« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月

エアバスA320neo搭載エンジンの開発にIHI

 年末に明るいニュースが飛び込んできています。読売新聞朝刊に、「エアバス次世代エンジン、IHIが開発参加」という記事が載っています(多分)。
 大きな仕事になりそうです。IHI航空宇宙事業本部には毎年コンスタントに卒業生が入っています。
 私は読売新聞をとっていないのですが、なぜこの記事に気づいたかというと。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "エアバスA320neo搭載エンジンの開発にIHI"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年「かたちのココロ」その3 デジタル超音波探傷時代

 今年のブログ記事を振り返ると、本業回帰傾向とでも言いますか、非破壊検査や超音波探傷の記事をたくさん書いてきました。

 JSNDIが資格試験で使う超音波探傷器をアナログ式からデジタル式に今年から変えましたので、それに対する対応を考えなければなりませんでした。
 技術云々というより、まず現実的対応をしなければなりませんでした。職場の探傷器を一気に入れ替えなければなりませんでした。一教科の負担としては大きいものがありましたが、幸い各方面の理解と協力が得られて8台+1台を取り揃えることができました(こちら)。
 もうひとつの問題は、試験に使われる探傷器がRタイプとGタイプの2種類があり、受験者が選べず地域によって機種が指定されるやり方でスタートしたことです。このままこのやり方が定着すると、地域によって有利不利が出てしまいますし、教育も非常にやりにくくなります。
 この件では、北海道機械工業会が真っ先に要望書をJSNDIに提出しました(こちら)。
私としてはこの要望書のことを私の人脈を通じてお知らせすると同時に協力を呼びかけました。同じような悩みは各地であったようで、今年の秋の試験には間に合わなかったものの、来年の春からは要望書が受け入れられて、機種を受験生が選択できるようにするとJSNDIが方針転換をしました(こちら)。
 変わり目に対応を間違えると、これまで積み上げてきた教育を捨てなければならないケースに陥ることもありえましたから、何とか落ち着いてよかったです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "2010年「かたちのココロ」その3 デジタル超音波探傷時代"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年「かたちのココロ」その2 ソフトウエア4本+電子書籍の可能性

 「かたちのココロ」では、自作のソフトウエアをフリーソフトとして公開しています。今年は4本を公開しました。

  1. 渦電流の浸透深さと位相の遅れ
  2. 超音波のモード変換による反射角を確認するソフト
  3. Virtual Nonius(仮想ノギス)
  4. カーリング気分

4のカーリング気分はカルガリーオリンピックを見ていていたずらで作りました。作りこめば面白いとは思いますが、今のところ自己評価 駄作。そのほかはまあまあだと思います。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "2010年「かたちのココロ」その2 ソフトウエア4本+電子書籍の可能性"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年「かたちのココロ」その1 よく読まれたブログ記事

 筆不精の私が、ブログを始めてもうすぐ丸5年。今年もこの記事で200記事目です。我ながらよく書いたものです。このところ年末は、1年のブログ記事を振り返ることにしています。
 続けられるのは、勝手気ままなことを書いているにもかかわらず、読んでくれる人がいることです。おおよそ、このブログで年間20万アクセス程度あります。1日で平均すると550アクセス。元気なおじさんを面白がって応援してくれる方もいますし、あいつ今日も元気だなという程度でチェックしている人もいるようです。私にとっては、職場や地域での交流を超えた別次元の交流が可能になるツールとなっています。

 今年の「かたちのココロ」でアクセス数が年間を通して多かったのは、ダントツで

1位:磁粉探傷試験の原理
2位:共振と固有振動数のソフトウエア

なのです。「磁粉探傷試験の原理」は、年間で4000を超えるアクセスがあります。実はこの記事両方とも2008年に書いたものです。2年間でこれらを抜く記事は書けていないのです(トホホ)。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "2010年「かたちのココロ」その1 よく読まれたブログ記事"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

参考文献として

 本を書いていると、やはり売れてほしいと思いますし、反響があると嬉しいものです。10年前に日本非破壊検査協会から出した「超音波探傷入門(パソコンによる実技演習)」は、超音波探傷にかかわっている人はほとんど知っているというほど普及しました。狭い範囲ですけれどね。
 3年前に出した「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」が、今年になって参考文献として引用されるようになって来ました。省エネエアコンの開発に関連して「パナソニック技報」7月号に掲載された論文に関しては、以前に紹介しました。
 岐阜県情報技術研究所の研究報告11号「搬送車インタフェース(ナビゲーション)システムの基礎研究」という論文の中に、参考文献として掲載されていました。超音波センサは多くの分野で活躍しています、という内容の裏づけとしてです。
 最近、意外なところで参考文献となっているのを見つけました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "参考文献として"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ABSの季節

