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「超音波探傷入門」改訂へ

 夜が明けたら、飛行機に乗って上京します。「超音波探傷入門」の改訂編集委員会に出席してきます。

 JSNDIの試験と講習会で使う超音波探傷器がデジタル化されて、この取り扱いを習得するためのソフトウエアを作っていまして、これを中心にして、「超音波探傷入門」を改訂することになりました。実は私のプログラミングが終わるのを待っていてもらっていました。いよいよ動き出します。最後の調整と、会議資料を作るのに没頭していまして、現在目がしょぼしょぼです。

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 現在発行されている版は2000年4月の発行で、すでに7回ほどの増刷を重ねています。超音波探傷の一線で活躍している技術者から「私も最初あれで勉強しました」と声をかけられることが増えてきました。

 デジタル超音波探傷器が導入されるころ、こんな提案とも要望ともつかないこと を言っていましたが、主張してみるものですね。

 去年のはじめに取り掛かって、1年半強の時間がかかりました。当初は半年もあればできるだろうと思っていました。ところがやってみると思いのほか難航して、昨年の秋には前作を含めてそれまでに作ってきたものをすべて投げ捨てて、一から構築をする決意を固めて、ようやく突破口が開けました。

 多分これが世の中に出てユーザーが使う時には、どこがそんなに苦労をしたのかわからないと思うほどあっさりしたものに見えるはずです。本でも音楽でも絵でも、およそ作品として人前に出たときに作者の苦労が前面に出ているものはやはりヘボイと思うのです。それでもここはブログなので、備忘録として書いておきます。

 17年間超音波探傷に教育に携わってきて、デジタル時代に突入する時期に遭遇していろいろと考えてきたことの一部はソフトと本に反映させたいと考えています。JSNDIの刊行物になりますから、すべてわたしの考えということにはなりませんが、10数年前とは違って気心の知れた超音波仲間もおり、私の話も聞いてもらえる環境で議論ができるものと思います。

 還暦の歳に「非破壊検査 基礎のきそ」を刊行でき、さらにこれからの超音波探傷技術教育にかかわる仕事ができるのは、やはり幸運というか恵まれているといえるのでしょう。老骨に鞭打ってがんばりましょう。

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