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Outflow valve の動き

先日東京から帰る飛行機の中で思いついたいたずら。イヤホンが入っていた薄いビニール袋を破いて、頭の上に。

Outflowv

旅客機は、0.2~0.3気圧になる上空を飛んでいるとき、キャビンの中を加圧しておよそ2000mの山の気圧程度にしています。外の空気をコンプレッサーで圧力を高めて客室内に送っているのですが、その圧力調整は機体の後ろにあるOutflow valve の開度で行っています。客室に圧縮空気をドンドン送り込みながら、Outflow valveで外に逃がす空気量を制御して圧力調整をしているのです。つまり、客室内には前から後ろに向けた緩やかな空気の流れができている。この空気の流れを「可視化(?)」しようというわけです。
もくろみどうり、ビニールの切れ端は後方に傾いて、空気の流れを感知しました。もう少し見ていると、

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ビニールの切れ端は、数秒ごとに真下と20度ほどの傾きの位置をピクピクと動くのです。これは、コンピュータ制御で小刻みな開閉をしているOutflow valveの動きを示している、おそらくそう想像できます。
すぐにやめるつもりだったのですが、その動きが面白かったので、しばらく続けてしまいました。相当に怪しいおじさんでした(笑)。ちなみに隣には乗客はいませんでした。

この次には映像を撮るか、定量的な観察ができる装置を工夫するか・・・おじさんのいたずら心がうずいています。

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航空宇宙」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。面白い実験ですね。先週、修学旅行で航空機に乗ったので、何か関係する流体実験を考えていたのですが、結局、水族館関係の圧力実験にしてしました…。

投稿: KADOTA | 2010年1月29日 (金) 21時52分

本を読んでいたのですが、目が疲れてボーっとしていたときに思いついてやってみました。
座席が比較的後ろのほうだったので、バルブの開閉に敏感に反応したのだと思います。降下を開始したときだったのですが、巡航の時と動きは違うのか・・・等次回の楽しみが増えました。

投稿: SUBAL | 2010年1月29日 (金) 23時19分

相変わらず、ヒコーキおイタが続いてますね。楽しみにしていますが、機内の空気の流れにまでは考えが及びませんでした。私は飛行機があまり好きではないので、上空では心が上の空のせいもあるのでしょう。
上空で封をしたペットボトルが地上に降りてへこみ、それがまた上空で戻るかという連続実験がまだ為されていないのに心を残しながら拝読しています。へこんだペットボトルをカバンに入れて都内を歩くおじさんを想像すると、心が笑います。
丈夫になったペットボトルもあれば、薄っぺらになったボトルも登場しています。787が就航すれば、与圧が高いそうですから、実験は厳しくなるかなと思いつつ、「今度は何を?」と期待しています。

投稿: Husigidou | 2010年1月31日 (日) 09時52分

ほとんど思いつきでやっていますので、系統性があるのかないのか。
今回、「手作りセンサー」がピクピクとデジタル的に動いたのを見て、久しぶりに「ヒット!」と思いました。
周りから見ると挙動不審のおじさんですから、たとえば今回もCAさんから「お客様、何か?」と尋問される事も想定して、一応言い訳は考えています。
つぶれた空のペットボトルを持ち込もうとして、空港のセキュリティーチェックで問われたときの言い訳がなかなか思いつかないのです。
椅子に縛り付けられて1時間半、この状況でもわが自由を確保しようとするおじさんのあがきは、これからも続くでしょうsign02。いたずら坊主が成長し切れていないだけという話もありますが・・・。

投稿: SUBAL | 2010年1月31日 (日) 10時30分

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