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消えた「自然の中の黄金比」

久しぶりに「オウムガイ 黄金比」で検索をすると、オウムガイの中に黄金比があるとするページがほとんど見られなくなりました。

Oumg 4年前に、「オウムガイに黄金比?」を公開したときには、ネット上でも本やTV番組でも、あたかも既定の事実であるかのように「自然の中の黄金比」の例証として流布されていました。

中学や高校の数学の教科書に「黄金比」が取り上げられて、大きなオウムガイの写真が掲載されていました。

Kerinnkan 中学3年になった息子の数学の教科書を見ました。啓林館の「楽しさ広がる数学3」です。黄金比の項目がありますが、「黄金比を見つけよう」と例示されているのはカードとジュースカンです。「パルテノン神殿」「ミロのヴィーナス」の写真を含めても、すべて「人工物」です。へー、見事に・・・

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「自然の中の黄金比」が消えているのです。

よく読むと「黄金比が美しい」とか「美の基準としての黄金比」という叙述もありません。

わたしからすると、「パルテノン神殿」の写真も適当ではない、という点を除けば、良くなっているなぁ、という感じがします。

ほかの出版社の教科書はどうなっているのでしょう。

啓林館は、高校の「理科総合B」の「動物の多様性」の項で、先のページと同じサイトの「貝の螺旋を調べる」にリンクを張っています。みてくれていたのかな、と想像しています。

対数螺旋を測るソフト「Spiral」を作ることで明白になったことです。

一定の役割を果たせたかな、と思っています。

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コメント

SUBALさん こんにちは

Yahooは知りませんが、googleで「黄金比」を検索するとSUBALさんの書いたものがトップページに二つ見えます。これはかなり効果が大きいと思います。

教科書の執筆者が事前に検索することも有るでしょう。出版社としてはうかつなことを書いて、後から教師や生徒からの質問にあたふたしたくないはずです。

投稿: 271828 | 2007年4月 7日 (土) 17時58分

271828 さん おはようございます

Yahooでは少し後ろになりますね。

娘(当時小学生)が、「アンモナイトに黄金比がある」と言った先生に、「それは真っ赤なうそ」と指摘したそうです。あいまいな知識は、オウムガイからアンモナイトまで拡張されることがあります。

その小学校には、私が寄付した径30cmのアンモナイトが校長室に飾ってあるのです。

幼稚園のときにピエゾ効果が大好きになり、小学生で対数螺旋を語る、ちょっと歪んだ教育をしてしまったかもしれません。(普通の勉強ももっとちゃんとしてほしい、とは父親の願い)

投稿: SUBAL | 2007年4月 8日 (日) 08時59分

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