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公園のブランコにフェイルセーフ構造?

娘の学校で開催されている学校祭に行ってきました。合唱コンクールを聴いてきましたが、若い歌声っていいですね。

帰りに近くの公園へ寄ってきました。

Cimg2738 ブランコです。子供が小さいときにはよくつれてきてここで遊びました。この公園は、設置後20年程度経過しているはずです。

気になるのは安全性。木製の梁や柱は全体として風化・劣化が進んでいるように見えますが、地面近くの付け根の部分も含めて腐って朽ちている様子はありません。もちろん見えない部分はわかりませんが・・・。

Cimg2739 次にブランコの取り付け部。改めて計算をするまでも無く、100キロぐらいの人が乗っても十分余裕のあるつくりになっているようです。鋳鋼と思われる吊り冶具は銀色の塗装は最近のものであることがわかります。その金具を取り付けているボルトは、ここに疲労割れが発生すると外からではわかりません。よく見るとこのボルト新しいですね。最近交換されたものと思われます。

この木製の梁が破断すると、子供たちの頭上に落ちてきて危険です。

Cimg2740 両端は一本の貫通ボルトで留められています。

どうやら補強がされているようです。木材が朽ちるなりボルトが折損するなりしても、補強につけた角パイプが梁の落下を防ぐようになっています。うん?フェイルセーフになっているのかな?

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フェイルセーフの分類としてはバックアップとなるでしょうか。フェイルセーフを考えているとしたら、もうひとつ要件があります。角パイプと木製の梁との間に若干の隙間が開いている必要があります。そうしないとメインのボルトが支えているのか角パイプが支えているのかがわからなくなります。

Cimg2742 どれどれ、近づいてみると5mm程度のクリアランスがありそうです。

でも5mmは微妙です。取り付け作業上5mmが接近限界であったことが考えられます。

Cimg2741 裏に回ってみると、やはりそうですね。もともと柱にわずかな段差がつけられており、そこでも梁を支えるようになっていましたが、この段差の部分に亀裂が走っています。この状況を見て、角パイプをつけたものと思われます。切込みを見るとこの夏の仕事と推測しました。

左側のナットからねじ山が出ていないのは、ちょっとまずいように思いますが、まぁ大丈夫でしょう。

このブランコに関しては、適切な管理の目が届いているなと感じました。

定年後、生活が安定していれば、正式な講習会を受けて遊具の安全点検のボランティアをするというのもよいかな、なんて思いました。まだまだ遠い未来の話ですがね。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

SUBALさん おはよう

この話題では私がコメントしない訳には行きませんね。ヨーロッパの遊具のカタログには多くの木製遊具が掲載されていますが、日本の気候は木製遊具に厳しいのです。
写真では良く分かりませんが地際に銅版が巻かれているのでしょうか?多くの木製遊具はここから腐朽が始まります。点検の必須アイテムにシャベルがあり、地面を掘り返してここを調べるのです。
ブランコの梁は繰り返し応力を受けますが、金属のような工業製品ではないので強度の保障が難しいですね。JPFAの新基準では木製遊具の標準使用期間は10年です。

投稿: 271828 | 2008年9月28日 (日) 08時19分

271828 さん

コメント、期待をしていましたhappy01

>点検の必須アイテムにシャベルがあり、地面を掘り返してここを調べるのです。

なるほど、素人が勝手にシャベルで掘り起こしていたら、怒られるでしょうね。

>JPFAの新基準では木製遊具の標準使用期間は10年です。

そうすると、ここは20年程度経っているのは確実ですから、点検・補修ではなくて撤去の対象ということですね。この公園も、「広場」になるのも時間の問題かもしれませんね。

新基準、地方の自治体には通知されているのでしょうか。


投稿: SUBAL | 2008年9月28日 (日) 08時49分

こんばんは。

>新基準、地方の自治体には通知されているのでしょうか。

我が袖ケ浦市の公園担当は勉強しているようです( http://niwatadumi.at.webry.info/200808/article_3.html )。
遊具メーカーが教えてくれるのかも知れません。でも、管轄の異なる学校遊具の方はいろいろな事情でなかなか整備が進まないようです。

投稿: niwatadumi | 2008年9月28日 (日) 19時28分

niwatadumi さん こんばんは

当市に住み始めて、公園整備はなかなか意欲的でよいなぁと感じていました。工業都市で、流れ者の街という雰囲気があるのですが(私自身が流れ者dash)、その中でほっとする空間を公園が作っていました。切れ者が緑地公園課にいるのだろうと勝手に想像していました。安全管理も、ただの責任逃れでない知恵を発揮してくれることを期待したいものです。

投稿: SUBAL | 2008年9月28日 (日) 20時51分

こんばんは
子供の母としては安心して遊べるのが普通だと思っておりましたが、最近は事故も多いですからね、^^;
いろんな工夫が、されているんですね、(^o^)
でもさすがに、先生は、公園でも、見るところが違うんですね(^_^)v公園の見方も変わりそうです

投稿: くまです。 | 2008年9月29日 (月) 20時51分

くまです さん こんばんは

学ぶって、同じものを見ても見え方が変わってくることかな、なんて思います。豊かな世界が広がるような学び方をしてゆきたいと思います。
でも、すぐにものが壊れるか壊れないか・・・という見方をしてしまうのは、ある種の病気かもしれませんね(笑)。

投稿: SUBAL | 2008年9月29日 (月) 23時09分

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