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2010年8月

鋼を赤める

 炭素鋼S45C(炭素含有量0.45%)の棒鋼を焼き入れしました。本格的に熱処理をするための炉はありません。熱源はガスバーナー、温度管理は目視+勘。加熱していって、鋼の色に注目するように言いました。

Ca3g0015

 学生が携帯のカメラで撮影してくれました。安いカメラでこの色の再現は難しいですね。ちょっと実際の色とは違いますが、ワインヨーカンのような色になっています。まだちょっと温度が低いようです。

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フェイズド・アレイの小さな探触子

今回の超音波探傷講習会では、フェイズド・アレイの説明とデモがあります。フェイズド・アレイ探傷器が2台送られてきています。以前に見たことがある装置ですが、今回自分で触ってみました。

Cimg4183

通常の手探傷の斜角探触子ほどの大きさの小さな探触子です。

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フェイズド・アレイ探触子をX線で・・・

 フェイズド・アレイ探触子をX線で透過写真を撮ってみました。フェイズド・アレイ(Phased Array)に関しては、その音場をシミュレーションする簡単なソフトをこちらで公開しました。
今回撮影した探触子は、振動子が124エレメントあるものです。

Ca3g0032

コネクターのピンも鬼のように並んでいます。

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超音波探触子をX線で・・・

 超音波探傷に使う斜角探触子をX線で撮影してみました。
その前に、斜角探触子の構造です。比較的単純です。

518

 コネクター・PZT(ジルコンチタン酸鉛)の振動子・アクリル製くさび・吸音材あとはリード線ぐらいですか。これをX線で透過写真を撮ってみました。

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大優勝旗沖縄へ

 甲子園高校野球の決勝戦を観ました。
興南高校強かったですね。
6年前の1984年8月22日、駒沢苫小牧高が初優勝しました。それから3年間、苫小牧市は高校野球で沸きました。
駒沢苫小牧の選手たちが北海道に帰るとき、ANAに乗ったのですが、機体が津軽海峡にさしかかったときCAさんが「当機には駒沢苫小牧の選手たちが乗っています。ただいま真紅の大優勝旗が皆様とともに初めて津軽海峡を渡っております」とアナウンスして、機内は大歓声に包まれたということです。
この飛行機に乗り合わせた人は忘れられない体験になったはずです。全日空も粋なことをしますね。その後駒沢苫小牧は2.9連覇しました。

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Amazonの不快

 書店が貧弱な地方都市に暮らす身には、ネット本屋はありがたい存在です。なかでもAmazonはよく利用するほうで、この1ヶ月間でもおよそ2万円近い本を購入しています。
Amazonからお勧めの本を紹介したメールが定期的に来ます。数日前に来たメールです。「工学の本のカテゴリで何かお探しですか? 次のような商品はいかがでしょうか。」と5冊の本を紹介しています。

Amazonmail

「トコトンやさしい航空工学の本」を薦めてきています。「航空工学」本は共同執筆の私の本ですが、それを含めて5冊中4冊を私は持っています。よく考えると、それらはいずれもAmazonでは購入していない・・。4/5すなわち80%の的中率、感心しますけれどね・・・。

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空はもう秋

 本州は猛暑が続いているようですね。ニュースを見るたび、東京から帰ってきた人の話を聴くたび、夏は北海道だと思います。
 ここ数日当地としては蒸し暑い日が続いているのですが、この程度で暑いというのは申し訳ないようです。

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母校の図書館に

 クラス会で、釧路にいる幹事から高校に電話すると保留中に校歌が流れるという情報をもらいました。YouTubeにあるのかなと思い探してみると、合唱バージョンと初音ミクの歌声バージョンがありました。

当時はともかく、歳月が流れて聴くと懐かしいですね。コンピュータ合成の声もずいぶん聴きやすくなっています。

電話の口実を考えていて、思いつきました。

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ボーイング747型機御巣鷹山墜落事故から25年

 1985年(昭和60年)8月12日、ボーイング747型機(JAL123便)が御巣鷹の尾根に激突して520名の犠牲者を出してから25年になります。四半世紀です。早いものです。
 そのころ私は、苫東の石油備蓄基地で定期点検のための原油タンク開放工事の現場にいました。民間の共同備蓄基地として最初の開放工事はT8で行われ、大失敗になり、文字道理不眠不休でリカバリーを行ってようやく終わり、疲れきった体に抜け殻のようになった頭がついている状態でした。がらんどうの頭と体に、そのニュースは飛び込んできました。
 破壊事故を防ぐための非破壊検査の仕事の末端にかかわっていましたし、危険を伴う工事を遂行することに神経をすり減らしていましたから、当時の私にとっては遠い世界のことではあったけれど、関心は持たざるを得ませんでした。

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母校

 母校と親しみをこめて呼ぶことができる条件は何だろう。自分にとって良いことがあったとか逆に悪いことがあった、単純にそういうことではないように思います。
 誰でも似たようなものかもしれませんが、私にとって高校時代は、不安や期待、自分は何ができるのかまたできないのか、大きく揺れ動いた時代であり、振り返るとそのころ出会った人・出来事・読んだ本・飲んだコーヒーの味などなどがその後の人生に影響を与え続けた時代でした。そういう意味で自分にとってルーツ、母なる場所です。

