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コロージョン

配管内側のコロージョンです。

Erocor 外観は何の異変もなくても、内側はぼろぼろになっていることがあるのです。美浜原子力発電所の事故が記憶に新しいところです。

こういうものの検査は超音波が得意とするところです。肉厚測定といいます。板の厚さのことを肉厚というのです。だから、「減肉を測定する超音波肉厚測定器」ということになります。別に牛肉の厚さを測るわけでも、ダイエットのための器具でもありません。

最初に現場で聞いたときは違和感がありましたけれど、慣れてしまうと普通に言葉になって出てきます。こんな言い方を、一般向けの書き物に注釈抜きで書くわけにはいきません。大丈夫かなぁ、わたしの「ことば」

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非破壊検査の現場にいたころ、なぜかコロージョンの様子を見るのが好きでしたね。芸術的なにおいもし、またなにかを語りかけてくるようでもあり。じっと眺めているなんてこともよくありました。変なおじさんですね。

ダイヤルゲージで孔食深さを測定することもやっていましたが、一発の写真で既定深さ以上の孔食が浮かび上がる方法、なんてことを考えていました。出来たら特許にしようとか・・・。もちろん完成はしませんでしたが・・・。

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コメント

肉、という表現は、そういえば学生の頃から当たり前のように接していたのでなにも感じませんでした。そういうものだと。溶接で肉を盛るとか、ロボコンで軽量化のために肉をそぐとか、穴をあけて肉を取るとか・・・。昔ながらの機械屋の隠語(術語ではないですね)、改めて味わってみるとおもしろいですね。片持ち梁のながさを腕の長さといってみたり、旋盤の異常切削をびびるといってみたり、過熱で出力の落ちたエンジンをだれたとか。なんだかどんどん出てきそう。

投稿: 平田敦 | 2007年10月12日 (金) 23時04分

平田さん おはようございます

>昔ながらの機械屋の隠語

そうなのですよね。この世界にいると普通の言葉ですよね。ふっと、シャバではどうなのかな?と思ったのです。
この世界で肉といって違和感がなくなるのは、金属も容易にカタチを変えることができる「やわらかい」という感覚があるからではないかと想像しているのです。
隠喩は、共通の体験なり感覚があるときには効率的な意味伝達の手段となる、でもそれが無い人との間では、違和感であったり誤解を招くのではないかと考えています。
勝手に考えているだけで的はずれかもしれませんが・・・。

投稿: SUBAL | 2007年10月13日 (土) 04時55分

こんばんは。家内と仕事の話をしようとすると,言葉の説明の手間がかかって大変です。「母材」に対してなぜ「父材」がないのか,説明できなかった記憶があります。
肉厚測定は,「厚さ(厚み)測定」と言ったら判ってもらえました。が,そうすると「減肉」という言葉が使えない…。

投稿: niwatadumi | 2007年10月13日 (土) 21時58分

同じところで引っかかるのですね。

>「母材」に対してなぜ「父材」がないのか

材料(=自然)が母であり、加工する人が父なのだろう、というのが私の技術論的な解釈です。オオ!相当に怪しいぞ。

おおもとになるのは自然である母であって、父は生まれ来る過程でほんの少しだけ、だけど生涯にわたって引きずる影響を与えるだけ・・・。

投稿: SUBAL | 2007年10月14日 (日) 03時08分

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