« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年4月

三角関数イメージソフトウエア

今日は出勤でした。その代わり明日から7連休。まとまった時間が取れますので、先延ばしにしていたいくつかのことを片付けようと思っています。

Trigonometric_function_3 今日は三角関数のソフトウエアを公開します。三角関数を初めて学ぶときにこんなソフトウエアがあると理解が早まるかなと考えて作りました。左の図はその実行画面です。

常用対数盤につづく数学教材ソフトウエアシリーズ第2弾です。対数螺旋を調べるソフト「Spiral」も数学関連ではありますが・・・。

半径1の円の中で、グリグリ回しながらサイン・コサイン・タンジェントの関係をイメージといてとらえようというものです。こういうのって有りそうかなと思って調べてみましたが、さしあたり見つかりませんでしたので軽く作ってみました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "三角関数イメージソフトウエア"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

団塊ジュニア向けフリーペーパー

R25の記事掲載誌が届きました。同封されていた説明書きによると、

Cimg0296

発行形態:週刊誌(毎週木曜)

発行元:(株)リクルート

発行部数:60万部(首都圏)

価格:無料

内容:「25歳以上のオトコの情熱誌」をテーマにした、まったく新しい男性週刊誌です。団塊Jr.世代の「変らなきゃ」という気持ちを勇気づけ、行動を支援するための情報を、毎週提供してゆきます。

とあります。WikipediaにもR25の項がありました。

なるほどね。男性週刊誌から浮かぶイメージとはずいぶん違います。厚さも薄い。どちらかといえば、飛行機の中の機内誌に近いかもしれません。団塊Jr.世代向けで、そのターゲットとなるマインドが「『変らなきゃ』という気持ち」というのも面白い。私なんかは団塊Jr.のパパ世代(団塊の世代そのものかwobbly)ですから、なるほどそうなの、という感じです。

R25 知り合いが、駅のスタンドの様子を撮影して送ってくれました。地方の皆さん、都会ではこんな風景があるらしいですよ。今度上京したときにでも探してみましょうか。

ところで、超音波をめぐるプチミステリー、少し波紋が広がっているのかな。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "団塊ジュニア向けフリーペーパー"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

共振と固有振動数のソフトウエア

VB(Visual Basic)でソフトを作っています。教材用に作ることが多いのですが、ほとんど特殊用途でマニアック。このソフトなどは自分では気に入っているのですが、相当にマニアック。それでも一部は技術者教育に役立ててもらっているものもあるのです。たとえばこちら。自著の挿絵を書くのに役立ったソフトもあります。

Esonance 作ったものは役立つかどうかは別にして、原則公開することにしています。昨年公開したソフト一覧

ジェットエンジンの材料力学に関するソフトや、大型旅客機の非破壊検査に関するソフトも作っているのですが、これらは諸般の事情により今のままでは公開できません。

今回はその中の一部を取り出して作り直したものを公開します。タイトルは「固有振動数と共振」。といっても私が作るものですから、そう難しいものではありません。初学者用に次の2つのことがイメージできるように、という目的で作ったものです。

(1)共振とは、外部から振動が与えられるとき、その振動数が固有振動数に近づくにつれ物体の振幅が急激に増大すること。

(2)長方形断面の片持ちはりについて、その要素(長さ・高さ・幅・密度・縦弾性係数=ヤング率)が固有振動数にどのように影響するのか。

Eigenfrequency 固有振動数を求める式は、たいていの機械工学の本に載っています。ですから手計算でもまたはエクセルの表計算を使っても値を求めることはそう難しい話ではありません。

このソフトの目的は固有振動数の値を求めることではなくて、式の意味をイメージとして作ることです。そのあたりが出来ている人はまったく必要ないでしょう。

ダウンロードは続きで・・・

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "共振と固有振動数のソフトウエア"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

超音波探傷技術の源流

4月23日にドイツからお客様がみえました。その中に以前から超音波探傷をめぐる交流をさせてもらっている友人とも言えるPeter Renzelさんもいました。Renzelさんに会うたびに色々なことを教えてもらっています。今回の話題のひとつは「超音波探傷の源流は」でした。

Cimg2236 Peter Renzelさん。太っ腹でしょう。

Renzelさんによれば、見方によって源流はいくつもある、とのことです。私流に解釈すれば、大河にいたる山の湧き水はいくつもあるということでしょう。それでもあえてといえば、固体中に超音波を伝搬させてきずを最初に見つけたのはロシア(当時ソ連)のSokolovといえるだろう、とのことです。Sokolovが行ったのは、連続波を使う透過法です。これは、レントゲン写真の考え方(X線の透過量の違いで内部の様子を知る)と同じ発想と考えてよいでしょう。現在の超音波探傷法は、山彦の原理を使うパルス反射法(pulse-echo method)です。

