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アゲハ蝶の幼虫とコントラスト

  夏休みモードです。小学生のころの夏休みは、よく釧路市の郊外(塘路が多かったなぁ)へ出かけていって昆虫採集をしていました。いろいろなものを採って、標本を作っていました。

 中でもアゲハ蝶は、繊細で美しく、完全な形のものを採るのが難しく、オニヤンマとともに夢中で追いかけたもののひとつです。

 夏になると我が家の庭で、完璧な形の初々しいアゲハチョウを見るようになりました。それもそのはず、我が家の庭の木が産卵場所になっていたのです。

 今年も幼虫が順調に育っています。この写真の中に大き目の幼虫がいるのですが、どこだかわかりますか?

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 このクローズアップした写真を見てから見直すとわかるでしょうか。

Ca3g0369

 別の場所にいた幼虫。兄弟かな?

Ca3g0371

 徹底的に周りに溶け込んでいますね。コントラストという言葉を使えば、コントラストを低くしています。目立たぬようにすることがこの時点での生き延びる術のようです。成虫になると度派手に目立ちますけれどね・・・。

 人間社会でも目立ってはいけない、目立つと叩かれ潰されるという時期と環境というのがあります。何でこんなに攻撃をされるのだろうと思っていたら、自分の思惑とは別のところで目立っていたということが時々ありました。昆虫のような術を持たない私ですが、ここまで生き残れたのは、打たれ強かったのか、はたまた食べると毒をもっていそうな雰囲気があったからでしょうか。

 非破壊試験で見つけ出す表面きずは、多くの場合周りとのコントラストが低く見つけにくくなっています。浸透探傷試験や磁粉探傷試験は、液体の毛細管現象を使うか磁気の吸引作用を使うかは異なりますが、結果としては像を拡大することとコントラストを上げることで見つけやすくしています。この写真が1年前に撮れていたら「絵とき 非破壊検査 基礎のきそ」に使っていたでしょう。アゲハの幼虫を見ながらそんなことを考えてしまう私は、やはり病気かな?

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