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2011年8月

20年目の浸透探傷講習会と現像膜管理のこと

 超音波探傷の講習会が無事終わり、今日から引き続き浸透探傷の講習会が始まりました。今日講義に来ていただいたT氏は、航空機の浸透探傷では知る人ぞ知る方で、もう20年来のお付き合いになります。
 今回で私が担当するのは最後になりますので、お世話になったお礼を申し上げました。それに対する返答は、私にとっては意外なものでした。

「SUBALさんとの20年で、印象深いのは黒ビニールテープを使った現像膜管理方法ですね。あれは他の方法と比べても優れていて良いですね。」

 私はこの歳になってもまだまだ甘ちゃんで、褒められれば悪い気がしない人間ですが、この方にこの件を言われたのは素直にうれしかったです。

 この件は、浸透探傷レベル3のテキストと浸透探傷の実技参考書に「比色ゲージ」を使う方法として掲載されています。JSNDIの浸透探傷レベル3の講習会でも紹介されているそうです。

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母校の図書館から

 母校である釧路湖陵高校の図書館司書の方から礼状が届きました。この4月に出した「絵とき 非破壊検査 基礎のきそ」(日刊工業新聞社)を寄贈したいと送ったことへの礼状でした。
礼状の中に図書館内部の写真が掲載されていました。

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 こういう心遣い、うれしいですね。高校の中の図書館へは、卒業生と言えども気軽に入れませんからね。

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17年目の超音波講習会 その2 フェイズドアレイとジンギスカン

 今開催している超音波探傷技術講習会では、フェイズドアレイ超音波探傷に関する項目があります。今後普及発展が期待されている技術分野です。 

Ca3g0398

 ここの講師を務めているN氏は、探傷器メーカーに勤務して、ドイツや米国を行き来して世界的規模で活躍し、JSNDIの講習会では講師指導員を勤めるこの業界の若きリーダーです。JSNDI仕様とそのベースとなった探傷器開発にも深くかかわっています。実は彼は17年前に最初に超音波探傷をここで学んだ卒業生なのです。超音波探傷教育の第1期生というわけです。

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17年目の超音波講習会

 職場での超音波探傷技術講習会が始まりました。今日は2日目。日曜日まで続きます。

Ca3g0395

 全国で行われている講習会に比べても、意欲的で内容豊富なものになっています。

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糊空木=サビタの花

 昨日掲載した4弁の白い花。いくつか情報をいただいて調べてみました。葉の形があると・・・という話もいただいたので、葉も写っている写真をアップします。

Ca3g0372a_2

 これからすると、ノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata )というアジサイ科アジサイ属の花ということでよさそうです。別名サビタというようです。ノリウツギははじめて聞く名前だけれど、サビタなら聞き覚えがあるぞ・・・。

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野辺の白い花

 忙しい日々を送っています。10日ほど前ですか、歩いていた道路わきを見るとなかなか雰囲気のある白い花がありました。

Ca3g0372

 実に清楚な感じがする4弁の花です。この花のこと、名前を含めてまったくわかりません。以前やはり道端に咲く5弁の白い花の写真を掲載したら、名前を教えてもらいました。この花、どなたかご存知の方いらっしゃいますか?

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人生いろいろ@すすきの

 昨日は、毎年恒例になった高校のミニクラス会へ行ってきました。札幌周辺で集まれるメンバーがすすきのの居酒屋でひと時語り合います。互いの元気を確認して、近況を語っているとあっという間に時間が過ぎます。何事もなく平穏に過ごしてきたというメンバーはほとんどいなく、まぁ皆いろいろあります。喋って聞いて、喋ったからと言って解決になるわけではありませんが、普段いえないことを気兼ねなく言えるという時間は、貴重だったりします。出席しているメンバーは、いろいろ大変であっても、くじけず前向きにがんばっています。出てこれるというのはそういうことでしょう。

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ゴム動力羽ばたき飛行機

 「大人の科学マガジンVol.31(羽ばたき飛行機セット)」を購入してありましたが、組み立てました。といっても実は息子に組み立ててもらいました。
 

Ca3g0390

 小さいころから工作好きで、こういうのは好きで得意なようです。なかなか面白く飛びます。重量重心を変えたり、尾翼の水平安定板の角度を変えることで、失速と回復を繰り返す動安定が中立であったり負である飛行から、安定飛行までいろいろと調整できるのが面白いです。

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ネットデビュー10年、ブログデビュー5年

 初めてHPを作って情報発信を始めたのが、今から10年前です。自分が発信できる情報とは何か・・・と考えて作ったのが次のサイトです。

 「つまようじブリッジコンテスト

 これは当時勤務先で1年に一度開催していたコンテストに関する情報発信でした。サイト開設から半年後くらいからいろいろな人との交流が始まりました。NHK・日テレ・フジテレビなどで全国放送もされたのも、サイトでの情報発信がきっかけでした。

 もうひとつ作ったのが、こちらのサイト。

 「かたち*あそび

 螺旋を調べるソフト「Spilal」を中心に対数螺旋を考えるサイトです。対数螺旋のつながりで、黄金比に関しても触れています。こちらは人との繋がりという意味では、ほとんどありませんでした。ただ社会的な影響という意味では、多少なりともあったのではないかと密かに思っています。「自然の中の黄金比」を語るサイトの数はほとんど見られなくなりましたし、オウムガイの殻を持って黄金比を語る数学者なるものが出てくる「教養バラエティー」番組も見られなくなりました。

