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2008年7月

耐空性改善通報

先日紹介した水上飛行機のエンジン破壊について、エンジンの種類がわかりました。やはりLycomingO-320-H2ADとのことです。

Dscn4696a エンジンを搭載した水上機セスナ172の写真も送られてきました。

昨日より飛行が再開されたとのことです。

このエンジンですと、国土交通省航空局からTCD(耐空性改善通報)が出ているものかもしれません。

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体重の減少

昨日職場で健康診断がありました。

胸部のレントゲンや血液検査、私らは高齢者ということで胃のX線写真を撮る・・・というやつです。今年からメタボ診断もあるようです。

最初に体重を測定します。体重計に乗ると、「58.5キログラム」とのコール、一瞬耳を疑いました。

昨年に比べておよそ5キロのマイナス、20年ぶりに60キロを割り込みました。

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水上飛行機エンジンの破断

カナダにいる卒業生から貴重な画像を提供してもらいました。メールの説明によると・・・

「・・・水上機のエンジンがフェールしました。その時は教官と生徒が訓練のため近くの湖にて離着水の練習中、再度離陸する際にエンジンの異常振動が発生したため、すぐさま着水しました。湖一面オイルだらけだったそうです。後日飛行機を湖からベースの空港に運び、カウリングを開けました。みごとにシリンダーが割れてました。」

Dscn4689 特に大きな怪我等がなくて幸いでした。水平対抗のレシプロ(ピストン)エンジンのシリンダーです。詳細はわからないのですが、たぶんライカミングのエンジンでしょう。

完全に2つに分離しています。

Dscn4694分離したところは、アルミ鋳物のシリンダーヘッド。ニッケル・クロム・モリブデン鋼のシリンダーバレルとの接合部です。

シリンダーヘッドとバレルは、ねじになっていてさらに焼嵌めされています。シリンダーヘッド側が雌ねじになっています。写真を見ると、雌ねじが破断するとすると、ここだよね、というところからいっているようです。

Dscn4693 上部側の破断面を見ると、およそ円周の1/3が黒ずんで見えます。

これは、おそらく破断前に燃焼ガスもしくはオイルがリークした跡でしょう。

最終破面は、おそらく2/3。

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F15の疲労破壊による空中分解

私の職場の上空にはF15戦闘機が訓練飛行でよく飛来します。

そのF15が昨年11月2日米国ミズリー州で空中分解事故を起こしていたようです。

こちらページにその様子を再現したCGによるアニメーションがありました。YOUTUBEで探したらすぐ見つかりました。

キャノピー近くの縦通材の疲労破壊だそうです。こちらのページの中ほどに壊れた縦通材(Longeron )が図示されています。

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草刈機ジョイント部の金属疲労

この2日間、職場では草刈をやっていました。キャンパスが広い(10万坪)ので、草刈も大変です。

Cimg2557 朝のことです。刈払い機のハンドル部分の取り付け角度が良くなくて使い難いので、調整するために六角レンチを探していました。

Cimg2558 そこに、『親切な同僚A氏』がやってきて「これ緩めなくてもこうやると角度を変えられるでしょう・・」と言いながらいきなりハンドルを持ちグイと曲げようとしました。すると次の瞬間、ジョイントの部分がばらばらになって壊れてしまいました。『親切なA氏』自身もびっくり。そうたいした力は入れていないのに・・・という顔をしています。

Cimg2556 「オイオイ!これはどうもならんね」・・・。故障して修理中の機械からジョイント部をとってきてつけなおして、仕事はできました。この間約10分間のロス、のはずでしたが、ロス時間はプラス5分。

