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ねじ部の磁粉探傷

ねじ部の磁粉探傷(MT)について、niwatadumiさんがプチ実験を行っています。
ここで注目したのは、ねじの切り始め「不完全ねじ部」と呼んでいるところで、磁粉探傷では検出不可になるきずがあり、水洗性の浸透探傷試験(PT)では検出できる場合があるという報告です。

ボルト(直径約30mm 長さ約180mm 鋼)の非破壊検査を仕事で行っているという卒業生から、昨晩このブログ記事を読んでいるというメールが届きました。現場の様子がわかってとても参考になりましたが、そのなかに、

『TPには、ボルトの頭部下と、ネジ部に深さ1~3㎜の人工欠陥を作り検証はしています。MTで検出不可もありました。』
という報告がありました。
私自身は実験をしていないので、確定的なことはいえないのですが、磁束の流れを考えるとありそうかなという勘がします。

これが事実とすると、分解した場合でも、MTだけでよいとはならない事になります。

CIWの「全員一致の結果」のように、無前提的に鋼の探傷では「PTではなくMT」という考え方は違うと私は考えています。

MTでもPTでも、きずの深さと開口幅は明瞭なきず指示(磁粉)模様が形成されるか否かを決める重要な要素になります。お金をかけた実験が必要かもしれません。

このところ連続しているマニアックな記事のせいか、ブログランキングは急落中ですdownweep。でもねじ部の探傷についてはもう少し続けます。

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コメント

こんばんは。
思いつくままの実験もどきを取り上げていただきありがとうございました。
理屈と整った環境下での実験ばかりでなく泥臭いデータを集約することも大事だと、大げさな物言いをするつもりはありません。ただ可能であれば自分の手で確かめてみたいことはたくさんありますね。
「マニア」からの応援で申し訳ありませんが、ポチっと。

投稿: niwatadumi | 2009年10月31日 (土) 19時29分

すばやいタイムリーな実験で勉強になりました。
お互い個人でお父さんの小遣い予算の中でやる事には限界がありますが、限界の中でも見当が実践的に正しければ、分かってくる事はあると思います。逆に、想定がまずいとお金と時間と設備を使った実験でも結論はなんだかな、というのがありますね。

投稿: SUBAL | 2009年10月31日 (土) 20時16分

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