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軟鋼平板の引張試験

Lders_band この写真は、軟鋼平板の引張試験を実施したときに現れるリューダース帯(Lűders band)で、「絵とき 破壊工学 基礎のきそ」に掲載した写真です。今日は動画を撮ってYouTubeにアップしましたので、見てください。

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 ひたすら引張っては破断させるだけなのですが、引張試験は単純なようで奥が深いと思います。弾性変形が限界に来て降伏点に達すると、塑性変形が始まります。このとき酸化皮膜が鋼の変形についてこれなくて割れて剥がれ落ちます。これが、最大せん断応力になる45度方向にすべりが起きている様子を眼で見えるようにしてくれているのです。
 45度方向と言っても右上がり左上がりの2方向がありますから、場所によっては少し複雑になります。

 こういうのは静止画より動画のほうが伝わりやすいでしょう。

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科学技術」カテゴリの記事

コメント

SUBALさん、こんばんは。
材料試験の中でも基本の試験で、絵とか写真はよくみますが、、動画は意外と貴重ですね。
勉強になります。。。

投稿: tsunodako | 2009年12月22日 (火) 23時26分

こんばんは。スロー再生でじっくり見せていただきました。おカネの取れる動画だと思います。

>45度方向と言っても右上がり左上がりの2方向がありますから、場所によっては少し複雑

同一面でもリューダース変形は一方向ではないことがよくわかります。
裏面、左右側面はどうなんだろう。破断開始位置と破断線の角度が僕の予想と異なっていた理由はそちらの面に隠されているのでしょうか(ハイスピードカメラが4台必要になりますね…)。

投稿: niwatadumi | 2009年12月23日 (水) 00時15分

tsunodakoさん niwatadumi さん こんばんは

引張試験をいつもやっているわけではないのですが、引張り試験機を比較的自由に使える環境にいますので、やりながらいつも色々考えています。
「引張試験が基本の試験」というのをやるたびに思います。たとえば疲労破壊を知るためには、ベースになる知識として引張試験における諸現象とそのメカニズムに関する事柄が欠かせないなぁとつくづく思います。
最終破面はせん断破壊をしていますが、どう見ても45度ではないでしょう。このあたりも面白いですね。
お金があればサーモグラフィーカメラで撮影するのも面白いかもしれません。

投稿: SUBAL | 2009年12月23日 (水) 02時40分

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