Cimg2555  壊れた部品は絶好の教材になるかもしれないのです。これ脆性破壊の見本になるだろう、と考えて写真撮影をしました。

脆性破壊とは、ほとんど変形せずに壊れることです。ばらばらになったかけらを集めて組み合わせると、もとの形を再現できます。

さらに破面をよく見ると、ほかより黒っぽく見えるところがありました。

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地震計測とWiiリモコン

今日未明の岩手地震、私のところ(苫小牧市)でも結構揺れました。

ブログを書き終えて、そろそろ寝ようかなと思っていたところでした。

はじめ突き上げるような縦揺れを感じましたので、これは大きいかもしれないと少し身構えました。やがて横揺れが来ましたが、震度4くらいかな、たいしたことにはなりそうもないということはわかりました。

揺れは長かったですね。この地域の地盤では長周期振動が起きるのですが、それらしいユラ~とした揺れも感じました。

このくらいの揺れならば、WiiリモコンとWiiAccで揺れを観測できそうだ、との感触を得ました。

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横浜港のトラス橋

横浜探訪第3弾は、橋です。

Cimg2531 横浜には、左の案内図に描かれているのと同じ型式のプラットトラス橋がいくつもあります。

Cimg2532 この橋は、アメリカン・ブリッジ・カンパニー製。銘盤に、「American Bridge Company of New York 1907」とあります。

トラス構造の橋では、橋全体を梁と考えると、上下の平行部材がその曲げモーメントを受け持ち、斜め部材がせん断力を受け持ちます。プラットトラスでは、斜め部材には引張の軸力がかかります。

横浜港に北海道に架設してあったトラス橋が移設されていました。

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20世紀初頭のエアコンプレッサ

横浜みなとみらいを散策して、ドライドックの次に案内してもらったもの。

Cimg2522 造船所で使っていたエアコンプレッサ(空気圧縮機)です。公衆トイレの前にさりげなく展示してあります。電動モーターでピストンを駆動するレシプロ式のコンプレッサです。

デハボ1000さんは、圧縮機や安全弁の型式について説明してくれます。私は、圧縮した空気を貯めているタンクがリベット止めであることに目が行きました。

Cimg2530 「製作が1918年ですからね。溶接で圧力容器を作る勇気は設計者にないでしょう」とデハボ1000さん。

1918年。そんなに古いものだったのですね。もうとっくに亡くなった私の親父もまだ生まれていません。

ロシア革命の翌年、第一次世界大戦終結の前年。タイタニック号沈没の6年後ですよ。船も溶接で量産されるようになるのは、第2次世界大戦中の米国まで時代が下ります。

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横浜港に古代ローマの遺跡???

横浜港で見つけた面白いものシリーズ、その1です。

Cimg2520 7月19日に、KADOTAさんデハボ1000さんに案内していただいて、最初に来たのが、ここでした。夕暮れだったことと、ここが歩いてきた道から少し下がるところにあることから、照度不足で、ぼけた写真になっています。

Cimg2527歩きながら説明を聞いていたはずなのですが、最初見たときに、ずいぶん凝ったデートスポットを作ったものだなと思いました。古代ローマの遺跡風と見えたのです。

場所は、横浜ランドマークタワーの直下です。

首都圏の人は知っているのでしょうが、(地方の方中心に)いったい何だと思いますか?ベースは産業遺構です。

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横浜探訪

昼前の地震のときは、亀有のJSNDI教育センターで講義中でした。受講生がざわついたので何かなと思ったら、揺れていました。

Cimg2518 講義が終わった後は、横浜へ行き、KADOTAさんと神奈川大学の土屋先生の研究室を訪問。超音波関係の話題や、大学教育の話などでおよそ2時間楽しい時間をすごしました。土屋先生の背後にあるのは、水槽の上にXYXの3軸を制御できるアクチュエータ・・・水浸超音波探傷装置・・・ではなく水中超音波の実験装置です。

Cimg2543 その後、デハボ1000さんと落ち合って、3人でみなとみらい地区を探訪しました。1時間ほど歩きましたかね。面白いものをいろいろ見つけました。何回かに分けて紹介しようと思っています。写真は薄暗くなってきていましたので、あまりよく撮れていません。

