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2007年12月

2007年という1年

今年も後数時間になりました。年末4日間、今年の足跡を振り返ってみました。

今年はいくつかの別れがあり、新たな始まりがあり、あわただしかったという印象です。

Yaezakura

今年公開した写真の中では、国道36号線から見た湿原の夕焼けが評判がよいようですが、わたしのお気に入りは、水溜りに落ちた八重桜です。我が家の庭の八重桜がこんなに儚く美しいとは知りませんでした。

連載記事としては、やはりエキスポランド事故の連載です。痛ましい事故でした。しかも、結局「手抜き点検」「業務上過失致死」「金属疲労」の3文字で片付けられてしまうようで残念ですが、わたしは多くのことを学びました。

Galtonwhistleedelmanncg6CGでは、ガルトン笛ですかね。圧電材料以前のによる超音波発生源がパソコン上に再現できたときはうれしかったですね。この笛による超音波の発信、来年もう少し発展があるかもしれません。意外なところに意外な話がありそうです。

プログラムでは、WiiAccです。ソフトウエアを色々と作ってきましたが、パソコンの外の世界と結びついたのは初めてでした。出来れば、これを発展させて面白い遊びをしてみたいです。

今年よく読まれた(アクセス数の多かった)ページベスト3は、続きで・・・

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ベストソフトウエア

今年も何本かのソフトウエアを作ってフリーウエアとして公開してきました。マイナーなものばかりですが、使ってくれている方もいるようです。それぞれのタイトルのところをクリックするとダウンロードページに行きます。

(1)WiiAcc

ニンテンドーWiiリモコンの3軸加速度センサの値をパソコンに取り込むソフトウエアです。正月に子供たちと遊んでいて、面白いと思って調べ始めました。WiiリモコンとWii本体との通信に汎用技術であるBlueToothを使っていることから、そこに割り込んでパソコン側にデータを取り込めるのです。XYZの3軸の加速度を±4Gの範囲で、サンプリングレートはパソコンの環境にもよりますが50Hz以上、20秒間の記録の保存が可能です。

(2)常用対数盤

森毅著『指数・対数のはなし―異世界数学への旅案内』(東京図書)に掲載されている挿絵の対数円盤を参考にして、対数と真数の関係を動かして遊びながら学ぶソフトとして作りました。この続編として三角関数盤のソフトを構想しています。

(3)パリス則が解るソフトウエア

疲労き裂進展速度を求めることが出来るパリス則を元に、繰り返し数と疲労亀裂長さの関係を両対数グラフにプロットするソフトウエアです。作成したのは昨年でしたが、非公開にしていました。材料定数を変更できるようにして公開しました。エキスポランドの事故の軸に生じた亀裂が、いつどのくらいになっていたのかを推定する手段として使いました。

(4)超音波ビームソフトウエア

波長と振動子の形状とサイズで決まる超音波ビームの形状を、超音波を伝える媒質・周波数(波長)・振動子寸法の組み合わせを変えることでどう変化するのかを学ぶソフトウエアです。最初のバージョンは昨年公開していますが、「超音波本」のためにバージョンアップをしました。表示を日本語化し、画像のグレイスケールを追加し、人体・空気を媒質として追加しました。

(5)パルス波と周波数帯域

パルス波の周波数帯域ということをイメージするためのソフトウエアです。「超音波本」のために作りました。周波数分析を学ぶ際に、前提として波の合成をこのソフトで学んでおくと、その後の学習が豊かになるかもしれません。

(6)Bモードのしくみ

これも超音波本のために作ったソフトです。超音波の振幅と距離を表す一次情報であるAモード(Ampiltude Mode)から輝度変換を行ってBモード(Brightness Mode)表示を行う、その仕組みを動きを見ながら理解するソフトウエアです。医療用の超音波検査診断装置の例で作っていますが、超音波の伝搬とその反射で断面画像を得ようとするときに使うプロセスは他の分野でも共通しています。

