐えられるのかを試したい、ということでした。そのときの記録が105キロ、優勝耐荷重の120キロには及びませんでしたが、大健闘でした。アーチ形状では、これ以上の記録は出ていません。

こういうトップ狙いではない挑戦も面白いと思います。

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第1回 科学の祭典 千歳大会

11月19日(日)に「第1回 青少年のための科学の祭典 千歳大会」が千歳市民文化センターで開催されます。私も実行委員としてお手伝いをしてきました。実行委員会では、皆初めてのことで、すべて手探りでした。さて19日の本番、うまくいくのでしょうか。

千歳科学技術大学などが行う「光で音を送る」「夕焼けはなぜ赤い」などのミニ実験が約30種類。千歳化石の会のアンモナイトのクリーニング体験には、90個の本物のアンモナイトが用意されているそうです(私もやって見たい ついでに対数螺旋を調べたり・・・)。「日本野鳥の会」や「さけのふるさと館」も出展して、物理・化学以外の分野があるのも特色のひとつです。

ステージ展示としては、JALとANAによる「航空教室」が開かれます。千歳は、空の街でもあるところから、航空会社が協力してくれました。岸田典大さんの絵本パフォーマンスもあります。

そして私のところの「つまようじブリッジコンテスト」 決勝戦。予選を通過した14組の決着をつけます。昨年の記録250キロを越えることができるでしょうか。高校生部門を今回新たに設けて、4組8名が作品の強度を競います。14時から、どなたも無料で見学できます。

会場では、小中学生用の「ミニつまようじブリッジ」のレギュレーションを発表し、制作体験コーナーをブースとして設置します。そこには「つまようじブリッジコンテスト」過去9年間の優秀作品も展示します。

Cimg0279 過去小学生が作った「ミニつまようじブリッジ」の作品を展示します。これまで「つまようじブリッジ」の報道などに触発されて夏休みの工作などで作ったという作品です。右の作品はそのひとつで、現在は中学生のTAKUYA君の作です。よくでできてますね。

Cimg0276 ゴジラもTAKUYA君が作りました。つまようじブリッジには、小さな要素を積み重ねるため、作る形に自由度がある、という特長があります。それを延長すると、「つまようじ工作」といった分野もありえそうです。出来合いのキットやプラモデルではなく、自分の頭で構想したものを創りあげていく、つまようじという日常のものが変身していく楽しさがあります。

小中学生でボクも私も作ったよ、という人がいましたらぜひ持ってきてください。

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対数螺旋の定数を簡単に調べる

Asp4 対数螺旋は、曲線の接線と中心から引いた線とのなす角が一定になっています。そのために、等角螺旋とも呼ばれます。

対数螺旋にとって、この一定になる角度、右の図でいえばbの値が曲線の性質を決めます。

Leq この対数螺旋は、XY座標ではなく、中心からの距離(r)と角度(θ)で示す極座標で表すほうが簡単になります。右の図に対数螺旋の極方程式とその図解を示します。

アンモナイトやオウムガイの殻は対数螺旋になっていることが知られていますが、これを実際に調べる方法は、簡単ではないように見えます。

いくつもの対数螺旋をパソコンで描いてOHPシートにプリントして合わせてみる、という方法で調べているかたもいます。

Sp0eしかし、調べる対象物を写した写真と、平行線を引ける道具、それに分度器さえあれば、簡単に調べることができます。

中心を通る直線を引いて180°反対の側にある対数螺旋上の点での接線は平行になることを利用します。

① まず、平行線を引けるように三角定規を二枚用意します。

② 適当な位置に接線を引きます。そのままずらして行き、反対側に接線を引きます。

③ 接点に点を描いて、接点同士を直線で結びます。このとき接点を越えてこの直線を延長しておきます。

④ 可能であれば、位置を変えて①~③を繰り返します。

⑤ ③で引いた直線と、①②で引いた接線とのなす角を分度器で測ります。

Lsp おまけでついてくるようなペイントソフトを使うと、もっと手軽にできます。右の図をクリックしてみてください。Windowsについてくる「ペイント」で試してみた過程を、アニメーションにしています。欄外に適当に直線を引いて、コピー&貼り付けをしています。

Ammo01実際の、アンモナイトの写真で試みたのが、右の図です。

この方法の問題点は、

曲線が少なくとも半周以上なければできないことと、分度器で計るために精度が1度程度になることです。

Spiral」は、パソコンが必要ですが、上の方法よりは使いやすいと自負しています。

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つまようじブリッジ 予選結果

昨日、第10回つまようじブリッジコンテストの予選が開かれました。

33チームが参加して、100キロの荷重に耐えた14組が決勝に進出することが決まりました。

5年前には、100キロの壁を越えられるのか、固唾を呑んで見守ったものです。今でも、100キロを超えるのはたやすいことではありませんが、超えてもそう驚くことはない記録になりました。

決勝は、11月19日(日)千歳市民文化センターで14時からです。どなたでも見学できます。100グラム以内で作ったつまようじの作品が250キロを超える荷重に耐えることができれば新記録です。

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動画を貼り付ける

YouTubeの動画をブログに貼り付けてみる実験です。先日紹介した競技台試験時の動画です。

うまく見ることができるでしょうか。

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製作大詰め 遊び心も

つまようじブリッジコンテストに向けた作品の製作も大詰め。残すところ1日となりました。

2006bridge1 夜になっても、競技台で最終的な調整を行っています。傍らでは、次週に迫った非破壊検査資格の実技試験に向けて練習で現像剤をかけているもの、超音波探傷の探触子をこすっているもの、実習室は暗くなってからもにぎわっています。

