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耐熱合金の輝き

ターボジェットエンジンJ34の分解と展示教材の作成を行っています。

2組が同時進行をしています。一組は、ローター(回転部)を中心にした、展示モデルで、ピカピカに磨くことにしています。

Cimg2439 写真手前が磨いた燃焼器で、隣が取り外したままの燃焼器です。

材質の詳細は不明ですが、ニッケル基の耐熱合金であることは間違いないでしょう。

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燃焼器には、ハステロイ(HASTELLOY)を使うことが多いので、これもそうかもしれません。高温になると化学反応が活性となり腐食しやすくなります。耐熱合金に求められる性質の重要なひとつが高温耐食性です。

耐熱合金は、常温では腐食対策はほとんど必要ありません。いったん磨くと光沢を保ち続けます。

この燃焼器の磨きはまだ途中で、鏡面仕上げにまでします。金属光沢は、美しく魅力的です。しかし、高温の炎にさらされた燃焼器の肌も、どこか風格が合ってよろしいと思いませんか?

ハステロイといえば、オウム真理教がサリン製造を隠すために「農薬を作っている」と言い張っていいたときに「腐食対策はどうなっている」とテレビの番組の中で問い詰められて「ジェットエンジンにも使われているハステロイを使っているから大丈夫」といってしまった場面を記憶しています。オー!ハステロイかよ・・・と思いました。このとき同席していた米国の毒物の専門家が「農薬を作るのにハステロイは必要ない。サリンを作るなら別だが・・・」と指摘されて、オウム真理教の幹部の顔が青ざめていました。この幹部村井秀夫は、数日後青山の事務所前で刺殺されています。

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