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2008年10月

あのエキスポランドが破産

昨年5月にジェットコースター事故が起きたエキスポランドが、会社更生法の適用を申請したようです。こちらの記事

この会社の破産自体には関心はないのですが、かの事故について1年半になるのに事故原因の報告がどこからも出てこないのには、失望を通り越して、いったいどうなっているのかという感じがします。

結局、現場の直接の当事者を業務上過失致死罪で立件して終わりなのですかね。

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Newman-Raju の解にパリス則

先日公開したソフト「Stress Intensity Factor」は、平板表面楕円亀裂の応力拡大係数をNewman-Raju の解を使って求めるものでした。

Newman_raju_paris_1 このソフトに、疲労亀裂の進展を評価できるパリス則を組み込んで、バージョンアップとしました。

パリス則を理解するためにかつてこんなソフトを公開していました。今回のは、Newman-Raju の解を使っているので、より現実的な疲労亀裂進展のありようを学べるかと思います。

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Pohlmann Whistle

ドイツの友人に私の超音波本を送ったら、Pohlmann Whistleに関する資料を送ってくれました。日本語はわからないが、絵はよくわかるとのことでした。

Pohlmann_whistle Raimar Pohlmannはドイツ人で、1930年代から現在の超音波探傷につながる研究をしていた人です。強力な超音波を発生するPohlmann Whistle(or Pohlmann pipe)を発明したという話は聞いていました。資料の中にあった写真を参考にShadeで再現してみました。

これ、液体の流れで超音波を発生するのです。では、この超音波発生装置はどのような目的に使われたのでしょう。

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秋深し 秋鮭来ない

Cimg0350 通勤路の山道も、紅葉が美しい季節になりました。

青少年のための科学の祭典千歳大会の実行委員会に行ってきました。今年は、11月9日に開催されます。

実行委員会の一人、千歳サケのふるさと館の方の話が気になりました。

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倒立振子型ロボット@苫小牧高専祭

苫小牧高専祭で、昨年とは違う出し物がいくつかありました。リニアモーターの上にいすを載せて、2メートルぐらいの間隔を人を乗せて動かすなんてのもありました。

Cimg0347 ちょっと面白かったのは、倒立振子型ロボット。

昔、箒を逆さにして手のひらの上に乗せていかに長くバランスを保っていられるかで遊んだことがありましたが、これをメカニカルにやろうというわけですね。

ポニョが衝撃吸収用のプラ板についています。「転んでもめげないポニョ」というわけでしょうか。

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苫小牧高専祭2008(その1)

昨日苫小牧高専の学校祭へ行ってきました。

Cimg0349 キャンパス内の木々は秋色に色づいていました。

電気電子科の教室に入ると「まあまあ座ってください」というのでいすに腰掛けると、電子オルゴールを作るというのです。娘と一緒に半田付けをする羽目になりました。娘は「上手いね。センスがあるよ」と褒められているのに、私のは「これは・・・」といって私のつけた半田を吸い取ってくれています。

中学の技術の時間以来、どうも半田付けとは縁が薄いというか、センスがないようですwobbly

物質工学科の実習室では、下村脩氏がノーベル化学賞をとった研究対象である、緑色の蛍光を発するタンパク質GFPを見せてもらいました。

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体積不変のポアソン比

この記事には最後にドンデン返しがありますので、途中でやめたり拾い読みはぜずに、読まれるのであれば最後まで行ってください。

ポアソン比というのは縦ひずみと横ひずみの比です。焼きたての餅をぎゅう~と引っ張ると長さは伸びてゆきますが、同時に細くなります。

Poissons_ratio2 金属も引っ張ると延びますが、細くなります。弾性変形の範囲では、ポアソン比は0.3前後です。

ところが塑性変形の範囲に入ってくると、体積不変の原理が働いてポアソン比が0.5になる、と本に書いていあります。体積不変で縦ひずみと横ひずみの比が0.5に固定するはずはないな、ということで考えてみました。

