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見透かすことのできるき裂

食事のとき麦茶を飲むのですが、過日飲み終わってテーブルにコップを置こうとして手が滑りました。

Cimg0352 コップには当たったところから3本のき裂が走っていますが、形をとどめています。3本のき裂とも、スクリーン印刷と思われる模様がプリントされてる箇所でとまっています。なるほど、塗料のひずみエネルギーが、き裂を進展させるエネルギーを吸収しているわけだ。

割れたコップをしげしげと眺めているおじさんの姿は、傍目には異様かもしれません。でも我が家では、普通の見慣れた光景です。

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金属などにある亀裂は、相当に大きくなれば別ですが、表面上での長さがmmオーダーでは肉眼で見つけるのは容易ではありません。目の識別限界以下の幅であることと、コントラストが小さいことが見えない要因です。

表面きずを見つける非破壊検査方法である浸透探傷検査と磁粉探傷検査は、それぞれ使用している物理的原理は違いますが、幅を拡大しコントラストを大きくして目で見えやすくする検査方法です。

コップのき裂が容易に見えるのは、ガラスが透明で、光が亀裂面で反射・透過・屈折をするからです。こんなのは解説の要はありませんよね。

超音波探傷は光ではなく音を使いますが、亀裂面での音の反射・透過・屈折で検出しているという意味では似たところがあります。

コップをくるくる回しながら、超音波で起きる現象のことなどを考えてみるのも、頭の体操としては良いのだと、つぶやいているおじさんでした。

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