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サンヤツとiPod

 新聞1面下にある書籍の広告、先日朝日新聞に「トコトンやさしい航空工学の本」が掲載されましたが、あの欄は業界用語で「サンヤツ」(縦は記事3段分、横は8分割、という意味)と呼ぶようです。ここに掲載された広告を1年間の期限でWEB上にも掲載されています。大新聞の1面に1日だけ掲載される広告と、ネット上のHPに1年間掲載される広告と、どちらが宣伝効果があるのか。検証手段は多分ないのでしょうが、どうなのでしょう。

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 大新聞の1面に広告ですが載ったという事実と、載ったということがWEB上で確認できるという事の差になってきます。これはどちらも、大新聞がそれなりの権威として人々に認められている事を前提とするわけで、これは新聞を読まなくなった人が増えているのとあいまって次第に薄れてゆくでしょう。
 もっとも新聞だけでなく本のほうも、iPodのような端末が普及してゆくと、紙に印刷され製本されたのが「本」という概念も変わっていかざるを得ないでしょう。

  私は、新築の居間や書斎にほとんど読みもしない百科事典をおくのがひとつのステイタスであった時代に育ちました(私は高いお金を出して百科事典など買う気にはなれないタイプですが書斎は欲しい人です)。また、テレビが一般家庭に入ってきて、四角い箱が見知らぬ世界を覗く窓になった時代です。「兼高かおる世界の旅」を毎週見て、いながらにして世界の風景や人々の様子を知れることに目を見張った少年時代でした。

米国からの衛星生中継が始まるというのでテレビを見ていたら最初に飛び込んできたのがケネディー大統領暗殺のニュースであった事に驚いた世代です。庶民が何でどのような情報を得る事ができるのか、歴史的に大きく転換した時代に生きているのですね。

 iPodのプロモーションを見ていると、情報を得る手段が変わり、得る情報の種類や範囲も変わっていくであろうと想像できますが、手軽で便利になりそうとは思いつつも、私が少年時代に感じたワクワク感はありません。私の感性が老いただけなのですかね?

 「サンヤツ」は私が生まれるずっと以前からあったようです。歴史の流れの中では、「サンヤツ」の終わりのほうに自著が掲載されたということになりそうです。

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