Renzelさんにいただいた「Ultrasonic Testing Material」で確認すると、1940年代で探傷に連続波を使う考えは消えてパルス反射法に置き換わりました。「Ultrasonic Testing Material」の中の記述では、パルス反射法を最初に使ったのはおそらくコウモリであろうとしています。以下、「Ultrasonic Testing Material」4th edition pp163-164からの引用・・・

 This, by far the most impotant method of  non-destructive testing of materials by ultrasonics, the pulse-echo method, was certainly first uesd by bats.

(中略)

 The first proposal to use pulse-echo techiques for material testing came in 1940 from Firestone in the USA.

 In an independent development in England, Sproule used the method in about 1942. In Germany a pulse-echo system was also developed by Kruse.

戦争という緊迫した状況下ですからね。技術交流などというのんびりした話はなしで、それぞれ別個にということでしょう。

第2次世界大戦後、ドイツで超音波探傷法を確立してゆくのはJ&H.Krautkramer博士兄弟でした。Peterによれば、Krautkramer博士兄弟が超音波探傷を研究しようとしたきっかけは、敗戦後の復興にとって鉄道レールが大丈夫かの確認が差し迫っての課題であったので、その確認に超音波が使おうと試みたこと、とのことです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "超音波探傷技術の源流"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

R25で超音波をめぐる都会のプチミステリー

首都圏で無料で配布されているR25という本の最新号に、

都会の片隅のプチミステリー“俺だけに聴こえる…「あの音」の正体は?”

というタイトルの記事が掲載されています。ネット上にもUPされていますので、こちらでも読むことができます。

今月はじめに編集部の方からメールが届いて、コメントを求められましたので、返しておきました。それを元に記事にしたようです。聞こえているのだから超音波ではなくて可聴音だろう・・・、アハハなんて野暮なコメントなんでしょうwobbly。不快な音が聞こえる、というところからなぜそれが超音波だという思い込みになるのか、私にはそのほうが不思議なのですがね。

都会の自動ドアからねずみが侵入するのを防ぐために「超音波式ねずみ除け」なる装置が設置されている場合があるようです。それらのほとんどはどの周波数帯を使っているのかを明示していなくて、実は超音波など出していないものもあるようです。可聴音領域の高周波音は、人によって聞こえたり聞こえなかったりします。私などは12kHz程度が限界です。20kHzなんてぜんぜん聞こえません。現地を調査したわけではありませんから、推測の域を出ません。あの程度のコメントになってしまいますね。もっと野暮な答えは、「調べてみなければわかりません。」ですがね。

気になるなら調べてみればよいのです。調べるとなぁ~だ、ということになるような気がします。

自動ドアに取り付けられている検出センサはほとんどが赤外線式のようです。超音波が使われるとしても40kHz前後ですからね。超音波が聞こえたというのは、まったく根拠がないのです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "R25で超音波をめぐる都会のプチミステリー"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

バーチャルピアノの哀愁

久々に「来た!」と思いました。デハボ1000さんのブログで取り上げられていたバーチャルピアノ。山形にあるベンチャー企業が開発した、とのことです。デハボ1000さんのブログではこの開発者が、70年代にヒットした「池上線」の作詞者であることが紹介されています。

このバーチャルピアノ、硬く平らなものがあればそこにレーザー光線でピアノの鍵盤を映し出し、指で弾くとスピーカーからピアノの音が出てくるというのです。

これを見たときに、その技術ついにできたかという感じと、オー!それがピアノで来たかという感覚になりました。

携帯電話で親指入力をしていて苛々しませんか?私はダメですね。かといって、携帯電話サイズに詰め込まれた小さなキ-ボードも使う気がしません。そのうちレーザー光線で机の上にキーボードが映し出されて、それで入力が可能な技術が出てくるだろうと思っていました。どこかのSF映画で見たのかもしれません。

原理的には同じことでしょうが、それがピアノということで、私の幼い日の遠い記憶がほろ苦くよみがえってくるのです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "バーチャルピアノの哀愁"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

熱工学の本

熱工学の本が筆者から送られてきました。門田和雄・長谷川大和著「熱工学がわかる」技術評論社刊です。

Netue まだぱらぱらとページをめくって見ただけですが、改めて体系的に勉強をしなおしてみようかと思わせる内容と構成です。

熱力学は、ジェットエンジンに関する国家試験である航空工場検査員航空機用原動機を受験するときに四苦八苦して勉強をしました。エントロピーがなかなか理解できなくて、あれこれ考えているうちに、温度や圧力というものもよく考えると得体の知れないものであるけれど、これらは測定ができるから感覚的に理解しやすいだけだ、と気づいてから何かストンと落ちた覚えがあります。