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ベストCG

年末企画(?)1年間のベストを探す作業をしています。言ってみれば、年末号の索引のようなものです。

今日は、CG(コンピュータグラフィック)です。Shadeを使って描いています。今年は、単行本を出版しましたが、その挿絵にいくつか掲載することが出来ました。

Tenmoku(1) 曜変天目茶碗

昨年正月に公開しました。陶芸をやるのですが、いつか作ってみたい曜変天目茶碗、せめてCGで作ろう・・というわけです。

Hone_image (2)ホネガイ(Venus comb )

日本語と英語ではずいぶんと情緒の違う名前ですが、対数螺旋も関心のあるテーマのひとつで、対数螺旋になっている巻貝をShadeで作る試みです。形状と表面のざらざら感は良いのですが、とげが迫力不足です。

Ne20bimage (3)ジェットエンジン燃焼室とシャフト

Shadeはメカニカルなものを作るのには適したツールだと思っています。これは日本初のジェットエンジンネ-20のパーツを選択してレンダリングしたもの。わたしはこのなんともいえない浮遊感が好きです。

Galtonwhistle3 (4)ガルトン笛

超音波本の挿絵です。19世紀に作られた超音波発生装置としての笛です。現在売れれている犬笛の原理と同じです。

Galtonwhistleedelmanncg6 (5)エーデルマンが改良したガルトン笛

こちらは、圧縮空気で連続した超音波を出せるように改良されたガルトン笛です。

Expoimage1 (6)エキスポランド事故で折れた軸

CGでかたちを明らかにすることで見えてくるものがあります。

Expo2image3_1 (7)軸の取り付け

この絵を見ると、何でここで疲労破壊をするのか、いくつかの疑問が自然にわいてきます。

Ut1 (8)実写とCG

この図は、コッターピンがあるとねじ部の超音波探傷は難しくなることを示したものです。CGはShadeではなくてVisualBasicで作ったプログラムによるものです。

Gw  (9)タングステンにすりかえられた金塊

超音波本の挿絵です。比重やX線ではわからないこの詐欺も、超音波ならば一発で見破る

201d3p (10)ネ-20

以前に作っていた日本初のジェットエンジン「ネ-20」をA4サイズに収まるようにレイアウトしてみました。

Sio4 (11)水晶の分子構造

これも超音波本のための挿絵です。分子構造のCG化に始めて挑戦しましたが、やりようによっては面白いかなと思いました。金属の結晶構造もわかりやすくできるかもしれません。

The_little_balance_galileo(12)ガリレオの小さな秤

アルキメデスの原理について洞察したガリレオ・ガリレイが考えた「小さな秤」をCGで再現。実際に金の王冠に混ぜられた銀の含有率を測定するためにガリレオが工夫した真鍮の針金を巻く位置、ここにこだわって再現しています。

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「かたちのココロ」ベスト 連載記事

昨日に続き、ベストシリーズ記事、ということで・・。

ひとつのテーマを何回に分けて書いていたり、続きものとして書いている記事があります。今年の主な連載記事のタイトルと概要です。

(1)Wiiリモコンと加速度

正月にニンテンドーWiiで遊んだことで始まったシリーズです。Wiiリモコンに搭載されている加速度センサの値がパソコンに取り込めることがわかり、シャルピー衝撃試験機に取り付けてデータを取ったりして遊びました。平田さんという強力な助っ人の力を借りて、WiiAccというソフトを作りました。自由落下の無重量状態をWiiAccを使って観察しました(動画)。

(2)超音波リモコンはなぜ消えた

テレビのチャンネルは昔ダイヤルを回していました。リモコンでテレビチャンネルを変える仕組みが登場したとき、リモコンとテレビ本体との通信には超音波が使われていました。しかし現在は赤外線が使われています。いつ?なぜ?を追ったシリーズです。

