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2010年7月

八幡橋 その3 ウィップル・トラス

 八幡橋の下は川や運河ではなくて歩道です。

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この段差、ブラタモリ風に言うとかつては歩道ではなかっただろうという匂いがします。この橋には3箇所に案内板がありますが、そのひとつに昭和30年(1955年)ごろの写真が掲載されています。

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確かに川(運河)ですね。

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1年で一番憂鬱な日

 職場では今日、1年1度の健康診断の日でした。
何がいやかというと、まず採血。別に針が怖いとかではないのです。数年前ですが、新人と思われる看護婦さんが、うまく針を刺せず、何度も突き刺した挙句、血管を突き破って大きくアオタンができてしまいました。こういうのが時々あるのですね。
 今日も、2人の看護婦さんがいて私は若い方の人に当たりました。まずいと思ったので、「とりにくいですよ」と事前に情報を与えたら、止血のゴムを巻きなおしたり左右を変えたりしたうえで「ベテランに交代してもらいます」といってあきらめました。私は内心「技術はへたくそでも、判断力はGood!」とつぶやきました。
 受けついだ少々お歳を召した看護婦さん、人差し指で触診して血管を探して「ちょっと痛いですよ」といってすぐ一発で決めてくれました。そう、触診が基本ですね。
 まぁ、これはまだ良いのですが、問題は胃のレントゲン撮影。

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八幡橋 その2 鋳鉄と錬鉄

 日本最古の鉄橋である八幡橋、1977年に国の重要文化財に指定され、また1989年には米国土木学会から「栄誉賞」を受けています。 

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 近くにある案内板によると、上弦のアーチ部分が鋳鉄(Cast iron)製で、引張材は錬鉄(Wrought iron)を使っているとのことです。

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八幡橋 その1 日本初の国産鉄橋

 富岡八幡へ行った本当の目的は、すぐ近くにある八幡橋を見ることでした。

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場所は富岡八幡のすぐ東隣です。

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現在は歩道の上の歩道橋として利用されています。

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この橋は、明治11年(1978年)に工部省赤羽製作所によって作られて中央区京橋楓川にかけられ、建設当時は弾正橋と呼ばれていました。関東大震災後の昭和4年(1929年)に現在の場所に移設されて八幡橋と改名されました。

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ゆるキャラ ノンディーちゃんとノンベーの妄想

 お堅いことで有名な(?)日本非破壊検査協会(JSNDI)が、イメージマスコットキャラとして「ノンディーちゃん」作ったという話は聞いていました。こういう遊び感覚を入れてゆくことは悪くありません。非破壊検査(Non Destructive Inspection)から「ノンディー」というストレートなネーミングですが、その音の響きからは酒好きの「のんベー」を連想するのは私だけでしょうか。
 先日講習会で瑞江の教育センターに行ったとき講師控え室にノンディーちゃんのぬいぐるみがおいてありましたので、ブログねたに撮影してきました。

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 その後富岡八幡に行ったときに大鳥居の前にあった石灯籠を見て、ノンディーちゃんがオーバーラップしてしまいました。

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伊能忠敬と富岡八幡

 7月16日東京都江東区富岡にある富岡八幡に行ってきました。以前から行ってみたいと思っていた場所です。 

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 大鳥居の近くに石灯籠がありました。堂々としていながらユーモラスで、今流行の「ゆるキャラ」のようでもあり、なかなか良いです。

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 富岡八幡を訪れた目的のひとつが、伊能忠敬にあやかりたいと思ったからです。


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JIS Z 2305とNAS410

東京での講習会2日目です。今日からは実習。

瑞江にある教育センターでは、超音波探傷試験(UT)レベル2と放射線透過試験(RT)レベル1の講習会が開かれています。UTに一人RTに一人私のところの卒業生が参加していました。

その中の一人某航空機製造メーカーに勤務するF君の話によると、航空機の非破壊検査を担当しているのだけれど米国の航空機に関する非破壊検査資格であるNAS(National Aerospace Standard )410のレベル3を目指して勉強を開始しているのだそうです。JSNDIの資格もISO9712に準拠した公的規格である(JIS Z 2305)ため並行して取得して行くとのことでした。

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花のお江戸で

上京しています。寒冷地仕様の体には、この時期の東京の気温と湿度は過酷なものがあります。でも昨日の夜は、適度な風があったせいか思ったより暑くありませんでした。

 これからJSNDIの教育センターで超音波探傷レベル2の講習会です。今日は講義、明日からは実習です。

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板金と折鶴

 選挙の投票所は近くの職業訓練施設でした。訓練施設の受付カウンターに、黄銅と銅の板で作った折鶴と亀がありました。

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折り紙は先端宇宙工学にも応用されている日本の貴重な文化です。

