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2009年「かたちのココロ」その1 ネ20に関する情報

年末特集、今年の「かたちのココロ」を振り返ってみます。
今年は、このブログがコミニケーションの場として情報発信だけでなく、情報が寄せられてくるという展開がいくつか見られました。
その一つが日本初のジェットエンジン「ネ20」に関してでした。1月と9月に2件の貴重な情報が寄せられて、それぞれに推論を交えながら10本の記事にしました。

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昨年「国際航空宇宙博」に行きたかったけれどいけなかったという記事に対して写真を撮ってきたという「がらんどう」さんから、国際航空宇宙博で撮ってきた写真を掲載したHPからのリンク承認を求めるメールが来ました。このごろはリンクは承認なしでここなう事が多く、私は「こんな写真があるよ」という情報提供と受け止めました。その記事に対するコメントに出てきたA6M232さんから、沢山の写真提供を受けました。

記事 “ネ20の写真

この写真を元に、ネ20のタービンとスターターについて一連の記事を書きました。

記事 ”ネ20 タービンの割れ

記事 ”ネ20 タービンの履歴

記事 ”ネ20 スターターアダプターについて新発見

記事 ”ネ20 スターターフランジのサイズ

記事 ”JUMO用のスターター・アダプターの製作年月日

記事 ”JUMO004とBMW003のスターター

数枚の写真から想像力の翼を広げると、いろいろな事が見えてきます。特にスターターに関する結論の件は、少なくとも私が得ている情報の範囲にはないものでした。

9月には、ネ20に関する一連の記事を読んだという山鳩さんから1枚のメモが送られてきました。そのメモを書いたのは送り主のお父様で終戦当時17歳の少年だった石原宏氏。歌舞伎のチラシの裏に書かれていて遺品整理の際発見したというこのジェットエンジンに関するノートと思われる1枚の紙をめぐって、想像力の翼を広げてみました。

記事 ”「ネ20」に関する古いノート(その1)

記事 ”「ネ20」に関する古いノート(その2)

記事 ”「ネ20」に関する古いノート(その3)

記事 ”「ネ20」に関する古いノート(その4)

私は、敗戦という廃墟の中だからこそ起きる負けじ魂と技術伝承の情熱のようなものを1枚のノートから感じました。そして似たような事は敗戦直後の日本のあちこちであったかもしれないと想像するのです。勝手な想像の部分がかなりありますから、どの程度真相を照らしているかは分かりません。

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コメント

こんにちは、ご無沙汰致しております。

その節は誠にありがとうございました。当初は少年の落書きに過ぎないと思いましたが、皆様のご助言により家族の歴史が新たに書き加えられました。改めて御礼申上げます。

永野治さんを初め、限られた可能性の中から最善を尽くそうとする技術者の高い志には圧倒されますね!

投稿: 山鳩 | 2009年12月30日 (水) 15時48分

山鳩 さん その節はブログ記事にする事を承認していただき有難うございました。
今年の特筆すべき記事となりました。
このエピソードを知って、ますますネ20が好きになりました。
心揺さぶるプロジェクトだったのだと思います。
条件の悪さを言い訳にしてしまう小さな自分を叱咤激励してくれます。

投稿: SUBAL | 2009年12月30日 (水) 17時01分

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