(3)エキスポランドジェットコースター事故

5月6日に起きたジェットコースターの事故。金属疲労らしいということで関心を持ってニュースを追いました。センセーショナルに報道されるわりには、どこが破断したのか本当に一口に疲労破壊といってもどのようなものだったのか、さっぱりわかりません。非破壊検査がクローズアップされましたが、方法も実施する資格者の要件も疑問だらけでした。エキスポランドの風神雷神をに良く乗ったという方、このジェットコースターのメーカーだった元トーゴの社員、鉄道車軸の疲労破壊に関して世界的に著名な有識者である方、など多くの方が関心を持ってコメントしてくれました。わたしもいつものブログを書く姿勢とは一線を画して、襟を正して緊張をしながら書いていました。

(4)夜の花

夜帰宅したときに庭に咲いているチューリップをデジカメで撮ったら面白かったので、何件か撮ってみました。昨日の記事にしたものです。中には番外編でミス日本の萩美香さんなんてのもありました。始めたころは、連日エキスポランド事故関連の記事を書いていて、少し気がめいっていた、という背景もありました。

(5)つまようじブリッジファイナル

今年で最後となった「つまようじブリッジコンテスト」についてもシリーズで書いてきました。大会を終わらせる理由NHKの取材の過程や、300キロの新記録が出た大会の様子も公開しました。

(6)「超音波」本執筆

3月から執筆を開始して11月27日に発刊された「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」の執筆の過程、本には書けないことなどをシリーズで書いてきました。これを改めてみると、あの時苦しかったよな、このときもう少し頑張っていれば後が楽だったのに、などという想いが沸いてきます。

(7)アルキメデスの原理

超音波本を書きながら疑問に思ったことを、エピソードとして書くつもりでした。ところが、ガリレオの話が出てきて、俄然面白くなりました。飛び飛びになるかもしれませんが、もう少し続けようと思っています。

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今年のベストショット

今年も後わずかになりました。

このブログの1年を振り返って、ベストを選んでみたいと思います。最初は、ベストショット。今年公開した写真の中で良いものを選んでみます。

今年は夜の花シリーズをはじめました。

Suzuran0 ①スズランです。

Cosmos1 ② コスモスです。

Rose10 ③我が家の庭の薔薇です

Atumori ④アツモリソウです。

Cimg2017 ⑤ 通勤途中の山の紅葉です。

Tulip2 ⑥ 夜の花シリーズをはじめるきっかけとなったチューリップです。

Yaezakura ⑦ 我が家の庭の小さな池に落ちた八重桜です

Cimg1864 ⑧ 国道36号線から見た夕焼けです。

Cimg1748 ⑨ 秋田から帰る飛行機から撮った雲

さあ、これを見ている方、どれがお気に入りですか?これ以外にこの写真が良いよ、というのがあれば教えてください。

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出会いと別れ

人の世の常とはいえ、出会いがあればそれとちょうど同じ数だけ別れなければなりません。

北海道の非破壊検査技術をリードしてきた矢崎憲治さんが亡くなられて、昨日お通夜に留萌まで行って来ました。雪が降り明かりの消えた留萌の街に降り立ったときは、物悲しい風景だなと思いました。でも、こじんまりとした葬儀でしたが、とても心にしみる会でした。

矢崎さんは、室蘭工業大学を卒業後溶接棒などの溶材を製造販売する会社に入られて、そこに検査部門を立ち上げ、会社での業務以外にも全構連の超音波部門の指導者として全国レベルで活躍された方です。

北海道機械工業会では、検査技術研究会を立ち上げてその裏方を一手に引き受けて、鉄骨部会との共催というかたちで、百数十名が集まる全国的に見ても活気ある研究会に育て上げた方です。

若いころは、各種技術講習会の講師・指導員を務められて後進の育成に努力されました。

わたしも、会社務めの時代に矢崎さんの講習を受けたことがあります。ここぞとばかりに質問を浴びせるわたしに、ひとつひとつ丁寧に答えてくれたことを思い出します。

検査部門を独立させて矢崎さんが社長をした会社が、うまくいかなくなって、留萌の鉄工所にお世話になっていたようです。留萌の地で、若い人を育て、自分の持っているノウハウと精神を伝えることに日々心を砕いていたようです。鈴木鉄工所の社長さんが葬儀委員長として挨拶をされていましたが、ひとつひとつの言葉をかみ締めるような矢崎さんの生き様の紹介でした。

