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春採湖とウチダザリガニとあの人

何気なくNHKの番組「ちょっと変だぞ日本の自然・大激変SP」を見ていました。外来種の動物が日本の自然の中で大繁殖している、という内容でした。
最初に出てきたアライグマや噛み付き亀の話は知っていましたし、「懐かしい日本の生態系が壊れてくる」という番組のトーンには少し違和感を感じてみていました。動植物にとって国境なんて意味のないことだし、人間の勝手でつれてこられて放り出された見知らぬ環境で必死で生きているだけですからね。繁殖していること自体が罪悪だというようなトーンには違和感があります。何年前から住み着いていたら「在来種」になるのでしょうね。
そのなかで、ウチダザリガニの話は初めて知りました。食用として輸入されたウチダザリガニを摩周湖(あの霧の摩周湖ですよ)に放したら、いまや道東を中心とした沼や湖に大繁殖をしているという話でした。
釧路市の市街地にある春採湖が最初に取り上げられていました。私は春採湖周辺で育ちました。釧路市内で7回引っ越した家のひとつは春採町にありましたし、教育実習に行ったのは春採中学でした。自宅から最も近くにあって3年間通った釧路湖陵高校は、名称にも示されていますが、春採湖湖畔の岡の上にありました。

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住宅街に囲まれていながら、湖の周りには多分地形的な理由だと思いますが、住宅は建っておらず林になっていました。子供のころからよく遊んだところなので、記憶の底からわきあがってくるものはたくさんあります。
ただ、太平洋炭鉱などからの排水も流れ込んでいて、豊かな自然の美しい湖という感じは持っていませんでした。魚だって、トンギョと呼ばれる小さな魚しか見たことがありませんでした。そんなことを書いていると地元の自然保護をしている方から「何も知らないで、何を言っておるのか!」としかられそうです。
テレビを見ていると地元で自然保護に取り組んでいる大西英一さんという方のインタビューが出てきました。
エッ!この人私の中学の理科の先生ではないですか。もちろん四十数年の月日が流れていますから老けてはいますが、その特徴のある顔立ち、忘れるはずもありません。
私が、釘をつぶして作ったもので理科室の薬品棚の南京錠を開けるのに成功をして、そのまま閉めるのは癪だから「SUBAL(もちろん本名で)参上」と書いた張り紙をして閉めたという小さな(?)いたずらをしたことがありました。作ったものの性能を確かめたかっただけなのですがね。真っ赤になって怒った大西先生は、罰として私の髪の毛をバリカンで切って丸ボンズにしました。ところが私の頭に怪我によるハゲがあるのに気づいた大西先生は、「ちょっと来い」と私を呼んで、その部分を黒マジックで塗ったのでした。
こんなわけの分からないブログ記事を書いていたら、また大西先生にどやされそうです。
すでに定年退職をされて、70歳はとっくに超えているのだろうと思いますが、自分の専門知識を生かすかたちで社会的な活動をしているのはうらやましくもありました。

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コメント

SUBALさん おはよう

私もあの番組を見ていました。ウチダザリガニの現物は見たことが無いのですが、その「ウチダ」というのはこの種を同定した学者の名前であると知りました。

母の実家の周辺ではアメリカザリガニが沢山いました。これを潰して鶏に与えると美味しい卵を産んだのです。ウチダザリガニもブラックバスも本来の目的=食料として利用できないものでしょうか?

投稿: 271828 | 2009年8月21日 (金) 04時59分

恩師があるとき突然TVや新聞に出ていた・・・これは動揺しますよね。
私もあります。そして自分も老いたことに気がつくこともあります。

投稿: デハボ1000 | 2009年8月21日 (金) 21時22分

271828 さん こんばんは

捕獲駆除だけでは、なんだかと思いますね。人間の生活にとって困った、ということですから、食用などのように有用動物にする知恵があればよいということになりますね。

投稿: SUBAL | 2009年8月21日 (金) 22時22分

デハボ1000さん こんばんは

NHKでしかもゴールデンタイムでしたから多くの教え子が見ていたのでしょう。
私などのような悪餓鬼はともかく、親しくしてもらった人は連絡しているのではないかと思います。
私もテレビに顔を出していたころは、直後に「見ました」という連絡が来ました。
今回は、40年以上の月日を越えて記憶が湧き上がってきました。「思えば遠くに来たもんだ」という感じです。

投稿: SUBAL | 2009年8月21日 (金) 22時36分

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