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紫外線でニセ札鑑定

Cimg0403 明かりを落として1万円札を紫外線照射灯で照らすと、印鑑の部分が黄色に光ります。また、福沢諭吉さんの右背後ほか数箇所が光ります。もしそうならなければ、偽札です。

インクに蛍光物質が入っています。

Spec 人間の眼に見える可視光線は、波長が400~800nmの範囲にある電磁波です。400nmより少し波長の短い電磁波は、紫外線と呼ばれて、人間の眼には見えません。

蛍光物質は、紫外線を受けると波長を長くして可視光線の範囲に変えて反射します。暗い環境では、そこだけが怪しく光ることになります。

例えば、お札をスキャナーで画像として取り込んで精巧に印刷したとしても、紫外線照射灯(ブラックライト)ひとつでニセモノであることを見破れます。

お札の印刷技術は、偽札を作ろうとする「技術」に常に先行していなければならない運命にあります。

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コメント

こんにちは。夏に見せていただいたときには感動しました。本でしか読んだことがありませんでしたので。

投稿: KADOTA | 2006年12月 3日 (日) 08時24分

このブラックライトは、高圧水銀灯を使っていますので、強力です。鮮やかに光りますよね。
次の記事で書いていますが、紫外線と蛍光は、非破壊検査に応用されています。この検査方法では、センサーに当たるのが人間の目です。蛍光を使うと高感度な検査ができます。
なぜ夜に星は見えて昼には見えないのか、恐竜時代にわが祖先は夜行性だった、そこで闇夜に適応した目を獲得した、ベトナム戦争で発達した暗視カメラ、家庭用ビデオカメラについているナイトビジョン・・・などと授業では脱線するところです。

投稿: SUBAL | 2006年12月 3日 (日) 14時29分

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