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フェイズド・アレイ超音波探傷の動画

 すったもんだの挙句(この内容は別記事にします)、ようやくフェイズド・アレイ超音波探傷の動画を作ることができ、先ほどYouTubeにアップしました。まだ編集ソフトの使い方がよく分かりません。とりあえずできる範囲で・・・。

手始めに、対比試験片RB41を使ってドリル穴とコナーのエコーを表示させて見ました。

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 この探触子は16個の小さな振動子に対して電気的に叩くタイミングを電子的に制御して、セクタースキャンをしています。セクタースキャンは、私の作ったこちらのフリーソフトを動作させてみるとイメージしやすいと思います。超音波伝搬の角度を変えながら扇型にスキャンをして、それぞれで得られる振幅を輝度(カラー)変換して並べて表示します。
 超音波探傷では、きずに対して超音波がどの角度で当たるかによって反射率は違ってきます。このため、複数の屈折角の探触子で探傷することが望ましいのですが、そのつど探触子を変えていては2倍3倍の手間がかかるため、検出したきずの確認時以外は特定の屈折角を使って探傷するのが普通です。
 フェイズド・アレイではこのあたりの事情が大きく変わります。セクタースキャンでは、設定した範囲(たとえば30度~70度)のすべての屈折角での情報を表示していることになります。
 この探触子は従来のフェイズド・アレイの探触子と違って圧倒的に小さく、通常の斜角探触子と同じ感覚で走査することができます。フェイズドアレイとしてのスキャンと、手動のスキャンとを組み合わせることで、分かることもありそうです。なんでもそうですが、実際にやってみると色々な問題意識がわいてきます。

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コメント

こんばんは。
日本初のフェイズドアレイ探傷動画、と期待したのですが、我が家のパソコン(WINDOWS/VISTA)では見ることができませんでした(セキュリティの問題と思います)。明日会社のWINDOWS7パソコンで拝見することにします。
フェイズドアレイの周波数制御とか情報処理速度の向上とか、期待している事項は多々あります。
興味持っているものの触れる機会が滅多にないので、こちらのブログにヒントをいただきつつあれこれ想像をめぐらそうと思っています。期待しております。

投稿: niwatadumi | 2010年9月 6日 (月) 22時27分

そうなのですか。他のYouTubeの動画は見れるのでしょうか。XPでもVISTAでも見れていますからOSの問題ではないでしょうね。
他にも見ることができないという方はいらっしゃるのでしょうか。なんだか、新しいビデオカメラで撮った動画の公開には、まだハードルがありそうです。

投稿: SUBAL | 2010年9月 6日 (月) 22時48分

おはようございます。
言葉足らずでした。「セキュリティの設定の問題」というこちら側の原因だと思います。
会社で早速拝見しました。動画は技能伝承に有益ですね。
僕は古い検査屋なので、探傷画面の左側ばかり見てしまいます。いずれ右側だけの表示になって、必要な時にAスコープが見られればいいのかな、なんて考えました。

投稿: niwatadumi | 2010年9月 7日 (火) 07時41分

見れてよかったですね。フェイズドアレイ探傷器は昨日返却しましたが、少し撮った動画を編集して公開をします。
私は波形を確認する画面は残しておくべきだと思っています。その場合RFでよいのかなとも思っているのです。フェイズドアレイになって確認する波形は整流した波形である必要があるのだろうかと・・・。

投稿: SUBAL | 2010年9月 7日 (火) 20時20分

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