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東工大散策と航空機の新素材グレア

 9月11日(くしくも9.11テロの10周年でしたが)、機械遺産展示の作業が終わったところで、KADOTAさんに案内をしてもらって、大岡山キャンパス内を散策しました。

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 東工大を象徴する建物である「本館」です。手前の木は桜で、満開のころには花見の名所とのことです。この写真の視線は少し上からであることがわかるでしょうか。ちょっとした小高い丘があって、展望台のようになっています。桜の木の周りには花見用のベンチも設置されていて、大学関係者のサービス精神が垣間見れます。国立大学の中にも、気の利く人がいるのだなぁ・・・と感心しました。本館写真の右横に少し写っているのが図書館です。

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 この図書館は最近建てられたものだそうです。こういうシンプルなデザインは好みです。ここには私の本のうち現在のところ3冊(超音波・破壊工学・航空工学)が収蔵されています。なんとも誇らしいような面映いような・・・・複雑な心境です。

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 本館前の桜の木は、年代を感じさせる大きな木です。

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 レトロな雰囲気の本館の中に入ってみます。

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中庭(?)です。

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 私の若いころの大学といえば、こんな感じでしたね。

 もちろんキャンパス内には新しい建物もあります。キャンパスを歩きながら、それぞれの分野の事情、研究室の人気度など外部の人間にはうかがい知ることのできない話を教えてもらいました。

 散策しながら向かったのは、機械系が集まっている石川台地区です。水谷義弘先生が、せっかく来ているのなら研究室にいらっしゃいと誘ってくれていたのです。水谷先生とは、「非破壊検査入門 DVD」の編集委員会で同席して以来、親しくさせてもらっています。ほぼ同時期に「非破壊検査」の概説書をそれぞれ別の出版社から刊行するというめぐり合わせになっています。

 KADOTAさんによると、水谷先生が所属する「第4類 機械宇宙学科」は機械系の中で1番人気の学科なのだそうです。

 機械学会の当番校の実行委員として忙しい中、40分間にわたって研究室を案内していただきました。ここには書けないことも含めて、いろいろな話を聞くことができました。

 その中でひとつだけ。総2階建ての巨大な航空機であるA380に使われているグレア(GLARE)と呼ばれる航空機用の新素材を見せてもらいました。これは、水谷先生が昨年まで留学していたオランダのデルフト工科大学(テオヤンセンの出身大学ですが)の研究室が開発した材料で、アルミとグラスファイバーの複合材です。

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 写真を撮らせてもらいましたが、実は実物を見ても触ってみてもグレアであるといわれなければわかりません。感触はアルミですが、持った感じでもアルミよりは明らかに軽いことはわかります。話の中で、このグレアの問題点についても教えていただきました。直接聞かなければなかなかわからないことです。

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