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ジェットエンジン 燃焼器タービンメカニズムモデル完成

卒業制作として取り組んできた「ジェットエンジンの燃焼器・タービンメカニズムモデル」がようやく完成しました。

Cimg0545 実際に稼動していたエンジンの燃焼器とタービンを「顔が映るまで」磨きこんであります。高温の燃焼ガスにさらされていた以前の姿を知っている人はたいてい感嘆の声をあげます。

耐熱合金ですから、耐食性も優れています。一度磨いたら常温ではメンテナンスフリーで大丈夫でしょう。

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金属磨きは、やり始めると次第にのめりこんでゆく不思議な魅力があります。

専用特殊工具がない中で分解作業から始めて、分解されたパーツをひとつひとつ磨いてゆきました。最初はずいぶんまどろっこしいことをやっていましたが、工夫というものはひたすらの行為の中で自然に出てくるものです。効率よく綺麗に磨く手順方法道具は日を追うごとに進歩していました。最終段階では、材質と形状の条件ごとに最適な方法をすばやく選択して実行できるようになっていました。

Cimg2421 また、エロージョン・コロージョンはもちろん数々のダメージが磨くことによってはっきりと目に見えるようになりました。燃焼器には熱疲労割れが見つかりました。

どのようにして展示してゆくかをあれこれ考えていく過程も、面白かったですね。芯出しも上手くいって、動翼は綺麗に回転します。

最後に担当した学生に、この課題で得た最大のものは何か、と問うたら、即座に「忍耐力と根気ですね」という答えでした。確かにネ。ご苦労様でした。まだレポートとプレゼンが残っていますので、がんばって頂戴。

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コメント

>専用特殊工具がない中で分解作業から始めて、分解されたパーツをひとつひとつ磨いてゆきました。
分解方法とその推定というのも、方法論の推定という見地で考えれば、卒業研究になると思います。意外と今の工学教育ではそういう思考過程の考え方を明示する機会はないんではとおもいます。

投稿: デハボ1000 | 2008年12月18日 (木) 23時53分

デハボ1000 さん こんばんは

>分解方法とその推定というのも、方法論の推定という見地で考えれば

卒業研究ではなくて卒業制作なんですけれどね。確かにどのようにして組み立てられているのだろう、どのような工具が必要なのだろう・・・作業の安全性も考慮すれば、推理力が試される場面はいくつかありましたね。
タービンとコンプレッサのシャフトをはずす方法では、特殊なねじで結合されていることがわかり、結局特殊工具を作ることになりましたが、この過程はちょっと面白いので別記事にします。

投稿: SUBAL | 2008年12月19日 (金) 01時35分

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