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2009年「かたちのココロ」その3 公開したフリーソフトウエア

このブログでは私が趣味で作っているソフトウエアを公開しています。
昨年はバージョンアップを含めて10本公開しましたが、今年は3本です。ペースが落ちた感じがしますが、昨年の10本がやや異常で、3本ぐらいが程よいところではないでしょうか。
今年公開した2本は、以前に作ったソフトの発展形といえるものです。私の中では、新境地に立てたものでした。

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1.ボルトの疲労亀裂 APIの解

これは昨年公開したNewman-Raju の解にパリス則のNewman-Rajuの解のところを丸棒・ボルトを対象としたAPIの解に置き換えたものです。Newman-Rajuの解もそうですが、応力拡大係数を求めて疲労亀裂の進展を評価しようとするとパリス則の式を積分しなければなりませんが、これを手計算で行おうとするととても難しくまた気が遠くなるほど面倒です。これを、単純作業ならばお得意でせっせとやってくれるパソコンにやらせるようにようにしました。
これで、疲労亀裂の進展は亀裂サイズが大きくなるにつれて加速度的に速くなるということをイメージしやすくなると思います。

2.STB 屈折角の測定

これは、非常に簡単なソフトウエアで、メインのところは数行しかないものです。デジタル超音波探傷器の機能を利用すると、初心者でも間違いの少ないSTB屈折角の測定ができるのではないか・・・・と考えて1時間程度で作ったものです。

3.「Sound Field by Phased Array」公開

これは、私が作ったソフトウエアの中でお気に入りの一つである「Ultrasonic Beam」を改良して、フェイズド・アレイが作る超音波ビームのかたちを見れるようにしたものです。前からやってみたかったことで、今年の夏実現しました。すっとできるときにはできるもので、これも前からやって見たいと思っていたパルス波にする事もできました。
信憑性を確認するために行ったレイリー-ゾンマフェルド(Rayleigh-Sommerfeld)積分に基づいて計算した結果との比較で、想像以上に一致していたのには私自身が驚きました。
フェイズドアレイ超音波探傷での集束限界

for-next構文とIf-then構文しか使っていないようなものなのですが、それで気の遠くなるような積分計算がやれてしまうのだから、パソコンは私のような怠け者に向いたツールであるといえそうです。このあたりのノウハウを公開するのも面白いかもしれません。

公開しているソフトウエアのほとんどは、私の勉強ノートのようなものです。昔、物理の公式を新聞チラシの裏に何枚も絵を描きながら理解しようとしていた事の延長なのです。チラシと違ってパソコンは何万回もの計算をあっという間にやってその結果を絵として表してくれます。便利なチラシです。それをもし面白いと思う人がいれば、ということで公開しています。

来年は、このソフトウエアつくりで仕事の依頼が来るかもしれません。世の中に役立つもので、私が作れるものがあれば挑戦してみたいと思っています。

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