野武士のような実直さで生き抜いた一技術者の一生でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。

車で行くのは危ないかなと思って、JRで行きました。そこで・・・。

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科学の祭典千歳大会無事終了

千歳市で行われた「青少年のための科学の祭典」、2007年のトリだったようです。

Cimg2122 北ガスのGパワーズのお姉さんによる、液体窒素を使った実験。実験の多くは見慣れたものでしたが、「気体と液体の性質」に絞った説明は良かったですね。「液化天然ガス」の話にもってゆくところも、良しでしょう。

Cimg2126 ANAの航空教室。(ANAをアナと読まないのですね。アナ(穴)は落ちる訳で、エイ・エヌ・エイと読むのが正解です)司会の方も最初「アナ航空教室」と言っていましたから、ちょっと耳打ちをしました。以外と皆知りません。

ポケモンジェットのモデルプレーンを持ち込んでの教室です。

揚力の話とミニ実験から、飛行機クイズへ。注文から2年間かかる飛行機の製造過程を超早回しで数分に圧縮したビデオが上映されると、会場は大盛り上がり。チャップリン映画のようでもあります。

エプソンが、プロジェクタを分解して色の三原色を説明したり、NTTドコモが携帯電話でロボットを操作したり、千歳大会は企業の参加が他より多いように思えます。

サケのふるさと館が「人工イクラ」、千歳化石会が「化石のレプリカつくり」など、物理・化学以外の分野の出展が目立つのも、千歳大会の特徴でしょう。

35ある各ブースでは、それぞれ趣向を凝らした実験が行われていました。

わたしのところのブースはというと、

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100円ショップのサングラスは紫外線を遮断する?

明日(23日)開催される、科学の祭典千歳大会で行う出し物の準備をしました。

紫外線と蛍光物質で「見えない光で 見えないものを 見る」がテーマです。

その中で、「安物のサングラスでは、紫外線はカットできない」ことを実証するつもりでした。ブラックライト(紫外線照射灯)とたとえばお札の印鑑の間にサングラスを入れてみることで、見た目でわかるはずです。

安物のサングラスとして、100円ショップで買ってくればいけるだろうと考えました。

Cimg2115 しかし、実際に売り場に行ってみるとUV400(紫外線カット)と表示してあるものしかありません。しょうがないのでそのひとつを購入してきました。

所詮100円ですからね。紫外線カットの性能もいいかげんに違いないでしょう。アクリル板でも多少は紫外線をカットしますから・・・・。

で、やってみました。

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科学の祭典に出現する「卵小宇宙」

今度の日曜日に開催される「青少年のための科学の祭典千歳大会」の準備をしました。きょうは内緒で(???)、わたしのところで行う「実験」の写真をお見せします。

Cimg2112 この写真は、ゆで卵に蛍光浸透探傷試験を実施した結果です。卵の殻にある無数の穴に浸透した蛍光浸透液がブラックライト(紫外線照射灯)で照らされることで、星空のように見えます。

どうでしょう。これちびっ子たちに受けるでしょうか。

何人かの子供には、実際にやってもらおうと思っています。10年以上前に学園祭の出し物としてやったときには受けましたけどね。

Cimg2114子供たちにやらせると、殻を割ってしまう子が出てきます。それはそれで、亀裂の検査、ということになるでしょうか。

「見えない光で、見えないものを見る」というブースです。

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エキスポランド事故の原因は????

