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ねじの工作でマイクロメータ?

今の職場に入るまでは、機械工作は依頼することはあっても自分で行うことはありませんでした。

たまたま同時期に同い年で入った同僚が、大手電機メーカーにいて1級技能士・技能五輪の選手だったという人で、仲が良かった(今も良いですが・・・)ので、旋盤を習いました。引張試験の試験片ぐらい自分で加工したいと思ったからです。

Cimg2266 少しできるようになると面白くなって、作ったのが左の写真です。ボルトナットと径の違うパイプ、材料はその辺に転がっていたものです。

マイクロメータを模したものです。超音波探傷の実験を行うのに探触子の送り装置を自作しようか、なんて考えていたものです。結局これを何らかの用途で使ったことはありません。

Cimg2267 少々ガタが出るのですが、スプリングをかませば使えるものにはなるだろう、といわれました。

ボルトの頭を丸く削って太いほうのパイプと、ナットに縦穴を開けて径の小さなパイプとそれぞれ接合しているのですが、溶接はしていません。

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Cimg2271 焼き嵌めです。焼き嵌めは金属の熱膨張を使います。熱せられたリングは膨張して直径が大きくなります。そこにぎりぎりで入るものを入れてやれば、冷えた外側のリングが縮まることで締め上げて、ちょっとやそっとでは抜けない強固な接合が得られます。

このときは、旋盤で加工したときの切削熱を使いました。当然、加工の順番と、寸法精度とタイミングが問われます。

この方法を教えてもらって、上手くできたときはひどく嬉しかったのを覚えています。

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コメント

こんにちは。このくらいの加工が出来れば立派だと思います。私も最近は旋盤でのねじ切りなどやらなくなってしまったので、今度挑戦してみます。

投稿: KADOTA | 2008年5月13日 (火) 07時44分

KADOTA さん こんばんは

ありがとうございます。素人のお遊びですが、私にとっては思い出深い作品です。
機械加工の先生からは、ねじ切りも教えてあげるよ、とは言われているのですが、先延ばしになっています。マイクロメータにするには0.5mmのピッチにすればよいようです。締めるためのねじではなくて、計測のためのねじの切り方のコツもあるようで、私も今度ぜひやってみたいです。機械加工を始めると、時が立つのを忘れさせる何かがあります。

投稿: SUBAL | 2008年5月13日 (火) 20時30分

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