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旅の徒然 その2 古きを訪ねる

 視点を変えると、それまで見えていなかったものが見えてくることがあります。

 会議は、神田佐久間河岸にあるJSNDIの本部の会議室で開かれましたので、羽田から秋葉原に向かいました。JSNDIの本部が浅草橋にあったころから20年間秋葉原駅にはよく来ました。秋葉原駅周辺はこのところずいぶん変わってしまって、改札を出てから自分が行くべき方向を一瞬見失ってしまうほどです。

 NHKの「ブラタモリ」によれば、秋葉原は「過去を振り返らず、発展し続ける街」なのだそうです。その中で20年前とあまり変わらないスポットはこのあたりでしょうか(本屋のビル書泉側から秋葉原駅方面を見たところ)。 

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 木が見えるあたりはミニ公園になっていて、少し回りより低くなっています。「ブラタモリ」は『古地図を見ながら「段差」に着目して街を歩く』をコンセプトとしていますが、このあたりは江戸時代の運河の痕跡が残っているところなのだそうです。よく通るところでいろいろな人と会い話したり飲んだりしたところですが、視点を変えてみると興味深い場所に見えてきます。

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 会議が終わって、御茶ノ水の宿泊先に向かいました。御茶ノ水には私学共済が運営する「東京ガーデンパレス」がありよく泊まりました。今回はあいにく満室でしたので、湯島聖堂近くのよく見かけていたホテルをとりました。

 田舎者だからですかね、秋葉原から御茶ノ水のホテルに向かうのに何年も中央線の電車に乗っていました。電車に乗ることで、私にとっては秋葉原とお茶の水は別のスポットという認識でした。一昨年でしたか、もしかしたらと歩いてみたら意外と近いのですね。電車のホームへ行くために歩く距離も入れれば、電車に乗らないほうが歩く距離が短いのではないかと思うほどです。歩くことで、秋葉原とお茶の水はつながりを持つ連続したエリアという認識を持つことができました。

 間には神田明神があります。

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 信心という類とはおよそ無縁な生活をしていますが、それでも理性による合理的判断ではいかんともしがたい不条理はやはりあるもので、静かに祈る時間も必要なのだと思うこのごろです。

 日曜日の朝は、東工大へ向かいました。JR御茶ノ水駅へ向かうために渡る聖橋から神田川を見たところです。

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 この神田川が、江戸時代の初期に江戸城を水害から守るために人工的に掘られたものだということも「ブラタモリ」で知りました。ブルトーザーやパワーショベルがない時代にこの深さを人力で掘った工事の様子を想像すると、気が遠くなるものがあります。

 大岡山にある東工大につきました。まずは正門で写真を・・・。

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 門には、機械学会の案内看板が立っています。機械学会の大会には期間中1万人もの人が集まるのだそうです。すごいなぁ・・・。正門のすぐ右、百周年記念館が最初に行った所です。建物のデザインは、奇をてらった感じで私は好きではありません。

 その中で開かれたKADOTAさんらが企画した「機械遺産のパネル展示」を手伝いました。

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 歴史的な価値がありながら各地に埋もれている機械遺産を掘り起こして、光を当てていこうという試みです。エンジンから手回し計算機まで、50点が展示されています。こういうのは見る目がある人が価値を見出さないと、あっという間にスクラップになってしまい永遠に消えてしまいそうなものです。パネルをつるしただけですけれど、この企画をお手伝いをできたのは、良かったです。KADOTAさんとは、これに加えて機械遺産に指定すべき候補についての話もしました。私の知っている範囲を見渡してみても、いくつか候補はありそうです。

 軽労働でしたが、エアコンが効いていなかったこともありひと汗かきました。一休みしたあと、KADOTAさんに東工大大岡山キャンパスを案内してもらいました。

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