今年5月に起きたエキスポランド事故について、当時の施設管理担当者の書類送検のニュースが流れています。この少し前に、エキスポランドの休園のニュースが流れていました。

おそらくこれで幕引きなのでしょう。大阪府警は、破断した車軸を専門家に鑑定に出した、とされながら、その鑑定結果については公表されていないようです。不思議です。鑑定結果がピンぼけたものであったらしい、間接的ですが、そのような話が聞こえてきています。

産経のニュースの中にこのようなくだりがありました。

「事故から5カ月以上も前の昨年11月末の時点で、車軸の亀裂は直径の約6割、外周の約6割に達していた。鑑定によると、亀裂は走行中にカーブなどで受けた負荷が原因の金属疲労で一定速度で拡大。破断時には断面のほぼ全領域に及んでいたという。『これだけ大きな亀裂であれば、探傷試験で見落とす可能性はきわめて少なく、車体から車軸を抜き取れば、目視でも十分に発見できた』。鑑定書はこう結論づけた。」

「鑑定は、車軸と同じ材質の試験片を作り「風神雷神II」のコースと同じ負荷をかける「疲労寿命試験」を実施。車軸は、約1トンの車両と乗客24人分の体重の10~20倍の重量に耐えうる強度があったが、運行開始から事故までに受けたのと同じ約530万回の負荷をかけたところ、折れる可能性があることが判明した。」

「金属疲労が一定速度で拡大」というのは理解に苦しむ表現ですが、それは置くとして、亀裂の始まりがいつからなのかが、解ったのか解らなかったのかがこの事故原因を考える際に重要なことであるはずです。

後ろの表現からすると、運行開始直後から亀裂の進展が始まった、と想定しているように読めそうです。本当にそうなのですか?

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図書館の購入と放出

超音波本を、図書館が購入してくれている情報が入ってきています。

大阪府立図書館

東京都港区図書館

さいたま市図書館

さいたま市図書館では、貸し出し中になっています。

図書館に収録されたからといって、ずっと置いておくということではなさそうです。図書館放出本が、古本市場に出てくることもあるようです。こちらのページ。どういう基準なのでしょうかね。あまり借りられていないということなのでしょうか。せっかく収録されたのですから、なるべく長く生き残ってほしいと思います。

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青少年のための科学の祭典 千歳大会 メニュー

12月23日(日)に開かれる「青少年のための科学の祭典 千歳大会」のメニューが公表されましたので、紹介します。

「FSINCHITOSEMENU.pdf」をダウンロード

他のところで行われている科学の祭典と比べると、企業の参加が多いように思います。

次のは、わたしのところで出すブースでの「実験手引書」です。

「fs_in_chitose_jaa.pdf」をダウンロード

それぞれの出展者がA41枚の「手引書」を出します。それを印刷したパンフが当日配られます。

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ガリレオの小天秤とVitruviusのTHE TEN BOOKS ON ARCHITECTURE

偽金すり替えの件から、アルキメデスの原理と、アルキメデスの実験方法について何回か書いてきました。

ガリレオガリレイが彼の処女論文「小天秤」の中で、巷間言われている「アルキメデスの実験」なるものが怪しい、と書いていることを271828さんから紹介された板倉聖宣著「僕らはガリレオ」(岩波科学の本)で知りました。

その後、「小天秤」のイタリア語の原文と英語訳と日本語訳を見つけて、Word文書にまとめました。ここで、公開するのはまずいでしょうが、興味のある方はメールをいただければ添付ファイルで送ります。とても面白いです。

ガリレオは、その論文の最初でこのように言っています。

『古代の著者のものを読む注意を払った人には良く知られているように、アルキメデスはヒエロンの金でできた王冠を盗んだ金細工師のごまかしを発見した。しかし、この偉大な人がそれを発見するさいに用いた方法については、今も知られないままになっているように思われる。何人かの著者は次のように書いている。彼は、等量の純金と純銀を前もって別々に水に浸した後、問題の王冠を水につけ、水面の上昇あるいはこぼれの差から、その王冠をつくっている金と銀の混合(ミスティオーネ)の割合を確認することができた、と。しかし、これはいってみれば非常に粗雑で精密さからほど遠いものである。この神のような人間(ディヴィーノ・ウォーモ)が行った神妙きわまる発見を彼自身の書いたもので読み、かつ理解した人にとっては、なおさらそう思われるのである。それらを読むと、他のすべての人々がいかにアルキメデスより劣っているか、そして、彼の諸発見に匹敵するような発見をそれらの人々が行う望みはいかに少ないか、非常にはっきりするであろう。私は、アルキメデスが水を用いる方法で盗みを見つけたという噂が広がり、たぶん当時の誰かある著者がそのことを書き残し、その中で、彼が噂で聞いたほんのわずかなことにいくらかつけ加え、それが後で信じられるようになった方法でアルキメデスが水を用いた、というようになった、のであると考える。』

