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文章のリストラ

 4月刊行予定の「絵とき 非破壊検査 基礎のきそ」の1次校正稿が届きました。

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 ここで頭の痛い問題が・・・。出版社としては、出来上がり200頁の予定なのですが、最初の組版ではおよそ30頁オーバーしているのです。誤字脱字のチェック以外に、30頁の削減をしなければなりません。

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 30頁といえば、およそ1章分。私の筆のスピードからすると1ヶ月弱かかるボリュームです。書いた文章は、もちろん必要があって書いていますし、考えて書いていますから愛着もあります。なかなかきつい作業です。

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 もちろん30頁分の文章を削除するわけではなく、「追い込み」というらしいですが、写真や図の配置の仕方で削減できる部分があって、これは編集者のほうで朱書きの指示があります。この場合も「あと6行少なければ1ページ削減できる」ときには、「6行分削除できませんか?」と書いてあります。「ええええ、6行も!!!」とは思うのですが、やってみると6行ぐらいなら出来るのですね。私の文章に無駄がある、とも言えるのですが、私の文章は理詰めの論文ではありませんから、文章の中に「遊び」や「寄り道」を意識的に入れ込んでいます。わかりやすさの流れを砥ぐことなく、行数の削減目標に向けて文章をそぎ落としてゆきます。
 章単位では、2の倍数で削減しなければ意味がありません。1ページだけ削減したのでは、章末に白紙の頁ができるだけで、総頁数は変わらないことになります。
 この作業、少々しんどいですが、嫌いではありません。字数制限や頁制限の中で、書きたいこと伝えたいことを表現していくことは、知恵比べであり、ライターとしての力量が試されているともいえるのです。“はじめから収まるように書け”という声が聞こえてきそうです。元来ずぼらな私には無理というもの。足りなくなって付け加えることよりも、オーバー気味で削除可能なところを削除してゆくほうが私の場合ですとうまくいくようです。
 今週末は卒業式と重なって休みにはなりません。睡眠時間を削って頑張るしかありません。 

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