本書は、熱力学の方程式も丁寧に説明しながら、それらが機械としてどのように利用されているかを豊富なイラストを使って説明しています。熱力学ではなくて熱工学としているゆえんでしょう。この意味で表紙のイラストはこの本の概要を良く象徴していると思います。

熱容量の説明のところで石焼ビビンバが出てくるのには、思わずうまい(美味い)!と思ってしまいました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "熱工学の本"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

超の意味(Ultra vs Super + Hyper)

UltraとSuperは何が違うのか、前回は英英辞典で調べてみました。

Cimg2229 今回は日本語の辞典です。調べたのは、講談社の「日本語大辞典」(初版 1989年11月6日発刊)。

この辞典は、ほとんどの語について対応する英語が収録されています。そこで、超のつく語をピックアップして、その対応する英語がultraなのかsuperなのかあるいは別のものなのかを調べました。

結果は、

ultraは、11語。ただしそのうち9語は超音波関係。たとえば超音波洗浄装置(ultrasonic cleaner)。超音波関係以外のultraは、超微粒子(ultrafine particles)と超国家主義(ultranationalism)

superは、16語。超国家銀行(supernational bank) 超新星(supernova)超合金(superalloy)など。

hyperは、1語。超微細構造(hyperfine structure)

その他が、17語。超高電圧送電(extra-high voltage power transmission) 超硬合金(cemented cabide) 超過勤務(overtime work)

対応する英語表記なしが、4語。

でした。

カタカナの

ウルトラで収録されているのが、4語。その中には英英辞典にはない「ウルトラC」も。

スーパーで収録されているのが16語。

ハイパーで収録は、2語。

でした。

へーと思ったのは、超高層ビルの英語表記・・・。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "超の意味(Ultra vs Super + Hyper)"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ゴールドライセンス

今日は発明の日、そして私の誕生日です。

先日自動車の運転免許の更新に行ってきました。ここ3回続けて優良ドライバー、ゴールドライセンスで、30分講習でおしまいでした。

講師の口調は、ほとんど講師ロボットのよう。始まりも終わりも秒単位でぴったりでした。

それでも、その中で印象に残った話もありました。北海道の年間交通事故死者数は、おおよそ500人と思っていました。北海道民500万人として、およそ1万人に1人1年間に交通事故で死んでゆく(事故死者は必ずしも北海道民とは限らないとかいった細かい話は抜きにして)ことになるのだ、と認識していました。

年間500人死んでいたのは、平成12年ごろまでで、年々減少をしていて平成18年・19年は300人を切っているとのことでした。4割も減っているのですから相当なものです。

北海道で死者が出る事故の形態は・・・

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ 誕生祝にポチッと応援よろしく。

続きを読む "ゴールドライセンス"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウルトラとスーパー(Ultra vs Super)

超音波を英語で言うと、Ultrasound もしくはUltrasonic waveです。前者は主に医学分野で使い、後者は工業分野で使います。Supersonicは、現在では超音波ではなくて超音速を意味しています。ここまでは「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」に書いたことです。

Cimg2226 ultraもsuperも接頭辞として他の単語の前について派生語を作ります。日本語では「超」という接頭辞をつけると、大きく間違いではないでしょう。

英単語で、ultraとsuperではどちらを接頭辞とした単語が多いのでしょう。「オックスフォード現代英英辞典(Oxford Advanced Learner's Dictionary)第7版」で調べてみました。

結果は・・・続きで

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "ウルトラとスーパー(Ultra vs Super)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

夜の花 皐月(千鶴)

久々の夜の花です。

  Cimg2224通勤途上の山道にもようやく緑が見え始めて今日この頃です。家の中ですが、皐月が開花しました。

我が家には皐月の鉢がいくつかあるのですが、これは千鶴という種類だそうです。

Cimg2223純白の花とピンクの花が咲きます。

この写真の左側はストーブの煙突で、煙突の曲面に花が写っています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超音波本 大学のテキストに

神奈川大学の土屋先生からこのブログにコメントをいただきました。新学期から、4年生11人のゼミで「超音波技術 基礎のきそ」が輪議用テキストとして採用されて配布されたとのことです。