少々ややこしい計算をしなければならないのですが、ぱっとわかりやすくするために、EXELを使って、グラフにしてみました。

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ジェットエンジンの燃料ノズル

J34エンジンのカットモデル製作は、順調に進んでいます。

Cimg0341 コンプレッサー(圧縮機)は終わって、ホットセクションの燃焼器のカットが、ほぼ終わっています。

燃焼器の焼けた使用感はそのまま残す予定です。

このエンジンの燃焼室はアニューラー型ですが、二重環になっています。

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いきなりGoogleトップ

ブログ記事を書いていると、これは読まれないだろうなぁ、と思いつつ書いているときもあります。昨日の「Newman-Raju の解」などはまさにそれで、いくつかの事情と必要があってソフトを公開するついでに書いているようなものでした。

でも、意外とアクセスはあるのですね。ちなみにGoogleの検索で「Newman Raju 」をキーワードにすると、約 91,800 件中 トップにこのブログが出てきます。

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Newman-Raju の解

平板にある表面き裂(半楕円)の応力拡大係数を求めるソフトを公開します。

Rajunewman_solution  応力拡大係数(K)は、き裂先端付近の応力状態を表す係数で、き裂ある部材の破壊に対する抵抗を示す値として使えます。実際にその値を求めようとすると、ハンドブックなどを参照して結構面倒な計算をしなければなりません。そこで、平板にある表面き裂について簡単に応力拡大係数を求めるソフトウエアを作ってみました。

図は、計算例です。

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散乱光を楽しむ

飛行機に乗るとき、少し曇りがちのときは楽しみです。

Cimg0331 雲に散乱された光の乱舞を楽しめるからです。

遠くに富士山が見えています。

Cimg0325 富士山の部分をトリミングしてみます。

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鹿の交通事故

東京から帰ってきました。

Cimg0336 空港から自宅に向かう途中、国道36号線(植苗:新千歳空港と苫小牧市街地との中間地点ぐらい)で道端に鹿が倒れており傍らに初老の夫婦と思われる男女が立っていました。車を止めて、近づいてみると女性が鹿の首をなでています。鹿は小鹿で、ぐったりして左の後ろ足と目の辺りから出血しています。

近くに留めてあった小型車の前面ボンネットがへこんでます。事情を聴くまでもなく鹿が飛び出して撥ねられたことは明らかです。鹿は、馬鹿だというか車が来ているにもかかわらずいきなり飛び出してくることとがよくあるのです。ほかの野生動物ではありえない行動をします。私も何度かヒヤッとしたことがあります。

国道36号線は、札幌から苫小牧-室蘭に向かう幹線道路。ひっきりなしに車が往来しています。

聴くと、携帯電話を持っていないとのこと。先ほど、別の人が北海道開発局に電話をして、来てくれることになっている、ということでした。

お二人は、何とか助けられないかと首や頭をなでています。「血の涙を流しているみたいで見ていられない」といいます。

しばらく話を聴きながら、開発局の人が来るのを待ちました。30分以上経過しても、開発局の人は来ません。ぐずぐずしていると日が暮れてきます。

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田舎者 上京

JRは、田舎から東京へ向かうのが上り、反対が下りです。飛行機はそういう使い分けはしていませんね。

Cimg0302 普段田舎でのんびり暮らしていると、都会に出て電車や交差点での人の多さには、めまいまではさすがにしませんが、ちょっと肩に力が入ります。

東京タワーの近くに来ています。芝大門、Shiba Daimonですが、浅草吉原近くはOmonなんですってね。

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夜が明けたら

青少年のための科学の祭典の打ち合わせをANAの空港支店を訪問して行い、すぐ職場に戻って市内の企業の方が非破壊検査について見学したいと主旨で訪問がありますので、その対応をして、昼食をとったら、航空工場検査員受験ツアーに出発です。

