« LCDオシロスコープ完成 | トップページ | ミニ四駆の加速度計測 »

北海道機械工業会 検査部会30周年

 来週の3月5日(金)、毎年恒例の北海道機械工業会 検査部会「第30回検査技術研究会」が札幌教育文化会館(札幌市中央区北1西13)で開かれます。今年は創立30周年になるということで、研究会のあと祝賀会も開かれます。
 私がこの業界に飛び込む2年前から始まっています。当時苫東開発の中で唯一の大型プロジェクトであった石油備蓄基地の建設が始まっていました。建設工事と供用が開始されてからの開放点検工事には、非破壊検査部門だけでも大きな工事量が予定されていました。本州の検査会社進出の動きがある中で、地元北海道の検査会社が受注を確保するために勉強会を開始したのが始まりだと聞いています。
 当時中心になって動いてこの研究会を引張っていった矢崎憲治さんは、いろいろな事情があって2007年の12月に留萌で亡くなっています

にほんブログ村 科学ブログへアイコンをクリックすると、ブログランキングの応援になります。久しぶりに科学ブログで1位になっています。

 今回の研究会では、私は2件の発表を行います。
 1件目は、学生と一緒にやり日本クラウトクレーマーの村上さんの協力をいただいたもので、「CFRPに生じたき裂と超音波による検出」というタイトルです。CFRP(炭素繊維複合材)は航空機材料として採用が拡大してきています。比強度も疲労強度もアルミ合金より高く、軽くて燃費の良い航空機になることが期待されています。しかし、損傷の仕方壊れ方が金属とは異なるところも多く、損傷をいち早く検出する非破壊検査方法もまだまだ考えなければならない領域が多く残っていそうです。
 大それたことはできませんが、衝撃曲げで生じたき裂を、超音波探傷の垂直探傷直接接触法、水浸法で探傷し、亀裂を実体顕微鏡と透過型電子顕微鏡(SEM)で観察した結果を報告します。もうどこかで確認されている事かもしれませんが、私には面白い事実が分かりました。
 もう一つは、私単独で「フェイズドアレイによる超音波音場の簡易シミュレーション」と題して、この間作ってきた超音波音場を表示する教育用ソフトウエアの紹介をします。フォーカスさせたパルス波のアニメーションなどをいくつかスクリーンに映し出して見てもらおうと思っています。
 参加申し込みはすでに締め切られていますが、北海道機械工業会事務局は割りに柔軟ですから、電話をしてみると良いかもしれません。
 北海道の検査業界の皆さん、会場で会いましょう。

|

« LCDオシロスコープ完成 | トップページ | ミニ四駆の加速度計測 »

超音波」カテゴリの記事

非破壊検査」カテゴリの記事

コメント

先生!お久しぶりです。
お元気でしょうか?

さて、本題ですが…自分達が研究した結果(と言っても僕は、何も役に立って無かったですが(汗))
とても聴いてくださる方々の反応に興味津々なので是非卒業式で学校に行った時は、お話を聞かせて頂きたいのですがよろしいですか?

投稿: N.shun | 2010年3月 1日 (月) 00時42分

本当は出席できると良いのだけれどね。
研究会資料は人数分くれるので、卒業式のときに渡します。

投稿: SUBAL | 2010年3月 1日 (月) 00時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222291/47674456

この記事へのトラックバック一覧です: 北海道機械工業会 検査部会30周年:

« LCDオシロスコープ完成 | トップページ | ミニ四駆の加速度計測 »