その後は、

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JSNDI教育センター移転

超音波レベル2技術講習会のために上京しています。やはり暑いですね。

明日は朝から講義です。葛飾区亀有にJSNDI教育センターがありますが、この秋移転することになっています。私が担当する講習会では、今回が最後になります。確か1996年に浅草橋から移転しましたので、12年になります。こち亀の地元ともお別れです。

明日は、講義が終わった後横浜方面を探訪することになっています。予想最高気温35℃、わ~!暑そうsun

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WEBの世界で情報を得ること

最近何かを知りたいときにWEBの検索を使うことが多くなりました。WEB上にあふれている情報はいい加減なものが多い、ということが言われますが、私は勉強になる情報も多いという印象を持っています。

いい加減な情報は、有名大学の教授が書いた文章や本の中にもあるものですから、要は「情報を信じるか否か」ではなくて、その情報もしくはその情報の発信者といかに対話をするか、そこに尽きるのではないかと思っています。

米国の高校生から質問を受けて、メールのやり取りをしていたときに、その高校生から「WEBの世界で専門家から有益な情報を得た」という観点で学校から高い評価を得た、と感謝のメールをもらったことがあります。そういう指導をしているのですね。メールの出し方、質問の仕方、礼儀も含めてひとつの技術だと思います。

日本ではどうなのでしょう。

最近、日本の若い人から2件メールをもらいました。

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超音波探傷レベル2 結果発表

JSNDIから超音波探傷技術者レベル2(UT2)実技試験の結果通知が届きました。2次試験(実技試験)には19名が挑戦しましたが、16名が合格、3名は残念という結果でした。レベル1の再挑戦組み3名は全員合格。UTレベル2の2次試験合格率84%、まあまあの結果でしょう。

練習用の試験体の確保など、全国の仲間の応援があって実現できた結果です。ありがたいことです。

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夜の花 野菊

ホタルブクロを紹介した記事で、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を引用しました。

その真っ黒な、松や楢の林を越えると、俄かにがらんと空がひらけて、天の川がしらしらと南から北に亙ってゐるのが見え、また頂の天気輪の柱も見わけられたのでした。つりがねさうか野ぎくの花が、そこらいちめんに、夢の中からでも薫りだしたといふやうに咲き、鳥が一疋、丘の上を鳴き続けながら通って行きました。

Cimg2516 カンパネルラの名前の由来になっているとも言われるツリガネソウとともに登場する野ぎく、我が家の庭にも咲いていました。次の夜の花はこれしかないと思いました。

ジョバンニとカンパネルラの旅立ちの場面にふさわしい野ぎく、「夢の中からでも薫りだしたよいうように」と形容される情景を想像しながら写真を撮りました。

Cimg2481丘いちめんに、地上の星のように・・・残念ながら我が家の庭にはそんな空間的な広がりはありません。ちょっと雰囲気だけでも・・・という程度です。後は想像力で補うしかありません。

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歯底割れを超音波で検出する方法

このブログ、個人の気まぐれで書いていますが、いろいろな方に読んでいただけているようです。非破壊検査にかかわっている人、仕事上非破壊検査に関する情報を集めている人なども立ち寄っていただけているようです。

欧米では、ブログなどを通じて技術屋同士が情報を交換したり意見を戦わせたりすることがあると聞きました。そのまねはできないにせよ、いろいろな情報を発信したり交換したりする場にこのブログもなればよいなぁ、と思っています。

Sprocket_ut 最近コメントを寄せていただいているIkegayaさんから、興味深い情報を提供いただき、この場で公開してもよいとの承諾を得ました。今日はそのひとつを紹介します。

内容はスプロケットの歯底割れを超音波の漏洩表面波を使って探傷する方法です。

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ポストiPhoneで消えてゆくもの

アップル社の新型携帯電話iPhoneのニュースが大きく報じられていますね。NHKのニュースでも2日間にわってトップニュースでした。

いろいろな機能があるようですが、タッチパネルは新感覚だなぁというのはテレビ画面を通してでもわかります。ニンテンドーDSのタッチパネルを使ったときも、今後の入力デバイスはこれになるな、という予感がしていました。