 今年は少し例年より遅かったですが、通勤路はアイスバーンになっています。

Cimg4640

 中途半端な寒さのこの時期が、一番滑りやすいのです。路肩から飛び出してしまった車を目撃していますし、このほかにこの2~3日で事故を2件目撃しています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "ABSの季節"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

宇宙からのメリークリスマス

今日昼ごろ(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)からのメールが届いたので、なんだろうと開けてみたら、

*********************************

宇宙から メリークリスマス

このメールは、地球からはるかかなたの36,000Kmの宇宙空間を飛行している 超高速インターネット衛星「きずな」を経由しています。 こちらは○○様からのご依頼によりお送りしております。

*「きずな」についてはこちらをご覧ください。
http://www.satnavi.jaxa.jp/project/winds/index.html

送信依頼者:○○様(実名は伏せました)
送信依頼者アドレス:△▲@gmail.com

宇宙航空研究開発機構(JAXA)

*********************************

という内容でした。どうやらS君が仕掛けてくれたようです。遊び心も含んで、こういうのは嬉しいですね。クリスマスイブ、漆黒の宇宙空間をしばし眺めてみるのも良いかもしれません。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "宇宙からのメリークリスマス"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北海道新聞に

 ジェットエンジンのカットモデルとパルスジェットエンジンの話が掲載されました(WEB版はこちら)。

2010doushin

カラー写真でよかったですね。パルスジェットエンジンは、モノクロではほとんど伝わらないと思います。学生たちにとって良い思いでとなるでしょう。

にほんブログ村 科学ブログへ
アイコンをクリックすると、ブログランキングの応援になります。現在2位。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

温泉宿の食事

 2泊3日の温泉山ごもりをしてきましたが、食事はあまり期待していませんでした。温泉宿の食事であまり美味しいものを食べた記憶が無いからです。北海道の温泉宿では、刺身・かに・ウニなどが出ますが、海辺で育った身からすると「これは北海道の味ではない!」と声にならない声で叫びたくなることが多いのです。見た目や雰囲気だけの料理、大量生産の効率性と保存性(食中毒予防)が前面に出てくる料理が多いのです。最悪なケースでは、刺身からホルマリンの匂いがかすかにだけどしているというのまでありました。
 格安の料金プランで泊まるのに、料理を期待してはいけない、栄養源として補給できれば良いと考えていました。この予想は、今回見事に良い意味で裏切られました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "温泉宿の食事"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

温泉 山ごもり

 金曜日の勤務が終了してから、車を飛ばして温泉宿へ行ってきました。行ったのは支笏湖国民休暇村 。2泊して先ほど帰ってきました。

Cimg4629

 思いのほか良かったですね。建物は3階建てでこじんまりしていますが、中はさっぱりして綺麗。温泉はPH7.9、弱アルカリ性のナトリウム泉。44時間堪能してきました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "温泉 山ごもり"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

アナログ式超音波探傷器での時間軸の校正

 JSNDI機関誌に掲載された「受験者および指導者に望むこと」という文章について、疑問点を書いてきました(1.2)。探傷の基本を教え資格試験に挑戦するひとを指導している立場からは、あのような見解を突然に公開されるのは正直困るのです。資格試験を実施している委員会の文章です。影響は大きいのです。探傷や教育訓練がどのようにやられているのか良く実態を調査してから書いてほしいと思います。
 アナログ式からデジタル式に移行するに当たって、探傷方法や用語について議論すべきことがあると思ってきました。例の文章の筆者が使っている用語も、私は見直すべきものと思っていたものが従来の感覚でそのまま使われています。
 たとえば、「音速調整」という用語。あるいは横軸(=時間軸)のスパン調整とゼロ点を調整しているプロセスを「測定範囲の調整」と表現すること。これは、アナログ式の時代に慣習的に使われていた用語で、デジタル式の時代にはどう考えてもマッチしないのです。
 今日は、アナログ式超音波探傷器ではどのように行われるのか動画で紹介します。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "アナログ式超音波探傷器での時間軸の校正"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

師走 薬物依存

 今年も押し迫ってきて、本職も本職以外も忙しくなってきました。体力勝負になってきます。特に目の疲労がきついですね。長いことパソコンに向かっていると目がしょぼしょぼしてきて、目を開けているのがつらくなり、しまいにかすんでくる。肩こりもひどい。
 一気呵成に書ける時と、1行に30分もかかることがあります。書けなくなると、停滞が長く続くこともあります。遅筆なのですね。頭の中に論理と言葉がダムのように貯まるのを待つしかありません。そんなときは体と目を休ませると良いのでしょうが、何がしかあがこうとパソコンに向かってしまいます。そうこうしているうちに、1日の目の許容使用時間のリミットが来てしまいます。
 それでも休むわけには行かない。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "師走 薬物依存"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超音波探傷の基本って?垂直探傷の横軸調整

(社)日本非破壊検査協会(JSNDI)の機関誌11月号「NDTフラッシュ」に掲載された「受験者および指導者に望むこと」という文章への疑問第2弾です。

Utadj これは、垂直探傷での横軸(時間軸)の校正方法についてです。「音速を5900m/sでゼロ点を調整」する方法について「不完全で精度が悪い」として、「STB-A1の板厚25.0mmの多重エコーB1とBnにゲートを掛け、2点間の距離の差が実寸法と一致するように音速調整した後、ゼロ点を調整するのが基本である。」としています。これ本当でしょうか?

