クリノメーター
義父は若いころ鉱山技師だったそうで、そのころのツールを持っています。以前には、もう発売されていないヘンミの竹製の計算尺をもらいました。
先日、こんなのはどうだと出してきたのがクリノメーターでした。皮のケースは、このツールがずいぶんと使い込まれたことを物語っています。
「クリノメーター(clinometer)とは、地質調査(地表踏査)を行う際に用いる測定道具。地層や断層面の走向と傾斜をはかることができる。」(Wikipedia)
私も断層面の走行と傾斜の測り方についてレクチャーを義父から受けましたが、一度聞いたぐらいでは飲み込めません。こちらに掲載されています。
裏側についているハイトメーターなら理屈はすぐにわかりました。照準を覗いて、目標を定めて横のボタンを離すと針が止まって仰角が読める仕組みです。
後は三角関数表を使って計算をするのかと思ったら、手書きの早見図がケースの中に折りたたんで入っていました。破れないように濡れても良いように油紙で裏打ちしてあります。
今は電卓を使って三角関数の値を出しますが、こういう図を使うほうが本質的な理解ができるのではないか、と思いました。
先日、三角関数イメージソフトなるものを公開しましたが、義父の手書きの図を見ていてもっとシンプルでアナログな教材を思いつきました。今度作って、斜角探傷のときに授業で使ってみようかと思っています。
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