こちらにシラバスが公開されています。

15冊購入していただけたのは知っていましたが、参考文献のひとつなのだろうと思っていました。

実は、後からわかったことですが、超音波本を執筆するに当たって参照した本の中に土屋先生の論文がありました。海洋超音波がご専門のようです。

この本は、若い人が超音波技術に関心を持ってもらい専門領域へ学び進む手がかり足がかりになれば良いなぁ、と考えて書きましたから、このように使ってもらえるのは筆者冥利に尽きます。

精読すれば疑問点・問題点も浮かび上がってくるでしょうが、そういうことも含めて面白いと思います。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "超音波本 大学のテキストに"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

仕事にちゃんと役立つ材料力学

「仕事にちゃんと役立つ材料力学」というWEB上の記事を読みました。

長年構造解析の実務に携わってきた方が、設計業務にとって必要な材料力学についてやさしく解説をしています。語り口と視点が私好みで、連載記事を読み進んでいきました。

その中にこんなくだりがありました。

『材料力学については、約65%の人が「忘れてしまった」状態で製品を設計しています!  正直、これにはちょっと驚きました。さらに、有限要素法については、90%以上の人が仕組みをまったく分からずに解析ツールを使っているということが分かりました。 』

ほんとかよ!という気がしましたが、説明を読んでゆくとそういうこともあるのか、と納得しました。

で、連載4回目の『設計で欠かせない「ミーゼス応力」を押さえよう』の3ページ目、せん断力のところで紹介されているサイトを見ると、どこかで見たようなURLでした。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "仕事にちゃんと役立つ材料力学"

| | コメント (9) | トラックバック (0)

タービンブレードのネクタイピン

息子の進学祝に何か記念になるものをあげようと考えて、タービンブレードのネクタイピンにしました。

Cimg2218タービンブレードのネクタイピンについては、 以前にも紹介しました。十数年前に5個ぐらいまとめて買って、折に触れて人にプレゼントしてきたため、最後の1つになっていました。以前ANA(全日空)で機内販売していましたが、今は製造も販売もされていません。

Cimg2221 実際に稼動していたジェットエンジンの部品というだけではなく、Certification Tag というのがついていて、機体・エンジンの種類・使用時間などの情報がわかるようになっています。このタイピンは、Boeing 747SR (J8137)に搭載されていた第4エンジン、CF6-45A2の高圧タービン第2段のタービンブレードだったということがわかります。使用時間は19426時間。Inspectorのサインもあります。H.Itoさんとなっています。

ジャンボジェット(B747)のSR(Short Range)は日本用に作られた型式です。御巣鷹山に墜落したJAL124便(JA8119)はこの型式でした。もうすべて日本の空から引退しています。こちらにJ8137が離陸しているところの写真があります。ANAはGEのエンジンを搭載することが多く、CF6-45A2は燃料制御が機械的なアナログ制御になっているエンジンです。このエンジンもすでに日本では引退をしています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "タービンブレードのネクタイピン"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

奇跡の生還 MIRACLE LANDING ALOHA 243

アロハ航空243便の事故についてこの前の記事に書きました。YouTubeをのぞいてみると、いくつかの動画がありました。

こちらの映像は、映画の中でも一部使われた実際の事故のときの映像のようです。

映画の中で機体の天井部分が吹き飛ぶ場面が、こちらにあります。

なぜか、フランス語吹き替え版です。もちろんオリジナルは英語です。ビデオを販売する会社の宣伝ですかね。

この事故では女性の副操縦士が冷静沈着な判断で操縦したという話は有名です。

映画の中で、私が好きなシーンと、へーと思ったシーンは、

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "奇跡の生還 MIRACLE LANDING ALOHA 243"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アロハ航空破産

ハワイを中心にボーイング737型機を運行していたアロハ航空が旅客便の運航を停止したようです。こちら。実質倒産です。

アロハ航空というと、1988年4月28日に起きた243便の事故が思い起こされます。およそ20年前です。ハワイ・ヒロ空港を離陸したアロハ航空243便(B737)は7200m上空で客室天井部が吹き飛ぶというアクシデントがおきました。客室乗務員一人が機外に放り出されて犠牲になりましたが、その後マウイ島の空港に緊急着陸をしてクルー・乗客あわせて93名は奇跡の生還を果たしました。

Cimg2206 この話は「奇跡の243便(MIRACLE LANDING)」という映画になっています。私はこのビデオを何回見たかわかりません。先日テープが劣化したので、新しいの(といってもレンタル落ちの中古ですが)を購入しました。

この事故は、航空界にとっては非常に貴重な教訓を残したのです。

ひとつは、「ヒューマンファクター」です。この事故は点検時に見つけられるはずの亀裂を見逃していたことが後に明らかになりました。ここで、見逃した人間を「怠慢」と道徳的に責めることではなく、人間工学的に見逃してしまう条件はなかったのか、という観点から研究が進められ、今では「ヒューマンファクター」テキストができ教育が行われています。