銅板で折り紙をする講習会の案内が以前届いていました。行ってみたかったのだけれど、ウイークデイで時間的に無理であきらめました。

近くには別の作品もあって。

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無機質な空間

 シャルピー衝撃試験用の材料を取りに行った鋼材屋さんの倉庫です。

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 美意識は変遷していくものですが、プラントや工事現場を渡り歩いていたころ、こうした無機質な空間とそこに差し込む外光を突然「美しい」と感じるようになりました。

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トコトンやさしい ねじの本

 たとえば、野辺に咲く小さな花について何も知らなくても、道を通行することはできます。毎日食べるお米について何も知らなくても、食事をして動くためのエネルギーを補給することはできます。目先の効率や利益だけを考えるときにはそんなことに関心を寄せるのは無駄といえるでしょう。しかし、人間は自分の行為の意味を知りたい、自分の行為の広がりを知りたいという欲求は本能的にあるような気がします。野辺の花に関する薀蓄を語れる人に会うと、その心の豊かさをうらやましいと思います。
 産業の米ともいえるねじに関するKADOTAさんの新刊本が出ました。

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 「トコトンやさしい○○の本」は日刊工業新聞社の看板シリーズで、すでに100冊以上刊行されています。私もこの3月に「航空工学」を出しました(先日の機械要素技術展ではこの2冊が並んで展示されていたことがこちらで紹介されています)。このシリーズでは、見開き2ページで1項目になっており、右ページに文章、左ページに図解という構成になっています。本文には「要点ボックス」という名で、3点ほど要点を箇条書きにするという約束もあります。書き手としてはこの制約に頭を痛めるのですが、出来上がった本を見ると参照しやすく問題や疑問の解決への入り口として使いやすい読み手にやさしい本になっています。

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デジタル超音波探傷器について語り合う

 今年から開始したデジタル超音波探傷器を使った教育を見学するために、昨日ドイツから2名の来客がありました。お二人ともGE Inspection  Technologies に所属するエンジニアでデジタル超音波探傷器を開発してきた方です。
 前日にJSNDIの講習会を見学してこられたとのことでした。日本における教育を見るのははじめてらしく、とても興味深そうに見学していました。

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最後に、学生たちに話をしてもらいました。

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宇宙旅行をした気分 NASAのFace in Space

NASAのスペースシャトルは引退が決まっていますが、残り2回の飛行に自分の顔写真を乗せて宇宙に送ろうというキャンペーンが行われています。学生に教えてもらったので、私も早速やってみました。
 こちらのNASAのHP「Fly Your Face in Space」から、名前と国等を入力して顔写真をアップロードするだけです。

Fase_in_space

 英語のページですが、書いてあることも手続きも簡単です。スペースシャトルが帰還した後に、シャトルの船長がサインした「飛行証明書」をプリントアウトすることができるようです。

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ブログを使った航空工学本の共同執筆

 航空工学への入門書として発刊した「トコトンやさしい 航空工学の本」は私を含めた4名の共同執筆でした。いきさつはこちらの記事に書きました。
 共同執筆は、多方面の専門家の知恵を結集できるというメリットがある反面、内容・文体・トーンの不統一が起きがちで、寄り合い所帯のギクシャクが目立つ本もあります。また、一部の人の原稿が遅れて全体のスケジュールが狂うということも起きそうです。
 「航空工学本」の準備に入ったときに、そのあたりの事情に詳しい方から「密な打ち合わせが必要」というアドバスをいただきました。
 日本非破壊検査協会(JSNDI)が発行するテキスト類は、ほとんどが共同執筆で、私も「超音波探傷入門」と「超音波探傷実技参考書 デジタル探傷器篇」の執筆陣に入れていただいて体験していました。こういうのは、数回の会議(委員会)を経てトーンや内容を決めて、その後は執筆分担にしたがって書くだけです。それでもまとめ役の幹事の様子を見ていると、大変そうでした。
 「航空工学本」では、4人の居住区が米国西海岸・岐阜・東京・北海道とばらばらで、集まって会議などとてもできそうもありませんでした。居住区の地理的条件下で「密な打ち合わせ」をどのように実現するかが最初に解決すべき課題でした。

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「JAL123便」本販売開始

 先日このブログで紹介した寺田博之著「JAL123便事故 安全工学の視点から検証する」が、Amazonをはじめとしたネット本屋でも販売が開始になったようです。

Jal123_pressure_bulkhead

これは、本の表紙に掲載されている事故機の圧力隔壁(pressure bulkhead)の写真です。寺田さんの当時の勤務先であった航空宇宙技術研究所(NAL 現在は統合されてJAXA)持ち込まれたときの写真です。

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