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ヨーロッパの衛星ビジネスが・・・

 職場の窓から見える林の向こうに、先月末突然白いドームが出現しました。

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あれはいったいなんだ・・・。

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 職場の同僚が教えてくれました。
 ドイツ航空宇宙センター(DLR)EADSが運用する合成開口レーダー衛星「TerraSAR-X」からの画像データを受信するための地上局で、株式会社パスコが沖縄糸満市に続く国内2局目をここ北海道千歳市に建てたとのことです(こちら)。
 現在は球状の覆いがかけられていますが、パラボラアンテナがむき出しになっているときに撮影した写真を提供してくれました。

Pasco

このパスコという会社、パシフィック航空測量株式会社という名前で1953年に創業した会社。航空写真ではなくて、もう少し高く宇宙からの写真でビジネス展開しているということのようです。

宇宙へロケットを打ち上げることが国家の威信という時代から、人工衛星からの情報が軍事的な大きな意味を持った時代を経て衛星ビジネスの時代になってきた言われてきましたが、こんな身近なところに現れてくるとは・・・。

千歳民報の2009年3月の記事より

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人工衛星からの画像を千歳でキャッチ      


     航空測量国内最大手のパスコ(本社東京、杉本陽一社長)は、千歳市の臨空工業団地内に、人工衛星から画像データを受信するアンテナ基地局(地球局)を設置する。沖縄県糸満市に次ぎ、国内2カ所目。受信範囲は半径約2000キロで、北緯26度の沖縄局、北緯43度の北海道局の2局体制となり、日本全土をカバーする地球局ネットワークが構築される。
    同社は「TerraSAR―X」と呼ばれるドイツ航空宇宙センターとヨーロッパの大手航空宇宙企業「EADS」社の官民連携で運用される衛星(合成開口レーダ衛星)撮影データの、国内独占販売権を保有している。
    現在、2007年12月に運用を始めた糸満市の人工衛星受信局で撮影データを受信。集積、解析の上、官公庁や民間企業に社会基盤情報として提供している。
     災害発生時の情報収集、地球環境変動の監視などに実績があり、流氷監視などへの応用も期待されている。受注は「農業(作付け面積など)、環境、防災関連がメーンだが、グーグルとも提携。マイクロソフトにも画像を提供している」(パスコ)。
    千歳に設置する設備はアンテナ(直径7.3メートル)とデータサーバーで構成され、ハード面の総事業費は約10億円。4月にも着工し、約1年で完成後、免許申請などを経て、本格稼動させる。
   将来的に画像を処理するセンターを整備する際、本社などから地元雇用者を指導、監督する技術者を派遣することを想定し、空港に近い臨空工業団地への進出を決めた。
    杉本社長は18日に千歳市役所を訪れ、「防災、環境など幅広い分野での衛星活用を強化し安心、安全な社会構築に貢献したい」と抱負を語った。
    パスコは1953年10月創業。資本金87億5800万円、従業員はグループ全体で2012人、08年3月期の連結売上高は394億円。
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コメント

o(*^▽^*)oこんにちは

私たちも送迎の時に
なんだろうね・・・??と話していたんですよ

わかったので、明日のネタになりました

投稿: くまです。 | 2010年11月 4日 (木) 19時06分

なんだろうと思ってしまう怪しげな施設ですよね。
パラボラアンテナが写っている写真は、貴重かもしれません。

投稿: SUBAL | 2010年11月 5日 (金) 02時50分

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