もうひとつは「マルチサイトダメージ」です。航空機は使われている材料の特性からリベットで接合されています。リベットによる接合は、壊れる場合も一本一本いわば縫い目がほどけるように壊れていくと考えられていました。フェイルセーフ構造的になっていると考えられていたのです。しかし、この事故では広い範囲の多数のリベット孔に生じた疲労割れがが一気つながって、天井が吹き飛ぶ事態になっていました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "アロハ航空破産"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

息子の教科書 「図解でわかる はじめての電気回路」

今日は入学式で出勤。また、ふりだしからのスタートです。

息子が中学を卒業して、この4月から新たな道に歩みだしますが、その教科書を購入してきました。全部でおよそ3万円。

Cimg2205 その中で、ちょっと異色の教科書がありました。息子が「お父さんの本みたい」と評したのは、大熊康弘著「図解でわかる はじめての電気回路」技術評論社、です。

私は、中学の技術の時間に組み立てた蛍光灯がクラスの中で私一人最後まで点かず、おまけに感電までしてしまった、という「トラウマ」から電気苦手意識から未だに抜け切れません。

もちろん仕事の必要性から、それなりに勉強はしましたから、ある程度のことは「答えられる」ようにはなっています。

この本を、めくってみた程度ですが、丁寧に説明されているようです。わたし用にもう1冊購入して、負けずに勉強してみようかと思っています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "息子の教科書 「図解でわかる はじめての電気回路」"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

超音波本の反響

「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」が発売になってから4ヶ月が経ちました。どのくらい売れているのでしょうね。

この本を読んだということで、本日問い合わせのメールが入りました。首都圏で配布されているこちらのフリーペーパーの編集者、という方からでした。発行部数60万部だそうです。

超音波に関する話題を取り上げるということで、コメントを求めてきました。まじめに取り上げていただけそうなメールでしたし、難しい話ではなかったのでコメントを返しておきました。

どのような話題なのかは、もう少し待ってください。

まったく見ず知らずの方からの反響としては、以前に紹介した神奈川大学の音響・超音波研究室の先生からとこの件で2件目です。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "超音波本の反響"

| | コメント (10) | トラックバック (0)

栃木県の物理教育研究

ニンテンドーWiiリモコンとその3軸加速度をパソコンに取り込むソフトウエア「WiiAcc」が栃木県の「高等学校における教科指導の充実に関する調査研究」の中で取り上げられ、その資料が配布される、という情報を先日書きました

配布された資料がHP上に公開をされました。こちらのページです。各科ありますが、物理の資料はこちらのPDFファイルになっています。

速度と加速度という、重要でかつ面白いにもかかわらず、やり方によっては物理嫌いを増加させる領域を、実験装置を工夫してダイナミックに学べるように工夫されています。

Exph WiiAccのところは以前に送っていただいて読んでいましたが、わたしはワイヤレスマウスを使う工夫も面白いと思いました。写真は先の物理の資料に掲載されていたものです。

実は私もマウスを入力ディバイスとして使えないか、そのためのソフトつくりを何度か試みています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "栃木県の物理教育研究"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秘密ミサイル基地の撮影に成功か

北海道千歳市にある新千歳空港周辺の原野の中には、いくつかの航空関連施設があります。原野の中に突然柵や塀が出現することがあります。このあたりで山菜などを採る人にとってはよく知られた事実です。新千歳空港の西側および南側のウトナイ湖にかけては民家はなく、鬱蒼とした林の中にいくつかの産業廃棄物の処理場とゴルフ場があるだけのところです。

<
大きな地図で見るp>

新千歳空港の西側高速道路までの間に膨大な土地があり、その一部は私有地なのですが、ここは国策で一切の開発が認められない地域なのだそうです。

Cimg2203 最近妙なうわさが流れていまして、どうもミサイルの基地か小型ロケットの基地が原野の中に作られているらしいというのです。いつもはただの工事現場に見えるのだけれど、時々ミサイルかもしくはロケットのようなものが現れるというのです。

その場所は、行こうと思えば車で簡単にいけるところです。

私も何度か行ってみたのですが、先日(3月30日午後4時ごろ)ついに写真撮影に成功しました。何なのでしょう。北海道洞爺湖サミットが絡むのでしょうか。こんな写真ブログで公開して大丈夫かなぁ。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ ポチッと応援よろしく。

続きを読む "秘密ミサイル基地の撮影に成功か"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »