« つまようじブリッジ ファイナル | トップページ | ペアソンさんの萩焼ゴブレット »

超音波ビーム ソフトウエア 更新

超音波ビーム形状を理解するソフトウエアを更新しました。

Ultrasonic_beam_1 今回の更新のメインは、ビーム中心軸上の音圧を表すグラフについて、精度を上げて、少なくとも近距離音場限界距離(X)の一つ前の谷の部分では音圧がゼロになるようにしました。

振動子直径や周波数を変更すると、指向角と近距離音場を表す線と連動してビーム中心軸上の音圧を表すグラフが、アニメーションのように連続的に変化します。

自分で言うのもなんですが、これはいける。

にほんブログ村 科学ブログへ←1日1回クリックで応援1票になります。ソフトウエアのダウンロードクリックしてからは続きで、

およそ20年ほど前、当時勤めていた会社にあってOKIIf8000(800?)では、単純な2次曲線(放物線)50本描かせるのに2分ぐらいかかっていたように記憶しています。

パソコンの処理スピードはとんでもなく速くなっていますね。

「UBeam.zip」をダウンロード

追記

1.このソフトは、日刊工業新聞社刊「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」の内容を補完するためのものです。面白いなと思われたら、本のほうも参照してください。

2.Vistaでこのソフトを実行すると文字化けをする場合があるという情報をいただきました。原因と対処法をこちらに書いておきました。

|

« つまようじブリッジ ファイナル | トップページ | ペアソンさんの萩焼ゴブレット »

プログラミング」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

超音波」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。早速DLして試しました。曲線も滑らかになっていますね。表示も国際化して,ちょっとプロ仕様。レベル2からレベル3に昇格したような感じでかっこいいです。
プログラミング再開ということは執筆活動が一息ついた,ということなんでしょうね。

投稿: niwatadumi | 2007年7月26日 (木) 22時29分

niwatadumi さん こんばんは
>表示も国際化して,ちょっとプロ仕様。
英語表示はケンブリッジの学生さんに使ってもらうために改定したバージョンを引き継いだものです。

>執筆活動が一息ついた
そういうわけではありません。この改定もペンタブレットも執筆活動のためです。文章だけではなく、いかにどの程度まで図で説明できるかが勝負と考えています。

投稿: SUBAL | 2007年7月27日 (金) 02時04分

わかりやすい。しかしUbiemの画面で日本語のメニューの部分が文字化けしているようですが。vistaを用いています。

投稿: | 2008年9月16日 (火) 05時22分

情報ありがとうございます。私は普段WinXPとVistaの2つの環境でパソコンを操作していますが、そのどちらでも文字化けは起きていません。
どういう場合に、どこが文字化けするのか教えていただけるとありがたいのですが・・・。

投稿: SUBAL | 2008年9月16日 (火) 19時35分

遅くなりましたが、文字化けをする原因と対処法がわかりました。追記のリンクをクリックして、記事を参照してください。

投稿: SUBAL | 2009年5月 1日 (金) 11時03分

こんにちは。
以前、亀裂進展でお世話になったものです。
今回、超音波ビーム ソフトウェアをダウンロードして試してみました。
そこで、個人的に試し見たい物性の値を入力できるようにはならないでしょうか。

投稿: cev05800 | 2010年10月 1日 (金) 01時17分

cev05800 さん こんばんは

このソフトで変更できる範囲を超えてパラメータの値を変更してみたいということですね。
うむっ、困ったなぁcoldsweats02
このソフトのプログラミングでは、音圧の計算以外に、画像表示速度の高速化と画像のきめ細かさを両立させるための補間処理をしています。この補間処理は適用範囲がありまして、それを超える場合は別の補間処理のアルゴリズムを考えるかエラーハンドリングをするしかありません。
5時からおじさんプログラマーにとっては結構大変なのですよね。
教育用のフリーソフトとしては、この程度で了としていただきたいところです。
ただ、ここで扱っているビームの形を知る目的ならば、かたちはλ/Dが同じであれば相似形が得られます。近距離音場限界距離を計算すると、それを基準に寸法は得られます。このソフトで得られるのはそのくらいの範囲なのです。なを、近距離音場限界距離や志向角の計算方法あるいは超音波ビームのかたちについて詳しくは、拙書「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」を参照してください。

投稿: SUBAL | 2010年10月 1日 (金) 19時13分

こんばんは。
ご返事ありがとうございました。
例えば、物性がヤング率が200GPa ポアソン比0.23~0.25、密度が2.3g/cm^3の煉瓦のようなものは、だいたいどの物性に近いでしょうか。
また、このような非破壊検査は1600℃という高温環境下で可能でしょうか。

投稿: cev05800 | 2010年10月 6日 (水) 01時45分

この条件ですと、縦波音速はおよそ10km/秒になりますね。
超音波ビームのかたちがどうなるかは、波長/振動子径で決まります。周波数と振動子径の組み合わせでいくつも存在します。どちらかを固定してその場合のλ/Dが近くなるものを探してみてください。

1600℃というのは鋼の融点も超える高温です。ここで想定しているような直接接触法による超音波探傷は不可能ですね。

投稿: SUBAL | 2010年10月 7日 (木) 01時00分

こんばんは。
1600℃というのは少しオーバでした。
厚みが300mm程度の耐火煉瓦で出来ているお風呂の中に、鉄あるいはガラスが熔けていると仮定して下さい。この際、熔けているものの界面付近の煉瓦が侵食してしまいます。
そこで、外側から煉瓦の侵食や傷を調べたく超音波を検討していますが、如何でしょうか。
接触では、高温になりますので例えばレーザ超音波も検討対象ですが、厚み300mmという厚みを検査することは可能なのでしょうか。
何かアドバイスしていただけないでしょうか。

投稿: cev05800 | 2010年10月20日 (水) 02時02分

経験がないので確かなアドバイスはできません。
一般論で考えると、
耐火煉瓦は高減衰材で、どの程度の周波数なら反対面に届いて帰ってくるのか、
厚み方向で温度勾配があるでしょうから、音速も厚み方向に勾配がある、
このあたりが難しい点でしょうね。超音波探傷は比較法ですから、得られる信号と試験体の状況を実験的に比較対照する必要があると思います。
何年か前に、高炉の耐火煉瓦を探傷する研究発表を聴いたことがあります。内容は覚えていません。

投稿: SUBAL | 2010年10月20日 (水) 21時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222291/16452855

この記事へのトラックバック一覧です: 超音波ビーム ソフトウエア 更新:

» 懐かしの「有効ビーム幅法」 [袖ヶ浦在住非破壊検査屋]
久しぶりにオタク的超音波ネタの匂いのするタイトルです。 [続きを読む]

受信: 2008年6月17日 (火) 21時52分

« つまようじブリッジ ファイナル | トップページ | ペアソンさんの萩焼ゴブレット »