今回の上京は、引率+JAXA見学+超音波分科会という公式行事以外に、自分の受験とあわせてプライベートでZoo^2*Cお願いを快く聞いていただけたお二人に会って来ます。いや、本当にありがたい。

忙しい日程になっていますが、充実した旅行になるはずです。

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行きたかった国際航空宇宙展

航空工場検査員の試験日程が1週間ずれていれば、パシフィコ横浜で開かれていた2008国際航空宇宙展に行ったのですが、上京は来週の水曜日からです。

目的は、いろいろ見て歩くこともあるのですが、なんといっても4年に1回公開されるネ-20を見ること。ネ-20のファンなのです。

国際航空宇宙展で2回(4年前と12年前)、IHI田無工場で1回、昭島事務所で1回、都合4回見ているのですが、いずれもちゃんとした写真を撮れていないのですcrying。IHIでは、たっぷり独占状態で見せてもらいましたが、写真撮影はNG。

今年はチャンスだったのですがね。毎年10月第1週に行われていた航空工場検査員の国家試験が、今年は第2週。

残念、と思っていたら先ほどメールが入りました。

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応力場の表現 カラースケールとグレイスケール

材料にきずがあると、そこに応力集中が生じます。きずの中でもき裂(割れ・クラック)は、応力集中がもっとも厳しくなり、理論上応力集中係数は無限大になります。

Stress_intensity_factor破壊力学では、き裂のある部材の強度を問題にするときに、応力集中係数ではなくてき裂近傍の応力場の激しさを現す応力拡大係数を使います。き裂近傍の応力場の激しさを、ビジュアルに示そうと、こちらのソフトではカラースケールで、あたかも線香花火が燃える炎の激しさのように見せていました。

Stress_intensityわけあって、これをグレイスケールに変換させています。このソフトを作ったときは、プログラミングでカラースケールを使う方法をやっとのおもいで身につけて、そのうれしさの勢いで作ったという面があります。

左の絵は、き裂近傍の応力場の様子をカラースケールとグレイスケールで描いたものです。

グレイスケールにしてみると、意外にシンプルでよいですね。これは、超音波ビームを表示するソフトをグレイスケールにしたときにも感じたことです。

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新書に機械工学

このブログにもコメントを寄せてくれる門田和雄さんが、ソフトバンクのサイエンス・アイ新書として「基礎から学ぶ 機械工学」を刊行しました。

Kikaikougaku__2  新書は本屋に行くとさまざまなジャンルのものがあります。最近は科学を題材にしたものも多くなってきたように感じます。専門の書物と比べると、著者の個性が前面に出てくるものが多いのと、手軽に読めることから、未知の分野本を読んでみるなんてこともよくあります。

最初にこの本を手にとって見たとき、これまでの機械工学の本のイメージからすると、非常にコンパクトで、このボリュームで機械工学のどこまでが書いてあるの?と思いました。この本の章立てと中身の雰囲気はこちらで見ることができます。

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秋刀魚の季節

今日の昼食メニューは秋刀魚定食でした。

Cimg2746以前にも書いたことがありますが、私は北海道釧路市で育ちました。漁師町近くに住んでいたので新鮮な魚はたくさん食べましたね。秋刀魚とイカはバケツで買っていた記憶があります。

今日が最後の夕食、なんでも好きなものを食べてよいといわれたら、私は迷わず秋刀魚に大根おろし、蜆の味噌汁に浅草のり。それに暖かいご飯。

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超音波探傷 実技参考書 デジタル篇

日本非破壊検査協会(JSNDI)が発行するテキストに「超音波探傷試験 実技参考書」というのがあります。実習用のテキストです。

この改訂作業に携わっています。9月30日が一次原稿の締め切りでしたので、昨日最後の原稿を送りました。分担執筆ですから、単行本の執筆に比べると気が楽です。

今回の改訂は、超音波探傷器のデジタル化に伴うものですので、大幅な改定になります。

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