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燃える金属(マグネシウム)

 ジェットエンジンのギアボックスなどにマグネシウム合金が使われています。
 マグネシウム:元素記号Mg、比重1.74、融点650℃、実用金属中最も軽い。
合金としては、アルミニウム・亜鉛を合金元素としたAZ91Aなどがあります。熱処理をしてもあまり強度は上がりませんので、強度が特に要求される場所には使われませんが、航空機材料としては軽いことが魅力です。
 このマグネシウム合金の切削くずなどは発火の危険があり、取り扱いに注意する必要があります。万が一マグネシウムが発火した場合、水をかけて消火するのは、火を消すどころかさらに強い燃焼を起こしてしまうため、やってはいけないことです。水が助燃材になる。
 今の若者は、子供のころ金属で遊んでいません。多少遊んだことのある若者でも、金属が激しく燃えることを知っている人はほとんどまれです。そこでちょっと危ない遊びを・・・。

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 ジェットエンジンのカットモデルを作ったときに切り落としたコンプレッサーケースを中目のヤスリで粉にします。それをティッシュにくるんで火をつけてみました。

Snapshot13

 マグネシウムの粉の量は、少なすぎるとティッシュの炎に隠れてわかりません。もちろん多すぎると危険性が増します。小さじ半分というところでしょうか。

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コメント

かろうじてマグネシウムリボンでストロボのようなものを作って夜間撮影をしたことがあります。ええ35年ほど前です。

金属はもえないという誤解がどうも若い人にはあるようですね。というわけで一度スチールウールを燃焼させる実験を子供たちの前でというのもいいかもしれません。

投稿: デハボ1000 | 2010年10月27日 (水) 00時02分

写真撮影のストロボ、その前は電球式のフラッシュ。そしてその前のマグネシウムの粉を使う、浅い弁当箱の上に粉を乗せて発光させる仕掛けを友人が持っていて、昔、体験する機会がありました。酸化剤も混合されていたと思います。あれはちょうど良い教材になるでしょうか。
自動車のホイールにもマグネシウム合金のものがありますね。「火を噴く爆走」というような表現を、「マグネシウムホイールから火を上げてか?」と茶化したのは昔のマンネリ冗句でした。
水面を走り回る金属ナトリウム、というのを、見たいなあと思ってまだ果たしていません。

投稿: Husigidou | 2010年10月27日 (水) 08時46分

デハボ1000 さん Husigidou さん こんばんは

小学生のころ、クラス集合写真で写真屋さんはポケットから怪しげなビンを取り出して90度に開けた薄型の箱に隅にちょんちょんと入れて、シャッターと同時に発火させて写真を撮っていました。まぶしい光と立ち上る煙を見ながら、ポケットにしまいこんだ怪しいビンが気になっていました。あれがマグネシウムだとわかったのはいつのことだったか覚えていません。
私は、金属の燃焼、緩やかな燃焼といえるコロージョンが現場にいるころからなぜか好きでした。

投稿: SUBAL | 2010年10月27日 (水) 21時21分

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