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友あり遠方より来る

ドイツからわざわざ訪ねてきてくれました。Peter Rentzelさん。彼も友と呼んでくれますので、私も友として再会を喜びました。友情という言葉は若いころなんだかこそばゆくて使いたくなかった言葉です。でも最近は、これが友情だよな、と素直に思える付き合いが増えてきました。Peter Rentzelさんもその一人です。

Cimg2064 超音波をめぐるいくつかの交流をしてきました。クラウトクレーマー研究所にいたかたです。私が超音波探傷の技術者になるきっかけを作ってくれたのは、日本クラウトクレーマーが実施したドイツ仕込の講習会でした。そのことを伝え聞いたPeterは、私と最初に会ったときに、超音波探傷技術者にとってはバイブルとも言える通称「Red Book」(J&H.Krautkramer、Ultrasonic Testing of Material)をお土産にくれました。

Cimg2065勉強になります。超音波ビームのソフトを作るときにも参照しました。 私はそのお返しに、「超音波探傷入門」を差し上げました。等価交換には程遠いですが、取引ではなく友情ならばありうることだとの思いがありました。

私が、超音波に関する本を執筆していて、水晶振動子の特性を確かめたいという話を聞いて・・・・

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60年代に手に入れたという貴重な水晶振動子の探触子を送ってくれました。その結果は後2週間後に出る本の中に書いています。

Cimg2063 で、今回4MHzと12MHzの水晶振動子の探触子を持ってきてくれました。水晶振動子は、1970代以降は、セラミックであるジルコンチタン酸鉛(PZT)の振動子に押されて、使われていません。(「水晶振動子を使っている」と書いてある超音波本が結構あります。調べてよね)

大きな手から、ごろんとむき出しの探触子を二つ出して「プレゼント」といいます。私は、こういうやり取りが好きです。彼の配慮にどのように応えることが出来るのか、知恵の出しどころです。

ぜひドイツにいらっしゃい、と誘われました。いきたいですね。今回の執筆で、はいってくるお金の使い道が決まってしまったかなという気がします。

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コメント

私もあの赤本・・・欲しいのですが、今はもう増刷していないらしく、社内でも私の部長が1冊唯一持っている程度です。
貸すと返ってこないから、貸さない。が部長の口癖です。

赤本は必須アイテムですよね!

社内の人はもちろん、お客さんと話しても赤本に載ってるよ~みたいな共通認識レベルで伝わる本ですよね。

投稿: murakami | 2007年11月16日 (金) 12時51分

murakami さん こんばんは
ほしかった本でしたから、うれしかったですね。訳本出ないですかね。
amazonの古書市場には時々出てくるようです。以前注文したときには、数ヵ月後在庫がありませんという「お知らせ」が来て終わってしまいましたが・・・。
探触子の巨大なコネクタ、見覚えがあるでしょ。その節はお世話になりました。

投稿: SUBAL | 2007年11月16日 (金) 23時21分

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