語り継ぐ人の能力によって情報が劣化したのだろう、ガリレオは予想しているのです。ガリレオが参照したと思われる書物がVitruviusの「建築書」(THE TEN BOOKS ON ARCHITECTURE )です。この本現在手配中ですが、該当箇所はネット上にありました。つたない訳ですが、わたしが英語版から日本語にしてみました。

訳文は続きで・・・

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雪だるまがお出迎え

今日は朝から雪でした。早めに出たけれど、ぎりぎり。

寒さはきつくなかったので湿っぽい雪でした。山道は圧雪アイスバーン。スノータイヤの性能を確かめながらのゆっくりとした走行で通勤しました。今日のコンディションならば、グリップも効いていい感じです。

あちらこちらでスリップ事故を目撃。

Cimg2108 今日も遅くに帰宅しましたが、玄関先で雪だるまがお出迎えです。雪だるまの表情から、娘の「作品」であることは、すぐにわかりました。

雪かきをして最後に作ったようです。

新聞によると当地の今日の降雪量は、8cmとのことです。

北海道も本格的な冬の始まりです。

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焼肉とブリッジコンテスト

本日つまようじブリッジコンテストの優勝者と焼肉を食べてきました。

実は、300キロを超える記録を出したら焼肉を腹いっぱい食わせる、と約束していたのです。場所は千歳市内の焼肉屋「慶尚苑」さん。

Ts2d0009 遠慮は要らない、食べたいものを好きなだけ食べなさい、といったら本当に遠慮なし。牛タン・特上カルビに特上ロースなどなどを頼んで、バクバク食べていました。こちらの出した条件は一つ、頼んで食べ残すことは現金ではなくて厳禁。

たわいもない話に花が咲いて、あっという間に時間が過ぎました。写真は携帯電話で撮ったので少々ピンボケ。まぁ、勘弁してください。

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ニンテンドーDSテレビ

我が家に「ニンテンドーDSテレビ」(ワンセグチューナー)が届きました。

Cimg2104 携帯ゲーム機にテレビを見る機能が加わった、ということですね。ワンセグチューナーをつけてパソコンでテレビを見ることよりは、面白いことになりそうだという気がします。

価格がチューナーアダプタだけでは6800円です。もともとゲーム機としてDSを持っているので、6800円で携帯テレビが手に入った気分になります。

Cimg2103 DSのタッチパネルで、チャンネル切り替えから付属機能を操作できるのも面白いです。

ただ電波の受信状況から、止まってしまうことがあるのは、現状ではしょうがないのでしょうか。電波の受信状況をメータ風の表示で見ることが出来るのは、遊べます。アンテナを伸ばしたり傾けたりして、しばらく遊んでみました。

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ガリレオの比重計 (3DCG)

ガリレオは、最初の論文「LA BILANCETTA」(THE LITTLE BALANCE)で、巷間言われているアルキメデスが混ぜ物をした王冠を見破った方法への疑問から、アルキメデスならこう考えたに違いないとして、はかりを使って比重を計る方法を論じています。

The_little_balance_galileo そのはかりがどのようなものであったのか、オリジナルの図を探しましたが、わかりませんでした。そこで、板倉聖宣著「ぼくらはガリレオ」の中にあるイラストを頼りに、ShadeでCGを作ってみました。このCGを作るときにこだわったのは、寸法です。

板倉さんの本の中にあるイラストのオリジナルは、

Galileo and the Scientific Revolutionの中にあるイラストのようです。

こちらのホームページに掲載されているガリレオの論文の英訳にはこうあります。

To construct this balance, take a [wooden] bar at least two braccia long―the longer the bar, the more accurate the instrument [2 braccia ≅ 117 centimeters].

