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フェイズド・アレイの小さな探触子

今回の超音波探傷講習会では、フェイズド・アレイの説明とデモがあります。フェイズド・アレイ探傷器が2台送られてきています。以前に見たことがある装置ですが、今回自分で触ってみました。

Cimg4183

通常の手探傷の斜角探触子ほどの大きさの小さな探触子です。

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アクリル製のシューを介して試験体には横波を入れます。エレメント数は16。
板厚25mm、6mmのスリットとφ1mmの横穴が開いている試験体を探傷してみました。

Cimg4184

セクタースキャンをして、Aスコープの波形を輝度変換をしてカラースケールで断面表示をしています。

断面表示といってもスリットの線や横穴の円形が近い形で表示されるわけではありません。

スリットは底面とのコーナーのエコーと上端部の端部エコーが表示されています。超音波の伝搬の仕方を勉強をしなければ、表示された画像を読むことはできません。

Cimg4184a

コーナーも円形のきずも、三日月状に表示されます。超音波のビームが広がりを持っているゆえにできるかたちのなのです。

通常の超音波探傷では通常、超音波ビームの中心軸だけの情報で探傷し、中心軸以外の情報は意図して捨てます。しかし、フェイズド・アレイの場合は、超音波ビームの中心軸以外の情報が入ってくるのです。

これをノイズと見るか、逆に有用な情報と見るか・・・。私は後者であるべきと思っています。そして時代はフェイズド・アレイに否応なくなっていくのでしょうね。

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