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本日2011高専ロボコン北海道地区大会

 今朝苫小牧市はさわやかな秋晴れです。

 高専ロボコン北海道地区大会が、本日午後苫小牧高専体育館で開かれます。朝息子を学校まで送ってきました。キャンパス内には大型バスが3台留まっていました。釧路・函館・旭川のチームを乗せてきたバスでしょう。今日は苫小牧マラソンと日程が重なって、日曜日であるにもかかわらず高専に向かう道は混むことが予想されています。

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 今年からNHKは、各地区大会のライブ映像をストリーミング配信しています(こちら)。実際に会場で見ているような、少しだれたところも見れて、マニア的にはオススメです。編集されて番組として放映されるのも面白いですが、やはりいいとこ撮りになります。「若い高専生のアイデアはすごい」という感想が出るように番組は編成されています。

 実際は、動くはずの機構が動かなかったり、強度不足で壊れたり、プロブラミング上のバグが原因でうんともすんともいわなかったり、果ては電池の交換ミスで止まってしまったり・・・・傍から見ていると「そんなことも事前にチェックしていなかったのか」と突っ込みを入れたくなるような事象が起きて、そのために費やされる緊張感のない時間が流れたり・・・そんなことがあります。マニア的にはこのあたりが面白いですね。トラブルが生じ、それに対応する若者の表情、ついにリカバリーできずに無残に敗北したときの態度・・・・本当に何かが生まれているのはこの瞬間だと思うのです。

 普通教育で技術はほとんど教えられない(年々縮小されている中学の技術だけ)。理科教育があるじゃないかという人もいるけれど、理科の延長の理学と技術の延長の工学とは違うのだといっても、なかなか分かってもらえません。

 学校で行う理科の実験は、教科書に書いてあることが本当に起きることの確認だけ。未知なるものを構想して、作り上げるプロセスとは程遠いものがあるのです。

 「やってみなけらば分からない」・・・教科書や本に書いてあったり人に聞いたりして、こうなるはずだと思ってやっていても「想定外のこと」が起きて実現できない、そこであきらめずに問題の解決に立ち向かう・・・工学には必須のプロセスだと思います。今の学校教育の中では、このあたりを学ぶ機会が本当に少ないように思います。

 10月が大会ならば、少なくとも夏休みまでにはプロトタイプはできていなければならない・・・息子には何度となく言ってきました。でもそうとは行かないのがチームプレイであり、実際なんですよね。

 息子は選手でもピットクルーでもなく、フィールドのモップかけ要員として会場にいるそうです。そうした雑用を嫌がる様子もなく「会場に入れてラッキー、むしろ冷静にいろいろなものが見れるかもしれない」と言って車を降りていったのを見て、頼もしくなった・・・なんて感想を持っているのは、やはり親ばかですね。

 我が家の庭にはミニバラが咲いています。このバラは、春からずっと咲いています。もうそろそろ霜が降りようかというこの時期に、まだ蕾をつけてこれからも咲く気満々です。

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P.S. NHKロボコンのTwitterで北海道地区大会の対戦表が発表になりました。

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コメント

結果は、釧路Aチームが優勝しました。
テオヤンセン機構を使った2速歩行、リニアモーターを使った射出機構で挑戦した苫小牧高専チームが惨敗し、メカ的には総合的に優れていそうな旭川を押さえて優勝したのは釧路高専Aチームでした。

釧路の射出機構はゴム動力のカタパルトでした。これが見事にタッチダウンを決めた。ユニークなのはロックの解除。留めてあるゴムをカッターで切るというシンプルさです。苫小牧のとてつもない複雑さに比較して、Simple is Bestの原則が鮮明になった試合だったという印象を受けました。

投稿: SUBAL | 2011年10月 9日 (日) 22時26分

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