たとえばテンキーは、相手の番号などを入力するときにだけ必要で、後は消えていてよいわけです。また、押すだけから、指の動きが多彩になって、何か不思議に自由感のようなものを感じます。私は、携帯の親指入力は、いらいらして嫌いです。

Cimg2503a これは携帯電話のテンキー部分です。番号が印刷されたプラスチックの板が、薄いゴムの膜に貼られています。

この入力の仕組みもよく見ると、へーなるほどがいろいろあって面白いです。

この下がどうなっているかというと・・・。

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携帯電話のバイブモーター

携帯電話のレントゲン写真を撮った後、解体しました。解体というよりは破壊かもしれません。

Cimg2493 これは、携帯電話をマナーモードにしたときのバイブの振動源です。超小型モーターの軸に偏芯回転をさせるための錘がついています。原理的にそうなっているという知識はありましたが、現物を見るとその小ささに改めて驚きます。錘にもいろいろな工夫がありそうです。

携帯の小型振動モーターといえば、こちらの企業が有名ですが、これも同社製でしょうか。

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夜の花 ホタルブクロ

久々に夜の花シリーズです。我が家の庭に咲いていた「ホタルブクロ(蛍袋)」。

Cimg2474 キキョウ科で学名はCampanula punctata。夜の闇の中では、白い花は怪しさを増します。

筋向いの家には紫色のホタルブクロが咲いています。交配させるとどんな花になるのでしょう。

ツリガネソウはホタルブクロ属で、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくるカンパネルラは、この花の名前からとったという説もあるようですが、真偽のほどはわかりません。

「銀河鉄道の夜」の第1章「ジョバンニの教室」の最後の場面にツリガネソウが出てきます。

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二酸化炭素削減の攻防

北海道洞爺湖サミットも最終日です。高速道路などの交通規制が続いています。ものすごい警備体制のようです。私の通勤路である山道にも、警察官が配置されています。霧雨の中、白い合羽を着た警察官があちこちに立っています。

P1000637 洞爺湖上空の航空写真です。左手の山頂にサミット会場のホテルが写っています。

Cimg2423昨日はコンビニの明かりが消えていると思ったら、「ガイヤナイト」とか称する官製のデモンストレーションだったのですね。

Cimg2424 こちらは、自宅近くのショッピングセンター(苫小牧市 イオン)駐車場に最近設置された太陽電池パネルです。

                      

それにしてもすごい数ですね。

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三角関数の図形的理解

小さなソフトを作って公開していますが、最近では「共振と固有振動数」へのアクセスが多いですね。

Sin_cos_tan 三角関数を図形的に理解するソフト「三角関数グリグリ」、今のところアクセスは少ないようです。初心者用のソフトですが、本当に初めての人には、0~90°の範囲(第1象限)に限定したほうがよいのかな、と考えて姉妹編として「sin*cos*tan」を作ってみました。

「sin_cos_tan.zip」をダウンロード

随時マイナーバージョンアップしています。現在のバージョンは 0.1.6 です。

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0.1秒の疑問解決

昨日の記事で、中学での自由落下のHPを紹介しました。その後、このサイトのほかのページをのぞいてみましたが、膨大なボリュームの実験例が紹介されていました。中学でここまでやるのか、という感じです。このホームページを開設している方は、ご本人がHP上で本名を公開していますが、福地孝宏さんという方で名古屋の中学の先生をされています。

福地さんにお願い事のメールを出しました。お願いの件は、私の勘違いもあり取り下げましたが、メールのやり取りの中でひとつ教えていただきました。

それは、Wiiリモコンを落下させたときの最初の0.1秒のことでした。静止状態から落下を開始すると、加速度は1G(9.8m/s^2)変化しますが、私の実験では、何回やってもおよそ0.1秒かかるのです。