2006bridge そんな中で、遊び心も。「航空専門学校で何故ブリッジ?」というよくある疑問に答えようとでもいうのか。骨格の部分は、強いとされている今のトレンドに乗りながらも、あくまで飛行機にこだわり、エンジンだってちゃんとあるぞ、ということでしょうか。まぁ、100グラム以内で規定以外の材料を使わなければいいけれどね。

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高校生のエントリー

第10回目を迎える「つまようじブリッジコンテスト」に高校生のエントリーがあり、本日作品が郵送されてきました。

「自然科学探求」の特別活動の課題のひとつとして「つまようじブリッジ」に取り組んでこられた、兵庫県姫路飾西高校の生徒さん4組8名(+顧問の山本先生)です。

作品それぞれに味があります。なにを重視したか、なにを懸念したか、作品の弱点をどこに見たか、弱点をどのように補ったか、そしてなにに苦労したか、作品自体が雄弁に物語っています。

Hyg1 その中でも、私のお気に入りが写真の作品。U2さん・Tさんの共同作品、ということです。うちの学生が作ったことがない形です。この作品、どのくらいの荷重に耐えるのか、どこから壊れるのか、想像と推理を楽しんでいます。

「つまようじブリッジコンテスト」に参加できる作品を作るには、構想力やアイディアだけでなく、単調な作業も手を抜くことなく丁寧にやり遂げる忍耐力も必要です。作品を最後まで完成させるのは大変、という声をよく聞きます。よくここまでやりました。

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動画を簡単にUP

271828さんに教えてもらったYou Tubeに、新しい競技台の試験をかねた破壊試験の様子を撮影したビデオ画像をアップしてみました。

これまで、動画の掲載などはサイトに許された容量からして無理と思っていましたが、これならいけますね。

面白いと思ったのは、タイトルやキーワードで関連した画像の情報が現れることです。

そこで拾った画像を紹介します。

どこかは分かりませんが、高校らしい。17歳の人が自分が作ったブリッジへの載荷の様子をUPしています。でも、これ危ないわ。このコンテストの錘の載せ方と同じですけれどね。

イリノイ州の女子高校生の映像です。Bridge Contest 2006。BGMまでつけて作品として仕上げています。材料はつまようじにも見えますが・・・?

Mid-Coast School of Technologyで行われたバルサを使ったブリッジコンテスト。壊れ方がいろいろあって面白い。

University of Southern California で行われたSpaghetti bridge contest。錘が足りなくなって、近くにあった工具などをバケツに放り込んでいますね。私のところでも、7年前にバケツを吊り下げていたときに、用意した錘が足りなくて電話帳や消火器を入れたことがありました。なんだか懐かしい感じでした。

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つまようじブリッジ 新記録の予感

Cimg0224第10回つまようじブリッジコンテストに向けて、作品の製作が始まりました。

本年度は、競技台を改良したためレギュレーションを変えて、作品中央部にボルトが通る穴を開けなければなりません。このことが強度に影響することが考えられ、場合によっては、これまで続いてきた毎年の記録の更新はないことも想定していました。

昨年度の記録は、250キロ。これは、現場での感覚では、とんでもない迫力の荷重です。

Cimg0216新しい競技台の製作も大詰め。2年生が、試作品を壊しても良いからと持ってきました。こちらも、競技台の最終チェックにもなるので、荷重をかけてみました。

すると、あっさり昨年の記録である250キロをクリヤーして、270キロまで耐えました。280キロの錘を架ける過程で壊れました。これは、公式記録にはなりません。このサンプルとして壊した作品は、昨年度の作品を強化して改良したもの。今年の作品は、すでに色々な工夫が出てきています。今年も新記録続出の予感がします。

こちらに動画をアップしました。

競技台も、若干の改良点が見つかり修正しました。昨年より安全性が高まったという印象です。壊れるときの迫力も損なわれていない。よしよし。

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ブログへのアクセス

ココログのアクセス解析が、今日突然変更になり、すごく詳しくなっていました。

この1ヶ月での、アクセス総数は4,401(日平均: 147)、訪問者数2,019(日平均: 67)、ずいぶん多くの方に来ていただけているのですね。ありがとうございます。

アクセス数の多いページ(以下トップページを除きます)

1位 TVチャンピオンでブリッジコンテスト

2位 ダ・ヴィンチ・コードと黄金比の嘘

3位 ジェットエンジン

4位 黄金比 調べること

5位 応力拡大係数と破壊靱性値を理解するソフト

これ以下も「黄金比」に関するページが上位にいます。

これとは別に、滞在時間が長いページランクもありました。

1位 コンピュータでお絵かき

2位 米国のつまようじブリッジ(3)

3位 パルテノン神殿は黄金比に基づいて建設されたのか?

なるほどね。ブログは、読んでくれるかどうかを気にすることなく書きたいことを書く、ということができる場所で、そこが面白いと思っています。けれども、なにがよく読まれているのかという情報を知ることは、鏡で自分の表情を見ることに似て、時々はやったほうが良いのかもしれません。

アクセス地域のランクもあリました。このブログは、1位東京、2位北海道、3位愛知、4位兵庫、5位埼玉、でした。

いたずらか妨害としか思えないコメントが集中するページがあります。「韓国旅行(2) イミテーション」 何ででしょうかね。ともかくしつこい。いたずら・妨害・勧誘目的のコメントやトラックバックは管理者の責任で削除しています。

対数螺旋の滑り台」で、一気にブログランクで2位に浮上しました。

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久しぶりに風邪を引いてしまいました。今夜はこれで、おやすみなさい。

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