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "超音波探傷の基本って?垂直探傷の横軸調整"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フェイズドアレイ探傷器ではなぜ実際の欠陥の形で現れないのか

 ブログで色々な記事を書いていますと、時々メールで質問が来ることがあります。質問をきっかけに技術的な交流に繋がることもあります。最近もありました。
 でも、私は積極的に自己紹介をしないでいきなり質問をしてくるのはマナーに違反していると思いますので、基本的には返事を書かないことにしています。
 昨日も名前だけを書いた質問のメールが入りました。ただ内容的には面白い質問でしたので、ブログ記事にします。
 その質問とは、以下のような内容です。

「超音波を勉強中でブログを拝見させていただいているのですが、医療用超音波だと実際の赤ちゃんの画像がわかるのに、フェイズドアレイ探傷器は実際の欠陥の形で現れないのはなぜなのでしょうか?」

 医療で行う超音波検査では、最近では赤ちゃんの表情までわかる画像が得られます。赤ちゃんの超音波写真という人もいるくらいです。ところが金属を扱う超音波の世界では、フェイズドアレイ探傷器で断面画像を得ても、実際のきずのかたちとずいぶん様子が違う画像になります。円形断面のきずが、あたかもブーメランのかたちのように表示されます。

 これがいったいなぜなのか、という質問なのでしょう。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "フェイズドアレイ探傷器ではなぜ実際の欠陥の形で現れないのか"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

燃えろロボコン!燃えるな回路!

 昨日NHKでオンエアされた高専ロボコン全国大会、家族で楽しんでみました。
残念ながら苫小牧高専の試合の様子はカットされていましたが、やはり勝ち進んできたチームのロボットは見ごたえがありました。
 今年は、苫小牧高専ロボテク部員の息子の解説付きでしたので、例年以上に楽しめました。どこまでを2足歩行とするのか、パワー勝負では1個10万円のモーターを買える否かが大きな問題だったとか・・・・。やはり作る側を経験して他の優れた作品を見ると、刺激されるところが違うようです。
 今年は圧倒的なパワーを見せ付けていた和歌山高専がちょっとしたミスで優勝を逃して鹿児島高専が優勝しました。ロボコン大賞は仙台高専。注目を集めていた群馬高専の歩く椅子型ロボットもロボコン大賞候補だったのでしょう。仙台高専のリンク機構は、取材に基づく解説を聞かないとわからないものでした。271828さんのブログで解説されています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "燃えろロボコン!燃えるな回路!"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

超音波探傷の基本って?RB41によるDACの作成

 (社)日本非破壊検査協会(JSNDI)が月間で発行している機関誌に「NDTフラッシュ」というコーナーがあります。資格試験受験者に向けた情報が記載されているコーナーです。その11月号に、ほとんど異例だと思いますが、「受験者および指導者に望むこと」という文章が掲載されています。デジタル超音波探傷器を使った実技試験の1回目が終わって、注意を促すというスタンスです。受験者に向けてだけではなく、指導者に向けてという点が異例です。
 「原則から外れた指導がなされている」という危惧を、試験委員の方がもたれているようです。
 4点について述べています。そのうち2点については、私からすると疑問だらけの見解です。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "超音波探傷の基本って?RB41によるDACの作成"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

円筒内の燃焼観察

 バルブレスのパルスジェットエンジンが、どうして自律運転状態になるのか、考えてみたり説明を読んでみても、すっきりと納得がいきません。理屈で説明できなくてもなるものはなる。とは言ってもねぇ。わからないことをあれこれ考えるのは、これもまた楽しいものです。
 円筒の中での燃焼による膨張とその反動による圧縮というサイクルができるのであろうという仮定で、円筒の中の燃焼を観察してみました。

Snapshot20

 動画にしてみました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "円筒内の燃焼観察"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

蛍光浸透液

 浸透探傷試験に使う蛍光浸透液です。

Cimg4433

水洗性・高感度水洗性・後乳化性で色が若干違います。目下の悩みは、モノクロ写真にするとこの色の違いは伝わらないことです。これに紫外線を当てると、また様子が違ってくるのですが・・・。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "蛍光浸透液"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »