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蛍光を発するアンモナイトの化石

271828さんのブログ記事に触発されて、アンモナイトの化石をブラックライト(紫外線照射灯)で照射してみました。期待したほどきれいな蛍光は観察できなかったのですが、とりあえず第1弾として・・・。

Ammo2 こちらの化石、真っ二つに割った断面です。空洞部分は透明な石で満たされています。おそらく方解石(カルサイト CaCO3)だと思われます。これに紫外線(波長:320~400nm)を照射してみましたが、蛍光を発しませんでした。

Cimg3020b こちらは、これをひっくり返した表側です。これにブラッライトを当ててみると・・・。

Cimg3019a オレンジ色に光っている部分があるのが観察できました。安いデジカメで撮影しているので、ピントが微妙にあっていませんweep。それと青白く写っているのは繊維のほこりですcoldsweats01。次に撮影するときは、このあたりを気をつけてきれいな写真を撮ることにしますgood

この写真、実際に肉眼で見たものとは印象が少し違います。そこで明るさとコントラストを調整してみます。

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Cimg3019b こちらが調整後の写真です。殻を少し削りすぎたところが蛍光を発しています。内部からの光がぼやっと透過しているように見えます。

内部の空洞につまった透明な部分は蛍光を発せず、殻を少し削った乳白色の部分がオレンジ色に蛍光を発しています。

この辺はとりあえず現象の確認だけです。山川倫央『蛍光鉱物&光る宝石 ビジュアルガイド』(誠光堂新光社)をAmazonに注文しましたので、届いてから勉強をして再度挑戦してみることにします。

蛍光は、非破壊検査の分野で磁粉探傷や浸透探傷で活用している物理現象です。興味深い現象なので、このブログでも取り上げてゆきたいと思います。

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科学技術」カテゴリの記事

コメント

SBALさん こんにちは

早速ブラックライトを使って撮影してくれたのですね!
ありがとうございます。
今後の展開に期待しています。

投稿: 271828 | 2009年6月13日 (土) 17時43分

271828 さん こんばんは

面白い情報を有難うございました。
先ほどAmazonから本が届きました。ぱらぱらとみただけですが、どうやら方解石には波長の短い紫外線を当てると蛍光を発するようですね。非破壊検査用のブラックライトは安全性の観点から320nm以下の短波長紫外線をフィルターでカットしているのです。でも、これは面白そうなので、何とかしてしまおうかと考えています。

投稿: SUBAL | 2009年6月13日 (土) 18時25分

SUBALさん おはよう

この記事のことを著者の山川さんに知らせたところ、返信がありました。
オレンジ色に発光するのがクール!で
方解石に含まれるマンガンと
微量の鉛によるものだそうです。

「何とかする」とはフィルターを取り除くことですか?

投稿: 271828 | 2009年6月14日 (日) 04時03分

271828 さん こんにちは

山川さんがこのブログの写真を見てくれたということでしょうか。

>方解石に含まれるマンガンと微量の鉛によるものだそうです。

そうですか。この辺ははまりそうで、危ない予感がしますが、面白そうです。オレンジというか茶色っぽくかすかに蛍光する写真も取れているので、新たな記事にします。

>「何とかする」とはフィルターを取り除くことですか?

面白そうなのでやってみたいという願望の段階です。フィルターを取り除くことは簡単なのですが、それだと単なる高圧水銀灯になってしまうのです。可視光を遮断するフィルターが必要になりますが、何をどうすればよいのか分かりません。これから勉強してみます。

投稿: SUBAL | 2009年6月14日 (日) 11時49分

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