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非破壊検査を象徴するイラスト

 日刊工業新聞社から出る単行本としては4冊目となる「絵とき 非破壊検査 基礎のきそ」は発刊まで2週間を切って、おそらく印刷の工程に入っているものと思われます。
「絵とき 基礎のきそ」シリーズは、シンプルな表紙デザインで、ひとつだけ内容を象徴するイラストが入ります。このイラストは、編集者とデザイナーとの間で決めて、筆者は刷り上って初めて知るというのがこれまででした(こちら)。ところが、今回は2回ほど問い合わせが入りました。

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「非破壊検査を象徴するイラストのイメージが出てこない」というのです。今回も、200ページの本の中に200近い絵や写真が入っています。そのすべてを見ても「これだ」というものが見つからない、筆者としての意見を伺いたいとの問い合わせでした。放射線や超音波あるいは磁気・渦電流など個別の非破壊試験方法についてならば、それを象徴するイラストは出てきそうです。しかし全体を象徴するものとなると、難しいのです。文学を象徴するとか技術を象徴するとかというように、抽象化する必要があって、そのためには社会での共通認識がどの辺にあるのかを探らなければなりません。これを考えていくと、「非破壊検査は忍者の技術」という言葉が脳裏に浮かんできました。
この問いに対する私のメールでの回答の一部です。

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「非破壊検査を象徴するイラストは何か」という設問は、久々の難問でした。ありとあらゆる手段を使って目に見えないきずを探る技術で、社会の中では黒子に徹していますから、技術としての社会的認知度は低くまたアッピールも下手であるという認識を新たにしました。
日本非破壊検査協会が「非破壊検査入門」というDVDを作っていますが、そのタイトルバックは鉄道・飛行機・高速道路・橋・ビル・製油所・発電所が普通に稼動している様子を写して、その裏に非破壊検査がある・・・という流れにもっていきます。
今回の本で他の類書にない特徴のひとつとして、飛行機の非破壊検査をたくさん取り上げていることが上げられます。そういう意味では、単純に飛行機が普通に飛んでいるイラストというのはどうでしょうか。
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忍者が支えている「お城」でいかがでしょうという提案です。この提案は、奇抜すぎて無理があるということであっさり却下されました(笑)。この後に続く「これが無理であるならば」という第2案が採用になるようです。最終的にどのようになったかについて、私は現在のところ知りません。刷り上ってくるのを楽しみにしています。日本非破壊検査協会のマスコットであるノンディーちゃんではないことは明らかにしておきましょう。

昨日は統一地方選挙があり、北海道でも知事と道議会議員選挙がありました。勤務の後投票締め切りぎりぎりで行きましたが、知事については候補は全員無所属で現職以外どの政党が応援していてどのような主張をしている人なのかわかりませんでした。これは初めての体験ですね。それでどうしたかはここには書かないことにします。東京都知事は石原さんに決まったようですね。Twitterのつぶやきの中に「そのまんま石原」というのがあって、思わず笑ってしまいました。

今日は昨日の入学式の代休。ひとつひとつ行事も終わっていきます。

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