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飛行機のかたちはどのように決めるのか

Aircd 日刊工業新聞社から「飛行機設計入門」という本が新刊になりました。日刊工業新聞社は、ものづくりに関連する書籍を多く出していますが、なぜか航空関係は極わずかほとんど出していません。
日刊工業に限らず、飛行機の設計や製造に関する本は、一般人が読める書籍としてはほとんどありません。
さっそく購入して今読んでいます。「はじめに」では、「本書は、飛行機を設計する場合、その形状はどのように決めるのかを解説したものである。」と太字で宣言しています。

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最初に飛行機の形を決める16個のパラメータ(形状を決める数値)を図解入りで整理して、解説してゆきます。たとえば、主翼の形を決めるパラメータは、①翼面積 ②後退角 ③テーパー比 ④翼幅 ⑤上半角 ですが、他のパラメータを変えずに一つだけ変えたらどうなるかを図解しています。
Kotaikaku この図は、真ん中のがジャンボ機のもので、後退角だけを変えたものです。後退角の意味を説明する前に、このような少し遊び心のある図を示すやり方は、私は好きです。
本書はほとんどをQ&A方式で書いています。ですから問題解決の辞書的な使い方もできるかも知れませんん。この本を理解するには航空工学に関する知識がまったくないと少々苦しいかもしれませんが、たとえば揚力係数・抗力係数・揚抗比といったタームを勉強していれば、その設計上の実際的な意味について、なるほどな思わせるものがあります。
筆者の片桐亮二氏は三菱重工名古屋航空機製作所(名航)に長くおられて、現在は金沢工業大学の教授をされているようです。
私もまだ全部は読んでおらず勉強中ですが、これを理解すると、飛行機のかたちを見る目が違ってくることは間違いないでしょう。

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