ガリレオが実験した両てんびんの長さは少なくとも117cm以上あったと考えられます。そこで117cmで、最初に金と錘を架ける位置が支点から50cmの位置であったと想定して、CGを作ってみました。

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地元新聞に

地元の新聞(苫小牧民報)に記事が載りました。

Tomamin 割と大きく扱ってくれました。取材に来たのは女性の記者でしたが、話してゆくうちにずいぶん面白がってくれていました。

地元の友人知人が知ってくれるかな。

携帯のメールのほうに、目撃情報が入っています。

12月5日 新宿小田急三省堂の理工書コーナーに1冊あり。

12月7日 八重洲ブックセンター機械工学コーナーに平積み6冊。

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青少年のための科学の祭典 千歳大会

今年で2回目ですが、「青少年のための科学の祭典 千歳大会 2007」が来る12月23日(日)千歳市民文化センターで開かれます。

私も実行委員の1人として準備作業に携わっています。青少年のための科学の祭典は全国各地で開催されています。主に高校や大学の先生たちがクラブの学生・生徒とともにブースでの「面白実験」をしてみせる、ということが多いようです。千歳大会 2007では、およそ30ブースが出来ることになっています。

私もひとつ出しますが、「見えない光で 見えないものを 見る」がテーマです。勘のよい方は、何をするか「見える」でしょう。そう、小さな宇宙が出現します。

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「超音波技術」という名の本

今回発刊となった「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」という書名は、編集者の方がつけたものです。私は、「絵とき 超音波 基礎のきそ」となるのかな、と思っていました。

手続き形式的には著者の確認を取るべきだとは思いますが、ついた書名は「へーなるほど」と思うほど気に入っています。

「超音波技術」が書名に使われた本は、知る限り過去に2冊あります。

Cimg2099 そのひとつは、実吉純一・菊池喜充・熊本乙彦「超音波技術便覧」(日刊工業新聞社)です。1960年に初版が刊行され、1978年に新訂版が出ています。名著であるとの評判が高い本です。今回の本の執筆にあたり、ぜひ参照したいと思っていましたが、脱稿後11月に入ってから、amazonの古書市場に出ているのを見つけて購入するまで手に入りませんでした。新訂版第8刷で定価22000円を、15000円で購入しました。ほとんど読んでいないと思われる綺麗な状態の本です。はっきりいってお買い得でした。まだ私もほとんど読んでいません。

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もうひとつは、

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国道脇の火炎

先週の土曜日、日帰りで東京へ行ってきましたが、朝空港に向かう途中、国道の脇で大きな火炎が上がっていました。

Cimg2086 天然ガスの火炎です。石油資源開発株式会社(JAPEX)の勇払あけぼの採掘場です。6月に試掘用の櫓が解体されたところです。

昔から炎が好きで、何時間でも見ていられます(怪しいぞ・・・)。本気で焼き物やさんになろうかと考えたこともあります。

天然ガスの利用は進んでいまして、小樽までパイプラインが走っています室蘭方面も2年後には天然ガスが導入されるようです。

超音波本ですが、

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東京日帰り+本屋探索

先ほど東京から帰ってきました。

Cimg2089 羽田空港でポケモンジェットが横にいましたので、写真を撮りました。

秋葉原のJSNDI(日本非破壊検査協会)事務所で会議でした。デジタル探傷器用の実習手引書(実技参考書といっていますが)の編集委員会です。昨今の現場動向に合わせてJSNDIも試験や講習に使う探傷器をデジタルのものに変えていく計画を進めています。

教育用のテキストも順次変えなければなりません。今回は第1回目で、編集方針と執筆分担の確認でした。私も少し書きます。超音波本が終わっていてよかった。

本屋を2箇所見てきました。

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