 クラス会の翌日、何人かと母校(釧路湖陵高校)へ行きました。我々が通っていたところから移転をしていて当然校舎も新しくなっています。旧校舎の詳細な模型が作られていることを知っていましたので、休日で突然でしたが、見せてくれないかと頼んでみました。断られてもともとと思っていましたが、すんなりOKをしていただきました。

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幣舞橋・ロータリー・出世坂

 釧路市にある幣舞橋は、構造としてはありふれた桁橋ですが、夕焼けが映える港に近いとかの周囲の情景とマッチしていて美しい橋です。 

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4つの橋脚のうえには、北海道に縁のある彫刻家の四季をテーマにした作品が設置してあります。

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これは佐藤忠良の作品。

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こちらは本郷新の作品。橋マニアとしては、こういうのが無くても十分美しい橋だと思います。

幣舞橋を釧路駅のある繁華街のほうから南側に渡ると、5差路の交差点になります。

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和商市場の勝手どんぶり@釧路

 7日(土曜日)「スーパーおおぞら」に乗り、昼過ぎに釧路に到着しました。車内で同級生3人と一緒になってお互いの近況などを話してきたのだけれど、その中の一人が「お昼は和商市場で食べよう」と言い出しました。
 和商市場はJR釧路駅近くに昔からある主に海産物を扱っている市場です。

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 その中に「勝手どんぶり」というのれんを掲げている店がいくつかあります。

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幣舞橋と日銀支店

 釧路市に来ています。ホテルの窓から見た、今朝の釧路です。

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 手前の建物が日本銀行釧路支店、その右上が幣舞橋、その奥側に見えるのが釧路港です。ホテルの窓が開かなかったので、ガラスに埋め込まれたワイヤーが写っているのはご勘弁を。

 ところで、日本銀行の支店は、全国にいくつあるかご存知ですか?

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8月7日 原爆投下の次の日

 私の趣味の話しで言えば、8月7日は65年前の1945年(昭和20年)に日本初のジェットエンジン「ネ20」が千葉県木更津で初飛行に成功した日です。
 言うまでも無く、人類史上初めて原子爆弾が広島で炸裂した次の日です。
 8月7日を知る人は少ないけれど、8月6日は知らない人はいないでしょう。毎年、「忘れてはならない」という主旨の番組が放映されています。昨日のNHKの「封印された原爆報告書」は印象深かったですね。

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手作りピトー管と対気速度計

 航空機の飛行にとっては、対気速度が重要です。空気の移動速度つまり風に対する機体の相対速度が対気速度です。向かい風5m/sならば、対地速度+5m/sが対気速度というわけです。写真で示すコックピットの計器では左上のが対気速度計(Air Speed Indicator)です。

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 この計器はアナログ式です。最近の飛行機ではA/D変換をして統合計器となり液晶ディスプレイに表示させるのが多くなっています。
 対気速度計のピトー管から取り入れた圧力を空盒(くうごう)と呼ばれる繊細な空き缶を使って速度に変換します。ピトー管は飛行する機体による気流変化の影響を受けにくいところに設置されます。先日乗ったB737ではコックピットの横の窓の下に取り付けられていました。

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クローズアップすると・・・

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ターボジェットエンジンのプラモデル

 卒業生のN君が送ってくれました。「商品を初めて見た私は、まず最初に先生を、思い出しました」とのことです。

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 タイトルはターボジェットエンジン「ネ20超」。日本初のジェットエンジン「ネ20」をモデルにしていることは明らかです。第2次世界大戦末期昭和20年8月7日に千葉県木更津で橘花に搭載されて試験飛行に成功した「ネ20」。すでに量産体制に入っていた「ネ20」に対して、東大航空研が中心になって設計して図面は出来上がっていた改良型の「ネ20改」は知っていますが、「ネ20超」は話としても歴史には登場しません。でもこのプラモデル(1/35)よくできています。フランジを留めているボルトまで再現しています。

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大学構内本屋と図書館

 このブログで何回か愚痴を言っていますが、田舎暮らしで不便と思うことは、本屋と図書館の貧困さです。特に理工系の本は、人口15万人を超える「工業都市」でもほとんどなきに等しいのです。私が書いた本は、これまで地元の本屋に並んだことがありません。少し寂しいですね。
 そんな私の事情を知ってというわけではないでしょうが、時々、「こんなところに並んでいましたよ」という情報を送ってくれる方がいます。たとえばこちらの記事。先日大阪大学のH先生から、大阪吹田市にある阪大工学部内の本屋の写真をいただきました。

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 私が出た大学の購買には文房具とスナック菓子程度しかなく、本屋などありませんでした。

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 工学部の中にある本屋のようですから、理工系の本は取り揃えているのでしょうか。私の本も置いてあったよ、という情報ですから、どのような本と一緒に並んでいるのかが気になるところです。

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