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デジタル超音波探傷器について語り合う

 今年から開始したデジタル超音波探傷器を使った教育を見学するために、昨日ドイツから2名の来客がありました。お二人ともGE Inspection  Technologies に所属するエンジニアでデジタル超音波探傷器を開発してきた方です。
 前日にJSNDIの講習会を見学してこられたとのことでした。日本における教育を見るのははじめてらしく、とても興味深そうに見学していました。

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最後に、学生たちに話をしてもらいました。

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 その中で、今回のデジタル超音波探傷器の開発には卒業生であるN君が大きく貢献をしていて「ここで超音波を勉強し始めた彼の活躍なしでは開発ができなかった」と紹介されました。勤務先で超音波探傷教育を始めて16年になります。N君は最初に探傷器が2台しかない条件で教育を始めたときのメンバーでした。その後卒業生の中で、超音波探傷にかかわる仕事についているものが数多く出ていますが、彼もその一人です。
 ドイツからのお客さんのうち、お一人はもう6年前からのお付き合いになる方で、クラウトクレーマー研究所で30年前からデジタル超音波探傷器開発にかかわってきた方です。文字通り草分けといえます。もう一人は初めて会う方でしたが、デジタル超音波探傷器のソフトウエア開発に永年たずさわってきた方とのことでした。
 見学の後、色々とディスカッションをしました。私も、日ごろ周りの人にぶつけられない質問をいくつかしてみました。デジタル超音波探傷器の表示方法が今後どうなっていくのかということについて私見をぶつけてみたら、「99%その通りと思う」とのことでした。100%ではないところが面白い。
 いま開発途中の新たな超音波探傷の教育用ソフトのエミュレータ部分を見せたところ、とても興味をもってくれました。エコーの表示がリアルと感じてくれたようで、「どのようにしているのか」と質問されました。簡単に説明すると、ほとんど即座に理解してくれました。このたりについてディスカッションできたのは実は初めてなのです。超音波探傷とコンピュータープログラミングの両方についてある一定レベルの知識がないと会話が成立しないのです。この会話が成立するのは、世界中探してもそうたくさんはいないと考えられます。ニッチな世界のマニアックな会話ですが、「孤独なプログラマー」としてはとても嬉しかったですね。
 おまけに、プログラミングに関してあるとても興味深いテクニックを教えてもらいました。色々な可能性が広がるアイデアの種になるようなテクニックです。先方も会話の中で出てきたいくつかのアイデアに興味を示して、全面的にサポートしてくれると約束してくれました。ぶつけてみるものですね。現在研究中の最新のテーマも概要を教えてくれました。ここには書けませんが、えっそんなことが本当にできるの?!という想像もしていなかった内容でした。打てば響く気さくな方で、久々に痛快でした。

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