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喜びも悲しみも幾歳月

 昨年末に女優高峰秀子氏が亡くなったと報じられています。私が最初に見た映画が「喜びも悲しみも幾歳月」でした。昭和32年封切りのようですが、北海道の田舎の映画館ですからその数年後、記憶では小学校の低学年でした。船の安全航行を守るため人知れず毎日灯りを守る燈台守の夫婦の物語を描いたこの映画は、主題歌とともに記憶の底に深く刻まれています。 

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  母親に連れられていきました。当時母親は30代後半。映画の中で、都会に出た息子が事故で亡くなるシーンが印象的でした。初めて人生にある不条理を知ったといえるのかもしれません。私が20代前半で大怪我をしたときに母親が駆けつけてきましたが、そのときふとこの映画を思い出し、死なんで良かったと思ったものです。
 それから20年後、私自身が長男を見送らなければならなくなったときも記憶の中からこの歌がよみがえってきました。歌に励まされたわけではありません。しかし気持ちに素直になるとどこまでも落ち込みそうになったときには、ビタミン剤のような役割をしていたような気がします。今聞くと調子は軍歌調ですね。
 日本各地にあった灯台は、電波灯台に役割を譲って消えていっているようです。およそ50年の時の流れです。還暦の歳の正月に、またこの歌を聞くのもビタミンの補給としてよいのかもしれません。

 高峰秀子氏のご冥福をお祈りいたします。合掌。

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