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水晶振動子の超音波探触子

ドイツにある某超音波探傷の研究所に勤めている友人(知人かな?)から、水晶を振動子として使っている超音波探触子が送られてきました。

Quartz_transduce 水晶は、キューリー兄弟が発見した圧電材料で、超音波の利用技術の始まりとなったランジュバンも水晶を使ってランジュバン型振動子を作りました。

でも現在では、超音波探傷に使う振動子材料はほとんど100%といっていいくらいPZT(ジルコンチタン酸鉛)です。

もう、かれこれ四半世紀この技術に携わっていますが、水晶振動子の探触子を見たことはありますが、仕事で使ったことはありません。

水晶を使った探触子には、試験体の金属を電極として使うためのスプリングが出ています。おそらく試験体上でこすることに耐える電極を貼り付けることが難しかったのでしょう。

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いただいた探触子のシリアルナンバーは1でした。少なくとも30年以上前の探触子です。

でも、巷に出ている「超音波」本には、超音波探傷に探触子として水晶振動子のものがあちこちに、しかも同じような絵で掲載されているのです。

多分これがルーツだろうという本も見つけました。ほとんど長屋の花見状態。

「馬鹿野郎!」ということではなくて、本音を言うとちょっと怖いなと思っているわけです。あいまいなところは直接調査を原則にしていますが、それにだけこだわっていると筆が進みません。

こうして海外からも応援してくれていると思うと、心強くもあり、ありがたくもあり、幸せです。

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