Itokiri 福地さんから、「リモコンに細い糸を結びつけ、その糸を鋏で切って落下させる」という方法を試してみたらと、アドバイスをいただきました。

その結果です。1G見事にすとんと落ちています。

自分で手を使って仕事をしている人には、少ない情報の中からでも見えるものがあるのですね。

それだけのこと、といってしまえばそれまでですが、わたしは「おー!納得」とうれしかったです。

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打点式記録タイマーを使った加速度の実験

以前栃木県の高校の先生から、WiiAccを使った加速度実験について研修資料に掲載したい、という趣旨のメールをいただいたことを紹介しました。その中に、これまでの加速度実験の問題点も記載されていました。

加速度実験には、単位時間当たりの移動距離を測定する方法として、打点式の記録タイマーが使われることが多いようです。どんなものなのか調べてみました。教材メーカーのHPに写真がありました。(独)科学技術振興機構のHP「理科ネットワーク」にその仕組みがわかるアニメーション(少々粗いですが)があります。

なるほど、交流の周波数を使って、東日本では50Hz(1/50秒毎)西日本では60Hz(1/60秒毎)に電磁石が反応して紙を打ち、カーボン紙を挟むことでロール紙に打点されるという仕組みです。

カーボン紙、懐かしいですね。昔領収書なんか全部これでした。ボールペンを使って書きますが、筆圧の少ない人はかすれていました。

打点式の記録タイマーのよいところは、メカニズムがシンプルでわかりやすいところと、打点間の距離が一定時間ごと(東日本では0.02秒ごと)の移動距離、すなわち速度の変化が目で見てわかるということでしょう。

奈良県高等学校理化学会のHPに、自由落下の実験方法が掲載されています。

高校時代物理は履修していますが、この実験は記憶にないですね。たぶんやっていないと思います。

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PTA広報委員

このところ何年か子供が通っている学校の広報委員をやっています。前期の活動グループに入っていましたので、本日は担当最終日でした。

Pta2 男性がPTA活動に出てゆくと、役員をやったり「おやじの会」に出たりする人が多いようで、私のように末端の委員をやるのは珍しいようです。

何か考えがあってそうしているというわけではなく、成り行きです。学級懇談会にうっかり出席したら、何か委員を引き受けないと帰れない雰囲気になってしまったのが始まりでした。

Pta1しぶしぶ出てみると、これはこれで普段聞けない話や情報も入ってきて、まあ面白いのです。年2回の広報紙を編集する仕事ですが、私はなるべく口を出さないようにして「パソコン屋」に徹しています。

最初はうさんくさいおじさんと見ていたであろう「お母さん」たちも、リクエストに答えてPhotoShopを使って編集を始めると、結構感心してくれます。

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地震の揺れと加速度

Wiiリモコンで加速度計測の記事にIkegayaさんから興味深いコメントをいただきました。

AEセンサと加速度センサを使ったRC構造物のモニタリングの研究についてでした。

地震が発生した直後に、その建物が危険な状態にあるのか否かを判断しようというもので、それができれば画期的です。地震が起きると避難所に避難している様子をテレビなどで見ますが、避難所だって地震の被害を受けているかもしれませんし、余震もあります。

構造物に受けた力をマクロ的にゆれの加速度を測定して把握して、割れがどの程度発生しているかをAEセンサで捕まえて、構造物が受けた損傷の程度を評価しよう、ということのようです。

AE(Acoustic Emission)は、石・コンクリート・金属などに割れが入るときに発生する超音波領域の音をいいます。私たちの体は損傷を受けたときに痛みを感じますが、AEの観測は構造物の「痛み」をリアルタイムに知ることになります。

私たちの体に受けた損傷にたとえると、2階の窓から落ちたという大状況を加速度センサで、怪我をしているか痛いところがあるかということをAEセンサで知ろうということです。

個々のセンサが高価であったり、通信情報量が多かったりすると実際には使えないシステムになるため、安価でかつ的確で少ない情報に絞るというところに研究の焦点があるようです。

その加速度センサに、ニンテンンドーWiiリモコンに搭載されているSTマイクロエレクトロニクス社の3軸加速度センサを使っているとのことです。

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