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ボーイング747御巣鷹山墜落事故から26年

 今年も8月12日がやってきました。JAL123便が群馬県御巣鷹山の尾根に墜落してから26年目です。非破壊検査にかかわっていることから、この事故には関心を持ってきました。昨年は、「師匠」である寺田博之氏が「JAL123便事故 安全工学の視点から検証する 」を出版しましたが、そのきっかけに少しかかわることができました。

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キーホルダーにフォールディング・マルチツール

 自宅近くに最近開店したDIY店(ホーマック)へいってきました。用件を済まして店内を歩いていると、面白いものがあったので、ついで買いをしてしまいました。

 フォールディング(folding:折りたたみ)式のマルチツールです。

Ca3g0388  

 キーホルダーの根付が壊れてしまっていたので、ちょうどよいなぁ、と思いました。ペンチ・プラスドライバー・マイナスドライバー・ヤスリ・ナイフが、いずれもミニサイズですが組み込まれています。折りたたんだときの形が、卵形で感触が良いです。

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コントロール(制御)の本と超音波のプログラミング

 ここ数日当地の暑い日が続いています。そんな中、まとまった時間を使ってプログラミングに没頭しています。

 途中で気づいたことをブログに書いているのですが、自分だけの狭い考えを破ってくれるヒントをいただけることがあります。AGC(Automatic Gain Control)について書いた記事にいただいた「めぐめぐ」さんのコメントから、ふと思うことがありました。

 『エミュレータだと,増幅直線性の心配はなさそうですが,実機だと,アナログ的なところを考えたうえで,プログラミングするのが,楽しいところかもしれません。』

 コメントの返信にも書きましたが、実機でのAGC80は、私の記事のように一発計算で処理するコントロールではありません。直感的にはいかにもアナログ的だなぁ、という動きをしています。

 コントロールとは「制御」のこと、制御といえばKADOTAさんが最近出した「トコトンやさしい 制御の本」があったなぁ・・・・。

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 この本は購入していましたが、私が読む前に息子にとられていました。息子は、この夏インターシップで某所に出かけて、オペアンプの勉強をしてしてきたようです。レポートを書く際にとても参考になったといっていました。

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アゲハ蝶の幼虫とコントラスト

  夏休みモードです。小学生のころの夏休みは、よく釧路市の郊外(塘路が多かったなぁ)へ出かけていって昆虫採集をしていました。いろいろなものを採って、標本を作っていました。

 中でもアゲハ蝶は、繊細で美しく、完全な形のものを採るのが難しく、オニヤンマとともに夢中で追いかけたもののひとつです。

 夏になると我が家の庭で、完璧な形の初々しいアゲハチョウを見るようになりました。それもそのはず、我が家の庭の木が産卵場所になっていたのです。

 今年も幼虫が順調に育っています。この写真の中に大き目の幼虫がいるのですが、どこだかわかりますか?

Ca3g0370

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鉄道車両の非破壊検査

 日本の新幹線は開業以来乗客の死亡事故を起こしていませんが、そのことを陰で支えている非破壊検査がどのように行われているかはあまり知られていません。
 産報出版が出している「検査機器ニュース」の第1214号に、鉄道総合技術研究所の牧野一成氏による「鉄道車両における非破壊検査の適用と今後の課題」と題する解説記事が掲載されています。 

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 見開き4ページにわたる大きな記事です。鉄道の台車・車軸に焦点を当てた内容になっています。私にとってはとても勉強になり、保存版です。

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超音波による非破壊評価シンポジウム

 JSNDI事務局から、来年1月に開催される「第 19 回 超音波による非破壊評価シンポジウム講演募集」の案内が届きました。これには登壇者として出席したいなぁ、と思っています。
 13年前(1998年)の第6回シンポジュームには参加しています。そのときの顛末は、こちらの記事にしています。
 現役教員としては最後になりますし、会場が東工大の大岡山キャンパス(1度も行ったことがない)ということもありますので、ぜひ参加したいものです。
 そのためにはネタ(オット危ない!発表テーマでした)が必要です。

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AGC80(Automatic Gain Control )とプログラミング

 プログラミングをしていると、一見簡単そうなことがなかなか実現できずに苦しむことがあれば、逆に難しそうに見えることが簡単にできることもあります。
 超音波探傷では、反射波(エコー)の強さ(音圧:振動子=トランスデューサーが超音波振動を受けて発生させる電圧に起因する)は重要な情報です。Aスコープ画面では「エコー高さ」として表されます。エコー高さを比較するのにゲイン機能を使ってAスコープの表示器上で同じ高さ(%)にそろえて、そのときのゲインの値で比較するという方法をよく使います。
 手動で行うこともできますが、最近のデジタル超音波探傷器では、ターゲットとなるエコーにゲートをかけて「AGC80%」ボタンを選択すると、自動的にエコー高さを一定の値(たとえば80%)にあわせてくれるAutomatic Gain Control と呼ばれる機能を搭載したものがあります。 

Agc80

 実はこのプログラミングは簡単です。

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