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State of the art(その2)

このブログにコメントを寄せてくれるデハボ1000さんが、平川賢爾著「ドイツ高速鉄道脱線事故の真相」(慧文社刊)についての書評を掲載しました。

そこで述べられている、この書籍に向かうとき自然に「襟を正す」ことになるという気持ちは、私も同感なのです。この本を読んだのは昨年の6月でした。いつかこのブログでも紹介しようと思いながら、なかなか出来ませんでした。軽々にコメントを述べられる内容ではないと思ったからです。

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それでも、今回紹介に踏み切ったのは、State of the art という考え方が、具体的な事例(事故)への適用を通して、私たちにもその普遍性がわかりやすく見えてくるのではないか、と思ったからです。

思いがけず筆者ご本人からのコメントをいただいています。やっと破面が公開されて、ここからState of the art の観点から設計・検査・点検が見直される段階になってきたようです。その進展を見守り、勉強をしようと思っています。

他方で、本書がこうしたこの事故を契機に事故防止にかかわる人に広く読まれて、関心と議論が広がると良いな、とも思ったからです。

デハボ1000さんがまず約束を守ってくれました。鉄道マニアでもある設計技術者の率直な受け止めが述べられています。

ドイツ高速鉄道脱線事故の真相―技術者の責任論から ドイツ高速鉄道脱線事故の真相―技術者の責任論から

著者:平川 賢爾
販売元:慧文社
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科学技術」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。毎日いろいろとお話が広がっていておもしろいです。勉強にもなっています。頑張ってください。

投稿: KADOTA | 2007年6月 9日 (土) 20時40分

KADOTA さん こんばんは
国際食品工業展お疲れ様でした。こういうところに出て、様々な人と交流できた生徒さんたち、うらやましい体験をしていますね。
この1ケ月は、新たにコメントを寄せてくださる人も増えて、いろいろな人に教えてもらいながら、勉強をしています。

投稿: SUBAL | 2007年6月 9日 (土) 21時21分

こんにちは。そう言えば、先日の工業展で三角形の紅茶のティーパックを自動でつくる機械があり、説明を受けたのですが、熱を出さない超音波で袋を留めていると言うことでした。他にも超音波洗浄とか、いろいろと超音波が使われていました。

投稿: KADOTA | 2007年6月 9日 (土) 22時57分

>熱を出さない超音波で袋を留め
多分これは、高周波振動を与えて樹脂を接合する方法なのでしょう。摩擦熱だけでは説明できないと言われています。
食品分野では、以前このブログでも取り上げました野菜売り場の霧発生装置や低温醸造だけではなく、今後超音波のいろいろな特性が明らかになっていくことで応用が広がり行く分野だろうと見ています。

投稿: SUBAL | 2007年6月10日 (日) 10時05分

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本の紹介です。 平川賢爾著「ドイツ高速鉄道脱線事故の真相」(慧文社刊)です。19 [続きを読む]

受信: 2007年6月 9日 (土) 15時57分

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