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メールでの質問

ホームページを作っていたり、こうしてブログで記事を書いていると時々見知らぬ人からメールをいただくことがあります。その中で、自分が疑問に思っていることについて質問してくる場合があります。こんなとき皆さんはどうされていますか?

私自身も、書籍で調べネット検索もし、それでも分からないときに検索で引っかかった人に質問メールを出したことがあります。私の経験では、質問に答えていただけなかったケースは、1件だけでした。貴重な情報をいただけたこともたくさんあり、ネットを使ったコミュニケーションの有効性と面白さを感じていました。

ところが、私のところに来るメールでの質問にまともに応えないケースが増えてきました。できるだけ応えようとは思うのですが、応えられない場合があるのですね。次第に私の中でルールができてきました。

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メールでの質問に応えるための条件

(1)自分をさらしていること
ハンドルネームだけで質問してくる人がいますが、原則そのようなメールには応えません。失礼だと思います。礼儀の問題だけではなく、質問に応える場合、相手の関心のありどころや知識レベルに合わせて分かるようにと考えます。そのための手がかりがない人に何かを語ろうとするとまるで闇に向かって喋っているような感覚になるのです。本名を書いてくるのは当たり前。年齢や所属・職業等、経験や知識を推測できる情報を提供すべきです。

(2)質問する相手のことを調べていること
質問する内容は、質問される側が当然知っている分かることの範囲に限られます。何でこんなことを私に訊いてくるのという質問もあります。ブログ記事やHPをまともに読まずに検索で引っかかったからだけだろうと思われるケースです。

(3)自分でも調べ考えていること
他人に質問するということは、最低限自分でも調べ考えていることが前提でしょう。自分の考えをまとめるプロセスの中で他人にヒントをもらう行為が質問であると理解しています。結論だけ答えだけを求めてくる質問は、私の歯車にはあいません。たとえば、「ブリッジコンテストをやっています。強い橋の形はどんな形ですか」といったもの。「自分で考えて試してみてください」という以上応えようがありません。

これらのことがメールの中に少なくてもにじみ出ていなければなりませんね。2つ以上欠落したらNGです。

面倒な条件をつけて質問に応えることを回避するだけだろうと思われるかもしれませんが、これらは私が質問する場合に行っていることです。ネットを使いますので、移動のための時間的費用的制約からは解放されますが、基本的にはその人の部屋まで行ってノックをして入り質問するということと同じだと思うのです。

私の本を担当している編集者の方と話しているときに、こんなことを聞きました。ある大学の先生にも、この方HPを持っているとのことですが、メールで質問が来るそうです。この方はそのすべてに応えて、累積で数百通になっているそうです。ところがこのメールのやり取りを一定時間が過ぎたところですべて削除してしまったとのことです。編集者の方いわく「とってももったいない、その専門領域で一般の人が疑問に思い他の手段では解決できない項目とその解決の集積であると考えられます」。売れる本数冊分になるだろうとのことですね。
確かに質問に応えることをしてゆくと、自分の表現の適切・不適切や知識のあいまいさがクリアーになったりして、応える側の勉強になることもあります。私も時間的・肉体的条件が許す限り応えてゆきたいと思っています。

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コメント

こんにちは。
SUBALさんの示された3つの「条件」は、大人の「基本」であり「常識」であり「マナー」のはずなんですけどね。ネット社会では隣人のような錯覚に陥り、なれなれしく話しかけてしまうのかもしれません。
僕はネット上に氏名を公開していませんが、ケーサツなどが調査すれば簡単に僕にたどりつけるようになっています。そのくせURLアドレスも記載せずハンドルネーム(いや、単なるニックネームか)だけでコメントをくれたり、質問をしてくる方に対しては時節柄(?)厳戒な警戒態勢で臨んでいます。したがって愛想の悪い奴、と思う方もいるようですが、ちゃんとした人のほうが多いみたいなのでSUBALさんほど苦労はしていません。もっとも、僕の場合は質問に対して深入りする精神的余裕がないのですが。

投稿: niwatadumi | 2009年9月 6日 (日) 18時30分

niwatadumi さん こんばんは

ブログへのコメントはニックネームでも可とするしかありません。私自身が所属職場での人格と切り離すという意味だけでSUBALという名前で書いていますからね。ただ、ブログへのコメントはその記事に関連することというのが暗黙のルールですね。
記事とは離れた質問や要望のメールに対してある程度ガイドを示しておいたほうが良いと思って記事にしました。
ハンドルネームでメールをよこして、「プログラムのソースをください」などといわれても困るのですよね。
ネットという場でのコミュニケーションの面白さと難しさを両方感じているこのごろです。

投稿: SUBAL | 2009年9月 6日 (日) 23時56分

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