猫の写真
ブログをやっていると、記事にコメントをいただける以外にいろいろな方からメールがきます。一年ぐらい前にある写真家の方からメールをもらいました。
まだ売れていない写真家のようですが、最近写真誌等に写真が掲載されるようになったとのことです。猫専門の雑誌があるのですね。その名も「Neko Mon(ネコモン)」。この雑誌には岩合光昭氏のをはじめ沢山のネコ写真が掲載されていますが、その中ではこの写真家落合マサユキ氏の写真は異彩を放っているように感じられます。ペットではない野生の猫を撮っています。
ブログ村でも総合ランキングで常に上位はネコの写真をネタにしたもので占められています。ブームなのですかね。「かわいい」「癒される」がキーワードのようです。
この人、高校時代隣のクラスで、進学した大学が同じでした。名前も顔も知っているのですが、学生時代はどちらかといえば仲は良くなく、何がきっかけだったか忘れましたが胸倉をつかんで殴り
合い寸前までいった記憶もある人です。卒業してからもちろん交流はなく、メールをもらっておよそ三十数年ぶりによみがえる名前とそれに連なる記憶に驚きました。
何回かのメールのやり取りをしていると、お互い紆余曲折の人生を歩んでいる道程に似たところがあり、共感とまでは行かないまでもよく理解できてきまし
た。また、学生時代にいがみ合いながらもお互いをどう見ていたのか、というあたりも歳月を経て知り、どこかすとんと落ちるものがありました。面白いものです。
近々「アサヒカメラ」(5月号)にも写真が掲載されるという事で、私はそちらのテーマのほうが好みです。また出たら紹介させてもらいましょう。
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コメント
旧知の大学教授(芸大でデジタル写真専攻)が、橋脚の構造美(これでタモリ倶楽部に出ている)とか情報倫理の本を書いていたのが、なぜか「カワウソ」の写真集を出しました。(http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%A6%E3%82%BD-%E4%BD%90%E8%97%A4-%E6%B7%B3%E4%B8%80/dp/4487804361)どういう心境の変化?とあったときに詰問したのですが、ごまかしていました。
ただ、私も猫を2匹飼っていますがあの気まま加減は私には楽しいですね。(カワウソは似てるのかも)
投稿: デハボ1000 | 2010年4月24日 (土) 18時11分
「橋脚の構造美」は私もひきつけられるところがありまして、隅田川の橋の下などにも行ってよく写真を撮りました。
動物の写真はほとんど撮りませんが、これも同じ対象を見ても視点の違いによって印象はずいぶん違うものだと思います。
この記事で紹介した写真家は、様々な人生遍歴の末に、いま多摩川の水につかりながら「コサギ」などの水鳥を撮影し続けています。どうしたのだ、という問いかけはせずに、お互い老骨なのだから体に気をつけていこうぜ、と言っています。
投稿: SUBAL | 2010年4月24日 (土) 18時55分