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ヘリコプターのコックピット

 ヘリコプター(Bell204)のコックピットです。

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 ヘリコプターは回転翼航空機に分類され、いわば飛行機の翼を頭の上で回すタイプの航空機です。揚力も推力も翼で生み出します。そのため、操縦は回転する翼によって生み出す力を変化させることで実現します。

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 上昇するときはコレクティブ・ピッチレバー引きます。コレクティブ・ピッチレバーを引くと、頭上の翼(ローターブレード)の迎え角が大きくなって揚力が増加して上昇します。

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 翼の形が決まっていれば、揚力を増加させるためには空気との相対速度を増加させるか、翼の迎え角を増やすかになります。ヘリコプターでは空気との相対速度はローターブレードの回転数によってほぼ決まりますが、通常この回転数は一定に保たれ操縦によって変えません。

 前進のときは、サイクリック・スティック(ゲーム機のジョイスィックに似ている)を前に倒します。これによってローターブレードが作る力は斜めになって、上向きの成分と前向きの成分が生まれます。この前向きの成分が推力になります。ローターブレードを傾けるのも、ローターブレードが生み出す揚力の不均一を生じさせて行います。サイクリック・スティックを前に倒すことでスワッシュ・プレートを傾けて、回転面の後ろ側の揚力を増加させるのです。

Fow

 本物のヘリコプターでは、スワッシュプレートを通じてローターブレードの迎え角を変化させる事で、上昇・下降・前進・後進等を実現します。

 ミニ屋内トイヘリSwiftはモーターでローターを回していますが、上昇・下降はローターブレードの回転数を変えることで実現しています。回転数を変化させるかさせないか、本物のヘリコプターとSwiftのコントロールの大きな違いになっています。

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